2013年04月08日

4月5日「ミッキーの映画日記」歩いて7分 大須Theater cafeで辻野正樹監督『ロスト・マイホーム』


カチンコ『ロスト・マイホーム』
さえない大学生たちが暮らす賄いつきの下宿「菊地荘」の家主・はるみさん(金谷真由美/短編『ボトルシップ』の監督さんだexclamation/この方の困惑ぶりは見事)は、空き部屋に東北の地震で家を失った山岡家の3人を住まわせることにした。

 約50分の小品だがインパクトパンチは十分あった。
地震被害者が「人の親切」を逆手にとってどんどん増長していくドタバタ家庭劇だが、昨今、気持ち的にはどこかで起きてそうな現実を見せてくれた。

 家主・はるみさんの「ここを自分の家だと思って暮らしてください」の最初の言葉を、わざとまともに受けた山岡家は一生住みつくんだろうか・・・。
日本では社交辞令の言葉をよく口にする。「今度、一杯やりましょう」から「いつでも遊びに来て」とか新居や転居通知に「お近くに起こしの節はお立ちよりください」を一度真に受けてみようかな。わーい(嬉しい顔)
※小太り就活兄さんの身体の動きや声に魅力があった。

posted by mikiko at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする