
16歳の高校生・美子は同じクラスの昇と愛し合い、体の関係を結ぶが妊娠してしまう。
昇は中絶費用を捻出するためにアルバイトをするが、美子は中絶しか頭に無い昇に「本当に愛しているのか」と詰め寄る。
名古屋・今池のキノシタホールでこの2作品が同時上映されていた。
いまから40年以上も前に、この大胆な役に挑んだ女子高校生・関根恵子が『カミハテ商店』の高橋恵子演じる千代そのもののように感じた。
以前に『カミハテ商店』は観ていたが、そのまま続きでもう一度観たくなった。
姿かたち、心持ちが「純のまま良い年輪」を重ねている女優さんだ。
最初に観た感想とはまったく違う

年に何度行かない映画館だがこんな企画をしているなんて、名古屋は、センチュリーもキノシタホールもなかなかやるわい!と

※昇の友人に篠田三郎が出ていた。真面目一方のイメージしかなかったが、育ちの良い不良高校生を好演していた。