2013年05月16日

余命宣告受けたら銀行強盗をしたい! 『フェニックス〜約束の歌〜』記者会見でお茶目なイ・ホンギ (咲)

15日、『フェニックス〜約束の歌〜』で映画初出演した韓国のロックバンドFTISLANDのイ・ホンギの記者会見に行って来ました。イ・ホンギ演じるトップアイドルが暴力事件を起こし、社会奉仕活動に行かされたホスピスで末期癌の患者たちとバンドを組んでコンサートを開き、経営難のホスピスを救おうという物語。(なんだかこのパターン 最近多い?)
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「余命宣言されたら何をしたいですか?」と質問してみました。
絶対これをやろうと思ってたこと・・・ 世界一周の次に出てきたのが、銀行強盗! 絶対できそうにないことだけど、やってみればやれるかもと。その他、買いたいもの、食べたいものを全部こなすこと、いろんな女性にも会いたいと、欲張りでお茶目なイ・ホンギでした。
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記者会見の模様は、次号シネマジャーナル88号と、Web版特別記事でお届けします。

『フェニックス〜約束の歌〜』は、余生と向き合うことをしっかり考えさせてくれるとともに、心温まる物語。
★6月7日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開


夜、早稲田大学・大隈講堂でオスマン軍楽隊(メフテル)の公演。
勇壮な中に哀愁の漂う軍楽の数々を楽しみました。これまでに来日のたびに追っかけていましたが、今回は濱崎友絵先生の解説付きで、軍楽隊の歴史や衣装の意味なども知ることができました。
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最後に早稲田大学応援部吹奏楽団の学生さんたちが一緒に2曲演奏。そのうちの1曲「ジェッディン・デデン」は、テレビドラマ「阿修羅のごとく」(向田邦子さん脚本、和田勉さん監督:1979年放送 パート2は1980年)のテーマ曲として、一躍日本で有名になった曲。西洋音楽とは音階もリズムも異なるオスマン軍楽の演奏は、若い学生さんたちにとって難しかったことと思いますが、貴重な経験をうらやましく思いました。きっと一生忘れないでしょうね。IMG_8948.JPG
posted by sakiko at 10:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルムスタファー国際大学の在日事務所開所式でイスラーム法学者が主役のイラン映画を思い出す (咲)

14日、イランのコムに本部があるアルムスタファー国際大学の在日事務所オープニングセレモニーに参加してきました。人文学、イスラーム学の分野で世界的な学術交流を図る目的で、世界60か所に支部を開設しているとのこと。経済制裁を受けているイランですが、世界に向けての自国文化PRと相互理解の為にはお金をかけて頑張っているのを感じました。

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尾山台の住宅街にある邸宅を利用した施設ですが、ミフラーブ(メッカの方向を示す壁龕)がとても素敵でした。でも、見慣れたものとちょっと違う! なんと、コーランの一節の日本語訳を一緒に焼き付けた特注のタイルなのでした。

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アルムスタファー国際大学学長アヤトッラー アァラーフィ博士。

イラン映画でイスラーム法学者が主役になったものといえば、『月の光の下に』(レザ・ミル・キャリミ監督 2001年)を思い出します。できたばかりのテヘランの地下鉄にターバンを巻いた神学生が乗っている姿を見て、おおっと思ったものです。それと、『ザ・リザード』(カマル・タブリズィー監督 2004年)。刑務所に収監されていた強盗が法衣を盗んで宗教者になりすまして脱獄し、ちゃっかり講話までしてしまう風刺劇。これもまた観たい名作です。
posted by sakiko at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする