2017年12月10日

12/16公開『Mr. Long/ミスター・ロン』 東京国際映画祭でのチャン・チェン&SABU監督トークイベント

『Mr. Long/ミスター・ロン』が、12月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開されるのにあわせ、第30回東京国際映画祭の折に行われたトークイベントの模様をお届けします。(映画祭の会期中、力尽きて報告できないまま、今に至る・・・です!)
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特別招待作品として上映された10月27日、上映を前に六本木ヒルズアリーナの舞台に主演のチャン・チェンとSABU監督の登壇するイベントが開かれました。
誰でも入場できるアリーナの舞台前には、大勢のファンが駆けつけました。

アリーナの大きなスクリーンに映し出される予告映像。
台湾の腕利きの殺し屋ロンが、ワケあって日本の地方の町で台湾牛肉麺の屋台を開くという物語。
司会の伊藤さとりさんから、「劇中で呼ばれている“ロンちゃん”で呼び込みしてくださいね」との合図で、皆で「ロンちゃ〜ん!」と叫びます。
牛肉麺の屋台を引いて出てきたのは、ロンちゃんならぬ、三ちゃんの愛称で親しまれている三中元克。
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「太りすぎで、どうみても、ロンちゃんじゃないですよね」と伊藤さん。
めちゃくちゃ面白い映画なので、応援隊長を買って出たという三ちゃん。

今度こそ、ほんとにチャン・チェンを呼び込みます。SABU 監督と登壇するチャン・チェン。
「東京国際映画祭に来られて嬉しいです。この後の上映をぜひ楽しんでください」と挨拶。
SABU 監督は「大家好!」と中国語で挨拶。
続けて、「学生服みたいで、中2のよう!」とチャン・チェンをからかう監督。
「代わりに出てきて申し訳ありませんでした。カッコ良さが全然違う! ごめんなさい!」とひたすら謝る三ちゃん。そんな三ちゃんに、「可愛いですよ」と声をかけるチャン・チェンでした。
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左から三中元克、チャン・チェン、SABU監督

さて、ここから真面目に映画の話に。
MC:SABU 監督というと人気の監督。チャン・チェンさんとの出会いは?

監督:2005年のモントリオール国際映画祭で初めて出会いました。2年前(2015年)に、『天の茶助』の台湾公開のキャンペーンで台湾に行ったら、打ち上げに来てくれて、映画を撮ろうということになりました。

チャン・チェン:ずっとSABU監督のファンで、作品はすべて観てます。もっと監督のことを知りたいと思って話しかけました。思ったより寡黙な人でした。なので、撮り終っても、まだ聞きたいと思って聞けてないことがあるんです。

MC:何を聞きたいのでしょう?

チャン・チェン:監督のインスピレーションの強さに興味を持ってます。

監督:僕は寡黙なので・・・(と、笑う監督) 思い浮かんだことが降ってくる事も多いんです。特に、明大前から笹塚に向かう時によく降って来ました。

三中:牛肉麺、食べてみたいです。

チャン・チェン:今度!
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監督:ほんとにかっこいいんですよ。クールな殺し屋が似合うかなと。それが、人を喜ばせる道具になると面白いかなと。日本で形が変わっていって、文化の違いも描いてます。なにより泣けるんです。そこを言ってもらいたい。

三中:チャン・チェンさんは、ほんとにふだん料理するんですか?

チャン・チェン: たまに (と、日本語で)

三中:得意料理は?

チャン・チェン:牛肉麺

監督:この間、トン汁と言ってましたけど!

MC:昨年の9月から撮影スタートされました。六本木でも撮影されたとか。日本での撮影の思い出は?
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チャン・チェン:(笑って)東京の町はとても好き。プライベートでもよく来て散歩してます。初めて国際映画祭に参加したのも東京でした。15 歳のときで、『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991 年)で参加しました。

MC: 台湾でも撮影されてますが、どんなところが違いますか?

監督:違うというより、昔の日本のようなところもあって、スタッフとも親交が深まりました。

MC:裏話は?

監督:男前でスタッフが皆惚れてまして、撮り甲斐のある絵になる方。

MC:日本のスタッフと仕事していかがでしたか?

チャン・チェン:日本のスタッフの仕事はとてもよかったです。日本での撮影は初めてじゃなかったのですが、仕事を分担されていて、すんなりと撮影に入れました。日本のクルーはとてもプロフェッショナル。スタッフの努力で完成されるもの。スタッフに皆さんに感謝したいです。

MC:監督からご覧になって、子役の男の子バイ・ルンイン君との関係はいかがでしたか?

監督:あまり覚えてないんですけど・・・ いい感じでしたよ。

チャン・チェン:バイ・ルンインの日本語は僕より上手でした。とてもすごい子だなと。感情豊かな子です。眠いと怒る以外は、とてもよかったです。

監督:普通、俳優は子どもの頭をなでたりするけど、1回、突き飛ばして泣かしてました。それくらい本気!

三中:陶芸をしていましたが・・・

チャン・チェン:台湾で子どもの頃やってました。

三中:映画に出たことないので次回出させてもらえますか?

チャン・チェン:この映画がヒットして、Part2が出来たら!

監督:はい、大丈夫ですよ!

MC:最後にひとことお願いします!

チャン:チェン:僕の宝物。とにかく名作です。

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このトークを聞いただけでは、どんな映画かあまりよくわからなかったのですが、その後、観てみたら、確かにクールな殺し屋がとてもよく似合うチャン・チェン。ワケあって日本の地方の町で、身を潜めるようになってからは、言葉が通じないから、自然、寡黙になるのですが、なんとも可笑しい雰囲気をかもしだしています。

作品の内容はこちらで



posted by sakiko at 20:51| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

『ウイスキーと2人の花嫁』ギリーズ・マッキノン監督にインタビュー

5日(火)映画宣伝のためロンドンから前日到着したばかりのマッキノン監督にお会いしました。
久しぶりに自分より年上の方の取材ですw
スコットランド出身のベテランの監督さんはとても気さくで楽しい方でした。
映画は来年2月17日から全国ロードショーです。
まだ早いので、のんびりまとめようっと…いやいやすぐに時間は経ってしまう>自分
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「しゃがんだ方がいい?」とお茶目なマッキノン監督


第2次大戦中のスコットランドの島。食料品の配給を待ちかねる人たちが登場しますが、敗色濃かった日本とはずいぶん違う雰囲気です。ウイスキーの配給がストップして島民たちはおおいに落胆します。そんな折、濃霧のため島の近くで1隻の貨物船が座礁します。乗組員を助けたところ、なんと積み荷はアメリカに輸出するウイスキー!
嬉しいにつけ、悲しいにつけウイスキーと共に生きる人たちの喜ぶまいことか!!
この座礁事件は史実で、小説にもなり1949年には映画化もされています。そのリメイク版。ウイスキーをめぐっての島の住人たちのやり取りと、郵便局長の二人の娘の結婚話とが絡み合って楽しくほっこりするストーリーになっています。
殺伐とした作品、暴力的な作品が続くとさすがにぐったりするので、こういう作品が観られるとほっとします。来年になってからの記事掲載になります。
http://www.synca.jp/whisky/ (まだトップページのみ)
posted by shiraishi at 19:44| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

巣鴨駅から歩いて95秒の古民家ギャラリーへ (千)

先日、巣鴨にopenしたギャラリー「アルエナイ」へ行ってきました。駅近と聞いてたけど、なかなか分かりづらく、、路地を入った所に築100年近い古民家の、まず1階はタコ焼き屋さんで…たこ焼きとお酒をいただきつつ2階が展示スペースになってました。こんな空間が豊島区内にあるんですね、びっくり面白かったです!!

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たこ焼き をごちゃん公式:http://ogojun.com/

2階展示スペース内に何故か出張万年筆屋さんが…千石にある、こちらも創業100年近い「川窪万年筆店」のオーナーさんでした。川窪さんは映画やテレビなどで使われる小道具として万年筆を提供しているかたで映画も大好きなんだそうです。と、お聞きして早速、フリーペーパーを置かせていただきました。有難うございました!! 川窪さんの万年筆、とても素敵です。欲しいなあと思いつつも、ぜんぜん手書きなんてしなくなってしまった昨今なので…万年筆でお手紙を書く、とゆう色んな意味で余裕も欲しいです…。今度は千石にある工房にも伺ってみたいと思いました。美味しいコーヒーまでいただきました ご馳走様でした☆ (千)

◆ 川窪万年筆公式:http://kawakubofp.com/

posted by chie at 00:00| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

大好きな映画館シネマ・チュプキ・タバタへ☆ (千)

先日、仕事帰りにJR田端駅で途中下車して久しぶりにチュプキさんで映画を観て来ました。 チュプキさん公式:http://chupki.jpn.org/
アメリカのエイズ患者さん達のドキュメンタリー『トークバック 沈黙を破る女たち』 シネジャ本誌90号でも紹介しています
http://www.cinemajournal.net/bn/90/contents.html

映画館入口にある看板に「上映後トークセッションあり」と書いてあったので支配人に「今日、監督さんいらっしゃるんですか?」とお尋ねしたところ「皆さん、勘違いされるんですが・苦笑 お客さんどうしでトークセッシュンしてもらうんです」とのこと。おお、そうゆうことだったとは、、 映画を観終わってから その意味が理解できましたが。 で、観終わったあと お一人帰られたけど、あとのお客様は全員在席され 支配人「じゃあ自由に話し合ってくださいって言っても、なかなか誰も口火をきるのは難しいので・笑 とりあえず私が進行します」 と、支配人の心配りでトークセッションが始まりました。皆さんのご意見を聞いて みんな、それぞれに受け取り方が色々なんだなあと私は面白かったです。私の番になり「日本でも、こうゆう活動をされている団体とかって あるんでしょうか?」と質問したところ、やはりまだ無いらしい… 別のお客様が「北海道の"べてるの家"でやってる当事者研究に似ていると思いました」って教えてくださり、ああ、そうだ、たしかに似ている… それより「ピア・カウンセリングに近い」とも思いました。日本では、まだ余り知られていませんが アメリカで始まった自立生活運動のひとつです 参照:http://www.j-il.jp/about/pc.html 
そんなこんなでトークセッションは盛り上がり、夜もふけて ダッシュで帰宅しました…、

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作品公式:http://www.talkbackoutloud.com/

そして今更なんですが、いつもいつも渡し忘れていたチュプキさんを紹介掲載したシネジャ本誌98号を支配人に謝罪しつつ進呈
http://www.cinemajournal.net/bn/98/contents.html
しつつフリーペーパーも置かせていただきました。有難うございます!! 今度は何を観に行こうかなあ チュプキさん大好きです☆ (千)

posted by chie at 00:00| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

第18回東京フィルメックス受賞作発表(暁)

11/25(土)に授賞式が行われ、各賞が発表されました。
今年は特例として2作品に最優秀作品賞が贈られ、審査員特別賞はありませんでした。
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受賞者と審査員

【最優秀作品賞】 
『殺人者マルリナ』 Marlina the Murderer in Four Acts
(モーリー・スリヤ/インドネシア、フランス、マレーシア、タイ/2017年/95分)

『見えるもの、見えざるもの』 The Seen and Unseen
(カミラ・アンディニ/インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール/2017年/86分)

■観客賞
『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』  
Sennan Asbestos Disaster
(原一男/日本/2017/215分)

■学生審査員賞
『泳ぎすぎた夜』 The Night I Swam
(ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平/日本、フランス/2017年/79分)

■タレンツ・トーキョー・アワード2017
『I wish I could HIBERNATE』 
(ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ/モンゴル)

■スペシャル・メンション
『Doi Boy』 (スパッチャ・ティプセナ/タイ)

詳細と写真は、特別記事にて報告します。
posted by akemi at 15:40| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする