GWは5月3日〜6日の4日間イタリアに行ってきました!(


観た順で感想などをザザッと(シネマジャーナル88号にはドドッと)書き込みますが、なにせ意識なしで、知らん間に数分(たぶん)

5月3日金曜

ジェノヴァで機械部品工場を営むアルベルト(ヴィニーチョ・マルキョーニ)は、金銭的な行き詰まりを立て直すために、やむなく違法物を運ぶ仕事を引き受けた。
その目的地に行こうとした直前に突然謎の男たちが自宅に侵入される。男たちは妻子を別室に監禁し、目的の品物を受け取ったら、こちらに渡せという。否応なしで条件をのむアルベルトだが、彼のゆくてには思いがけない災難が待ち受けていた。
最初の3分ほどでアルベルトの家庭の裕福さがわかる。家もかなりの豪邸だ。妻はアルベルトを信じ切っていて、庭に植えたい花のことを彼に相談している。
そんな妻に、自分が忌まわしい儲け話に乗るほど切羽詰まっている状況など相談もできない。そんな気持ちを抱えて出かける寸前に押し入られるのだ。
ひりひりと伝わる後悔の念、予測できないアルベルトの行く末、どんどん落ち込んで行く展開に叫び声をあげてしまう。お金が人生を救うことはたくさんあるが、そのお金が元でもっと大きな不幸が転がり込む。
そんな


芸能界で活躍するのを夢見ている若くて

だが出かけた矢先に、政治家の都合で時間が延びてしまい、空いた時間を迎えに来ていた運転手マルコ(フィリッポ・シッキターノ/『ブルーノのしあわせガイド』の男の子)と一緒にローマをあちこち歩き回るのだった。
ストーリーを読むと「ローマのつかの間の休日」かと期待したが、この二人は王女さまでも新聞記者でもない。運転手の若い男は今日、初めて正式にハイヤー

一方、彼女は政治家に会うといっても芸能界によくある「魚心あれば水心…」的な約束の時間だ。彼女はそのことは承知だが、

二人がローマの名所旧跡を巡ってくれたお陰で目の保養もできたが、ローマの若者の


40歳になるジュリオ(ヴァレリオ・マスタンドレア)は妻エレナ(バルボア・ボブローヴァ)と二人の子どもと暮らしていた。傍目には幸せそうに見えたが、ジュリオは職場で不倫をしていたことが妻にばれてしまい、居心地悪い彼は家を出ることにした。だが、おいそれと仮住まいは見つからない。
あ〜、今日の三本は身につまされる

別居して、一人であくせく働くお父さんに同情してしまう。奥さんは旦那の月収はわかっているはず。それで別居だから余分にお金もかかるのは目に見えている。浮気したのはジュリオは悪いに決まってるが、あまりにもネチネチ、そのことを言い募る奥さんの顔が

最終的には奥さんは「許す」のだが、「おそ〜い!」と言いたい!もう父親は精神的に壊れているように感じたからだ。
でも、二人の可愛い子どもが、車で生活したり、安ホテルを追い出されたりしているのを知って、ジュリオお父さんを本当に心配していたから、きっとまた平穏な暮らしに戻れると自分に言い聞かせて、イタリア映画祭の一日目は終わった。