2013年03月08日

3月5日火曜「ミッキーの映画日記」『モンスター』『チャイルドコール 呼声』


カチンコ『モンスター』大丸明子監督/114分/4月27日公開

 ここは海辺の町。レストランのオーナーの鈴原美帆は絶世の美女ぴかぴか(新しい)と噂され、
店は彼女をひと目みたいというお客で大繁盛している。
店の2階は美帆の私室兼事務所で、常にモニター画面で客を見ている。
ある日、一人の客に美帆は目をとめる。

 映画館にあるチラシやポスターには美しい顔とまるで無残な顔が1対のようになっている。
この相対する2人が同じ女性とは思いもしないだろう・・・ストーリーを読むまでは。

こんなに醜いなら、私なら親として整形させるが、
幼い時は整形も無理だから、やっぱりひどい苛めにあうだろう。
ここでは、親までがこの子を苛めているので、おばぁには堪えた。

孤立無援で美しい顔になる道のりが丁寧に描かれていた。
大杉漣さんが誠実な整形外科医を演じていて、整形の順番もお金のことも丁寧に説明していた。
徐々に和子の顔はマシになっていくが、そこをすっ飛ばさないで映している。

美しい顔を得て、幸せがくるかどうかは観てのお楽しみ。
監督さんはじめ、脚本、撮影、特殊メイクさんたち全部女性!

※主演の高岡早紀さんるんるん歌うまい!(歌手だったのでしょうか)大人の色香が漂っているようなお声だった。

カチンコ『チャイルドコール 呼声』ポール・シュレットアウネ監督/ノルウェー、ドイツ、スウェーデン/96分/3月30日公開

 ノルウェーのオスロ。夫の暴力から逃れるために、アナと8歳の息子アンデシュは保護プログラムのもとで公営アパートに移り住んだ。だがアナの不安は消えず、転校先の学校にもついて行き、帰りまでに待つ間、電気店で「チャイルドコール」という監視用の機器を買う。そのとき親切にしてくれた中年の店員・ヘルゲと知り合う。

筋道をちゃんと把握できないと承知できない方にはちょいとオススメできないかもしれない。
映像どおりにも取れない、これはこうだ!と言い切れない茫洋とした展開に途中で気づく。
最後には今までのは何だったのか?と思う。
そこんところが「何?この作品!同情して損したわぁ」とけなしちゃうのか
「彼女はその痛々しい過去に正面から向き合えない気持ちがよくわかる」という二通りの感想が聞けると思う。

後味もあまりよくないし、あとひき度も高い。
いい意味でも悪い意味でも「観たこと」を忘れちゃうような作品ではない。
3日たった今でも、この作品をひき摺っている。

ノオミ・ラパスと店員男クリストファー・ヨーネルが見つめ合う眼差しがとても温かいのが救い。

※私たちが日常生活の中で「これは本当の出来事です」と正確に思い出すことができるだろうか。
「こうあってほしい」や、「こうあってほしくない」が頭をもたげて来て、
現実と妄想の中間を行ったり来たりすることはないとは言い切れない。
posted by mikiko at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『セデック・バレ』主演ダーチンさんは笑顔が素敵なタイヤル族の青年 (咲)

1895年から50年間続いた台湾の日本統治時代。1930年、原住民族・セデック族による抗日暴動「霧社事件」を描いた映画『セデック・バレ』が、4月20日より公開されることになり、魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督と主役のモナ・ルダオの青年時代を演じた大慶(ダーチン)さんが来日しました。5日の記者会見は、インフルエンザで外出禁止を言い渡されていたので断念しましたが、6日、暁さんに同行してダーチンさんにお会いしてきました。
タイヤル族のダーチンさんは、エキゾチックな顔立ちの素敵な方。小さい時から映画が好きだったというダーチンさん。まさか自分が映画に出ることになるとは思わず、本作主役に抜擢された時には、ロトにも当ったことがないのに、まさに夢のような気持ちで言葉が出なかったと微笑みます。本作出演をきっかけに芸能界入り。映画や演劇、さらに今は、大陸でテレビドラマに出演中。いろいろな分野で活躍したいと抱負を語るダーチンさんですが、はにかむ姿がとても純粋でした。
ダーチンさんインタビューは、監督インタビューや記者会見の模様と共に、後日Web版特別記事や次号88号でご報告します。
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『セデック・バレ』
4月20日より渋谷ユーロスペース、吉祥寺バウスシアターほか全国順次公開
提供:マクザム/太秦
配給:太秦
公式サイト:http://www.u-picc.com/seediqbale/
posted by sakiko at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月4日月曜「ミッキーの映画日記」『ベルトルッチの分身』『フリア よみがえり少女』


3月4日(月曜) 今日から3日間・東京映画三昧デー!
まずは第1日目は試写2本

カチンコ『ベルトルッチの分身』ベルナルド・ベルトルッチ監督/イタリア/97分/3月9日公開
ローマで教鞭を執っているジャコブは、教授の娘・クレアに恋をしている。そんなジャコブの前に、ある日自分とそっくりな分身が現れる。
・まだら寝をしてしまった。1、2分寝たと思ったら5分ほど観てという連続だった。
私の前の席の方も寝てみえたから、なんだかホッとした。
芸術的な作風とは予想していたが、実験映画とも感じた作品で、こんな一人二役はすごく難しいと思う。

ところどころとても面白いシーンもあり、そんな時には何故か目が覚めていた。
よほどしっかり寝た日に観ないといけない作品。もう一度しっかり喫茶店を飲んで挑戦したい。

カチンコ『フリア よみがえり少女』アントニオ・チャバリアス監督/スペイン/96分/4月13日公開

小学校の先生夫婦・ダニエルと妻ラウラはなかなか子どもに恵まれなかった。
そんな時、ダニエルに幼い時に縁があった男性の訪問を受ける。彼はが自分の娘に会え」と執拗に言う。
ダニエルは不安を感じ拒否をしたが、その直後、その男は自殺する。

・なんだかわけありの設定。
遊び半分から起こった過去の事故が原因だ。
彼ら2人の関係は、その昔、それぞれの父母が恋愛したため、兄弟になりかけたという微妙な設定。

ま、サスペンス好きには見逃せない作品だから、ここまでにしておくが
スペインのホラー、サスペンスはあまりハズレがない。
フリア役(マヒカ・ペレス)が(怖)可愛い!

posted by mikiko at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

昨日は (千)

栃木県野木町で開催されたヴィーナスフェスタ vol.3 へ
たくさんの方々にお越しいただき心より有難うございました!!!
内心、どうなるのかとヒヤヒヤしてましたが・苦笑 無事に商品も
売れて荷を軽くして帰ってくることができました☆
明日からはまた通常どおり営業しております。
お花見セール開催中 晴れ シネジャも絶賛販売中です ぴかぴか(新しい)
フェアトレードと発酵食品の店 みーむ

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posted by chie at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

87号発送終えたら、インフルエンザ (咲)

シネマジャーナル87号が25日に出来上がりました。
26日、白さん宅で、暁さんと3人で定期購読の方や公共機関などへの発送作業。帰途、白山神社の梅を眺めたかったのですが、私は25冊、暁さんは30冊を抱えていて、階段が上がれない・・・ 残念!
それでも重い荷物を抱えたまま、『異国に生きる 日本の中のビルマ人』の最終試写へ。1991年、ビルマ(現ミャンマー)軍事政権の弾圧から逃れ、政治難民として来日した民主化運動活動家の青年チョウチョウソー(チョウ)さんを14年にわたって追ったドキュメンタリー。「自分のためにだけ生きるのはつまらない」と語るチョウさん。家族愛、人間愛に満ちた彼の姿に敬服。会場に土井敏邦監督がいらしていて、「ただただ彼の人柄に支えられた映画」と謙遜されます。「先日、東大のパレスチナ研究会での土井監督のコメントを頼もしくお聞きしました」とお伝えしたら、「いや〜厳しいことを言いまして」と優しく笑っていらっしゃいました。
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やっと87号の編集からも解放されて、さぁ映画を観るぞ!と楽しみにしていたのですが、発送を終えた翌日、寒気がして寝込んでしまいました。父に医者に行けと言われるも、坂を下りて駅近くの医者まで行くくらいならベッドにへばりついていたい・・・ ちょうど妹が前日内科に行って風邪薬を処方されていたので、お裾分けして貰ったのですが、金曜日になって熱は下がったものの食欲は戻らないし、節々は痛い。重い腰をあげてお医者さんへ。なぁんとうっすらインフルエンザの菌が出たとのことで、5日まで外出禁止を言い渡されてしまいました。タミフルを処方され、2回服用したら、みるみる回復。飲み続けていますが、興奮状態にもならずにいます。
いくつかの映画が観られなくなってしまったし、『セデック・バレ』の記者会見にも行けなくなってしまったけれど、菌をまき散らすわけにいかないですから我慢我慢。

さて、私が寝込んでいる間に、87号を受け取った方から、続々お礼のメールが。楽しんでお読みいただければ何よりです。
posted by sakiko at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする