新宿武蔵野館で名古屋で観過ごしてしまった『私が靴を愛するワケ』をやっていたので早速出かけた。

いつも履いている靴は「二足で五千円くらい」のペッタンコ靴。だから余計にハイヒールを見ると、足痛くならない?ヒールがどこかにはさまってしまわない?転んだりしない?とおばぁは

かのイメルダ夫人の靴2000足

これなら映画マニアの方がお金かからないやと負け惜しみ。

ヒールの高さ分だけ違う世界が見えるとは思いもつかなかったが、私はぺっタンコ靴を履いて映画で違う世界を見るわと、またまた負け惜しみ


建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で出会った音楽科の学生ソヨン(スジ)に一目ぼれしてしまう。しかし勇気の無いスンミンはなかなか告白できず、ソヨンと疎遠になってしまう。
それから15年後。
スンミン(オム・テウン)は建築士となって活躍していたが、ある日、彼の前にソヨン(ハン・ガイン)が現れ、

家を建てている間に、次第にソヨンの人生が明らかになってきて、そこから新たな感情が芽生えてくる。
硬い題名でちょっと損していないか心配なおばぁ。
15年前の二人、そして今の二人、違和感はなし!いい俳優さん選びだ。こんなことは珍しい。
それに、前に観た『私が靴を愛するワケ』の続きで驚いたんだが、
ほぼ最初のシーンが足元!それも今のソヨンが、カッ、カッ、カッ、とハイヒールで彼の建築会社目指して
歩いているのだ。
「今のわたしを見てよ!」とハイヒールの言わんとしていることが、ここでわかった

そして、建築士の彼と相談しながらの時には、少し縁取りのあるベージュのパンプスだった・・・。
なんだかこの二つの映画、結託してないか?(

ってな調子で、とても楽しめた作品だった。