今日は名古屋から上京の移動日。
途中、沼津のジョイランドシネマでかねてから観たいと思っていた食のドキュメンタリー『モンサントの不自然な食べもの』を「一人貸し切り」状態で贅沢させて貰った。
『モンサントの不自然な食べもの』マリー=モニク・ロバン監督/フランス、カナダ、ドイツ/108分
フランスの女性ジャーナリスト・マリー=モニク・ロバンさんはアメリカを本拠地とする巨大なアグロバイオ企業「モンサント」を相手にインターネットで、この企業のクリーンなイメージに隠された不思議な出来事や事件を調べ上げ、 現地に行き被害にあった農民や健康被害に苦しんでいる人にインタビューしている。
三年前の「アースビジョン地球環境映像祭」で上映された中国ドキュメンタリー『おじいさんの古代米−雲南の小さな村から−/シネマジャーナル79号に掲載』を思い出した。
中国も「品種改良された交配米と農薬」セットで無料配布。 それは一代限りのため、種籾を毎年買わなくてはならないものだった。経済的な打撃とその農薬が原因で田が荒れるというのタブルピンチに陥ってしまったいきさつは同じだった。
映画の大きな魅力の一つ「自分の無知を知る/勉強になる」ドキュメンタリーだった。