2013年06月16日

6月12日水曜「ミッキーの映画日記」女がワンランク「上」になる?ハイヒールは魔物か?『私が靴を愛するワケ』 『建築学概論』


 新宿武蔵野館で名古屋で観過ごしてしまった『私が靴を愛するワケ』をやっていたので早速出かけた。

カチンコ『私が靴を愛するワケ』ジュリー・ベナスラ監督/フランス、アメリカ
  いつも履いている靴は「二足で五千円くらい」のペッタンコ靴。だから余計にハイヒールを見ると、足痛くならない?ヒールがどこかにはさまってしまわない?転んだりしない?とおばぁはふらふらハラハラ。

 かのイメルダ夫人の靴2000足グッド(上向き矢印)にはかなわないが、「何足あるかわからない・・・」とか「買うだけかって置いてある」とか「見たら買いたくなるから・・・」など、皆、相当な靴マニアだ。

これなら映画マニアの方がお金かからないやと負け惜しみ。バッド(下向き矢印)

ヒールの高さ分だけ違う世界が見えるとは思いもつかなかったが、私はぺっタンコ靴を履いて映画で違う世界を見るわと、またまた負け惜しみバッド(下向き矢印)でつぶやいてしまった。

カチンコ『建築学概論』イ・ヨンジュ監督/韓国
建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で出会った音楽科の学生ソヨン(スジ)に一目ぼれしてしまう。しかし勇気の無いスンミンはなかなか告白できず、ソヨンと疎遠になってしまう。

それから15年後。

スンミン(オム・テウン)は建築士となって活躍していたが、ある日、彼の前にソヨン(ハン・ガイン)が現れ、家家を建ててほしいと頼んで来た。

家を建てている間に、次第にソヨンの人生が明らかになってきて、そこから新たな感情が芽生えてくる。

硬い題名でちょっと損していないか心配なおばぁ。
15年前の二人、そして今の二人、違和感はなし!いい俳優さん選びだ。こんなことは珍しい。

それに、前に観た『私が靴を愛するワケ』の続きで驚いたんだが、
ほぼ最初のシーンが足元!それも今のソヨンが、カッ、カッ、カッ、とハイヒールで彼の建築会社目指して
歩いているのだ。
「今のわたしを見てよ!」とハイヒールの言わんとしていることが、ここでわかったexclamationここ一番の勝負の時を靴に託しているように感じた。

そして、建築士の彼と相談しながらの時には、少し縁取りのあるベージュのパンプスだった・・・。

なんだかこの二つの映画、結託してないか?(がく〜(落胆した顔)まさか!)
ってな調子で、とても楽しめた作品だった。
posted by mikiko at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする