2013年07月21日

王家衛(ウォン・カーウァイ)Special

いつも試写でお世話になるシネマート六本木にて王家衛監督の作品が一挙上映されます。
懐かしいものから、日本初公開になる『大英雄』まで。ファンの方々は香港でDVDやVCDを手に入れてとっくに鑑賞済みかもしれませんが、スクリーンで観る良い機会です。詳細は映画館HPで。
http://www.cinemart.co.jp/index.html

7月20日(土)から8月16日(金)まで開催
楽園の瑕 終極版
恋する惑星
天使の涙
ブエノスアイレス 摂氏零度
花様年華
大英雄
初恋
 wonkawai1.jpg 
posted by shiraishi at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙をテーマにした映画を観てみませんか

いよいよ、本日は参議院選挙の日です。
皆さん、どの候補に投票しますか? どの党に入れますか?
今、選挙をテーマにした作品、『選挙2』『映画「立候補」』の2作品が公開されています。
選挙に行く前に、観てみてはいかがでしょう。

『選挙2』 想田和弘監督
東日本大震災と福島原発事故直後の2011年4月にあった統一地方選挙。川崎市議会選挙に完全無所属で、「脱原発」を掲げて立候補した山内和彦さんこと山さんを追ったドキュメンタリー。
原発「安全」報道の中、候補者たちは原発問題を積極的に取り上げようとせず、「選挙やるのになんで皆、主義主張をしない?」と、怒りを感じ、山さんは急遽、立候補を決意。
かつて小泉自民党の組織力と徹底的なドブ板戦で初当選した山さん。その選挙戦は、前作『選挙』(07年)で描かれた。しかし、今度は組織なし、金なし、看板なし、選挙カーもなし。タスキや握手もしない。ポスターも自分で貼り、事務所は自宅。仕事を持つ妻と二人で選挙ハガキの宛名書き。ないないづくしの山さんに果たして勝ち目は?
どぶ板、連呼、握手など、既成の選挙運動を否定し、ポスターと葉書のみ。最終日に防護服で街頭演説というスタイルで戦った山さん。他の候補の選挙戦も描くことで、日本の選挙制度の奇妙さについて有権者が日頃感じている違和感が浮き彫りになる。

シアター・イメージフォーラムでは想田監督の前作『選挙』も上映されているので、『選挙2』と続けて観ることもできます。

公式HP http://senkyo2.com/
シネマジャーナルHP作品紹介http://www.cinemajournal.net/review/index.html#senkyo2
想田和弘監督.jpg
想田和弘監督

『立候補』 藤岡利充監督
当選の見込みはないのに、あちこちの選挙に立候補する異色候補たち。
マック赤坂、外山恒一、羽柴誠三秀吉といった候補が、何度敗れようとも選挙に立候補する姿に迫るドキュメンタリー。なぜ立候補するのか、原動力は何なのか。
彼らはなぜ懲りもせずに立候補するのか。その真相に迫る。
供託金を支払い、奇異の目で見られながらも選挙活動を行う彼らの姿を見るうちに、彼らがいとおしくなってくる。
マック赤坂候補の選挙戦が多く出てくるが、最大の盛り上がり部分は大阪の選挙。維新の会が街頭演説しているところで、マックさんが自分の演説もしっかりしている。東京でも自民党の候補が街頭演説しているところに乗り込み、自民党支持の人たちの罵倒の中、対峙している姿を見て「偉い!」と、ちょっと目が潤んでしまった。

ユニークな政見放送や街頭演説で、世間を騒がせている候補たちを奇異の目で見ていたが、「異議申し立て人」なんだと思った。政治に限らず、夢をあきらめかけている人へのメッセージが伝わってくる。
この作品を観て、彼らは「泡沫候補」と言われていることを初めて知った。
そして、この2作品を通して民主主義ということを考えた。(暁)
公式HPhttp://ritsukouho.com/
藤岡利充監督.jpg
藤岡利充監督


posted by akemi at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

7月12日金曜「ミッキーの映画日記」 わぁ〜い!無料の映画だ!「旅するW座」に行った。


 TVWOWOWが海外で公開されたばかりの作品を、放送に先駆けて上映する「旅するW座」に行った。
場所は名古屋西口のお馴染みシネマスコーレ。

心配なので時間前に「本当に無料ですか?」と聞いてみたが、「満員になったらお断りしますが、そうでなかったらどなたでもどうぞ」と教えてくれた。さぞかし満員になるだろうと30分前に着いたが会場は半分の入りだった。無料ってけっこう恐いんだろうなぁ…。

フランス映画で題名はカチンコ『恋のベビーカー大作戦』クレマン・ミシェル監督

 フリーのイラストレーターで家族を養う自信のないトマは、子どもをほしがる恋人のマリーにふられてしまう。それから1年後、ひょんなことから期間限定で赤ちゃんを預かることになったトマは、育児サロンを経営するマリーのもとを訪れ、「子ども嫌いの元カレ」という汚名を返上しようとイクメンぶりをアピールする。

 全然、内容も俳優さんも知らずに「ただの映画、無料の映画、本当かな?」だけの勢いで来たから、画面をみて「キャッ」って思わずわーい(嬉しい顔)黄いろい声をあげてしまった。
主演が『黒いスーツを着た男』のラファエル・ペルソナーズぴかぴか(新しい)だ!

『黒いスーツを着た男』は6月のフランス映画祭で上映され、8月31日に公開されるサスペンス映画。
アラン・ドロンの再来というキャッチコピー。
このコメディ『恋のベビーカー大作戦』に出てくるラファエル・ペルソナーズもグッドグッド(上向き矢印)

軽いノリで「赤ちゃんなんか欲しくない」主義の男が変わっていく物語。
TVWOWOWで近々上映すると思うので、必ず見てね。
posted by mikiko at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月14日

7月8日月曜「ミッキーの映画日記」 「キネマ旬報映画祭〜スクリーンによみがえるキネマ旬報ベスト・テン〜」


 名古屋の中川コロナで「キネマ旬報映画祭〜スクリーンによみがえるキネマ旬報ベスト・テン〜」という企画があり、過去にキネマ旬報でベスト・テンに入った国内外の作品が上映されていた。

カチンコ『絵の中のぼくの村』東陽一監督/1996年
 絵本作家田島征三の原作を映画化したものだが、子ども向けというより郷愁を感じさせる大人の作品だった。幼いときに過ごした田舎の生活、双子の少年が体験した不思議な出来事を淡々と描いてあった。

優しい母親で教師でもある人がセンジだけは家に上げなかったのには驚いたが、自分が小さい時、母から「あの子とは遊んじゃいけない」と言われたことを思い出した。理由は「病人がいるから、うつるといけない」だった。
その頃の日本の田舎という時代空間にすっぽり入って懐かしい気分になった。

※子役の双子少年が◎。喧嘩をするシーンが印象的で、きっとここの場面は演技の喧嘩が本気の喧嘩になって、監督さんも「少し長いけど、これは本物だ」と長回ししたのではないか・・・と推測した。

カチンコ『十九歳の地図』柳町光男監督/1979年
 地方から上京してきた19歳の青年・吉岡まさるは新聞配達をしながら予備校に通っている。寝泊りするのも配達所。37歳の独身男・紺野と同室だ。
まさるの受け持ち区域は300軒以上で、犬がいる家、金払いの悪い家、蔑視する家、だらしない家・・・など地図を作り「×」印を書き込む。そんな家に電話電話をかけて憂さ晴らしをする日々だった。

 柳町光男監督作品は次に観る『さらば愛しき大地』に軍配を上げていたが、今(見てから一週間たって)になって逆転した。じわっと時代の臭いやどうにもならないイライラが「味わい」として出てきた。
主役の本間優二の青臭い演技も、定規をあてて黙々と書く地図、メモ書きの文字の稚拙さも、全部頭から離れない。同室の蟹江敬三が惚れぬく娼婦マリア・沖山秀子の関係と、まさる自身の人生の懐疑が同方向のように感じられた。この青年はその後どうなったのか、とても気になっている。

カチンコ『さらば愛しき大地』柳町光男監督/1982年

 茨城県の工場地帯に農家の山沢の家がある。次男の明彦は東京で働いており、一家を支えているのは砂利採取と運搬をしている長男の幸雄だ。そんな一家に不幸が襲った。最愛の幼い息子が溺死してしまったのだ。
身重の妻・文江に当り散らす幸雄は、背中に子供の戒名を刺青して供養する。

その隙間を埋めるようにかつて明彦の恋人だった女・順子と同棲を始める。二人の間には娘まり子も生まれ、孝雄の二重生活は5年近くの続いていた。

 子を失ったのがきっかけでどんどん自暴自棄になり、最後は廃人同様になる根津甚八。それをハラハラしながら見守り、生活を切り盛りする愛人・秋吉久美子・・・。
『十九歳の地図』もこの『さらば愛しき大地』も名作というより、心に杭を打たれたようになった作品だった。この監督の作品をもっと観たいと思う。
posted by mikiko at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

ポートランドのロケ報告 (海)

「みんな生きている〜飼い主のいない猫と暮らして〜」のロケの報告です。
6月20日から28日までいってました。ロケの様子はこちらの泉のブログで。

ロケがない日はMAX(路面電車)、バス、ストリートカーを乗り継いで、皆さんお勧めの観光へ。
ポートランドには日系人が多く、戦争中のご苦労も大変なもどだったらしく、ウィラメット川沿いの公園には日米の文化をつなぐ、バラの町、と日系人をたたえる石碑がありました。この碑にもあるように、この町はバラが美しいことで有名。で、ワシントンパークの中にあるローズガーデンと日本庭園を訪れた。
rose.JPG
可憐なバラ、ゴージャスなバラいろいろ。香りも美しく、うっとりと歩いた
で、翌日はダウンタウンにあるチャイニーズガーデンへ。
chinesegarden.JPG
こちらはビルに囲まれた庭園でしたが、植物がクチナリなど香りの強いのを好むようで、あちこちでいい香りが。その一画の休憩場のようなところでマンゴージュースをのみ、庭を見ていたら、お腹がすいたので餃子みたいなのを注文。あわてて食べたのでお茶を注文。女性がそばにきて、ジャスミンのようなお茶の入れ方からいろいろ教えてくれた。で、お会計になったら、なんと15ドル、女性へのチップをいれて17ドルになりました。ちょっと高いお茶でした。

撮影が終わった翌日、滞在最終日は大学時代の友人の家に。彼女の夫はアメリカ人。せっせと二人働き、老後は夫の故郷オレゴンの山と川が見えるシニア用バリアフリーの住宅で暮らすのは夢だった。そして、退職とともにお隣ワシントン州の山の上に家を購入、ベランダからはワシントン川とマウントフッドが一望できる素晴らしい眺めだった。
で、彼女の家に行く途中、名所マルトノマ滝へ案内してくれた。ハイウェーがあるが、私がチラッと昔の道を通ってみたいといったので、いろは坂のような旧道を通っていった。
素晴らしい景色、壮大さには驚いた。
mfalls1.JPG
手を振っているのが私と一緒にいった獣医さん。

mfalls2.JPG
これが全景、すごいでしょう。目が回って下が見れません。霧みたいな水が舞ってるし。本当にこんな渓谷によく石の橋をかけたものです。やはりアメリカ人のフロンティア精神でしょうか。すごかったです。



posted by izumi at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする