2013年08月29日

いのちの林檎ふたたび!! (千)

世界初の化学物質過敏症ドキュメンタリー映画 『いのちの林檎』
が渋谷アップリンクで 9/7 〜 9/20マデ 朝10:15〜
上映開始されるそうです  公式サイト いのちの林檎

化学物質過敏症のかたって意外と多いのかもしれません・・ 昨日、群馬県榛名山の麓で
福岡自然農をされているIさんの所を訪ねました。こちらのオーナーさんも
「農薬とか撒かれるとスグわかる、カラダに出ます」 とおっしゃってました・・
<Iさんの畑の一部> タカキビは空高く伸びてました
201308281613000.jpg

無農薬無肥料の梅林。約190本位あるそうです。この梅林の中で田代陽子監督の
『空想の森』 野外上映会を開催された、との事でした。 行きたかった!!
201308281610000.jpg

福岡自然農は種を泥団子の中に混ぜて その泥団子をバラ蒔きします。
ちゃんと普通に育ってます。感動。機械とかクスリとか使わなくたって
お米できるです。自分の食べるお米くらいは自給自足してみたいです。夢。。
201308281624000.jpg

オーナーさんは上映会などの他 農カフェ と云う活動もされています。
今回は農カフェにお伺いしつつ アースツアーに参加しました ぴかぴか(新しい)
もともと東京で働きデザイン系のお仕事をされていたオーナーさん
「ライフスタイルを少し軌道修正しただけで こんなにも違う世界が広がっていたなんて」
とお話ししてくださいました。 また絶対遊びに行きたい魅力的な場所でした☆




posted by chie at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

8月22日木曜 「ミッキーの映画日記」 心臓に悪い2つの作品

カチンコ『タワーリング・インフェルノ』ジョン・ギラーミン監督、アーウィン・アレン(アクション・シーンの監督)/アメリカ/1974年/名古屋TOHOシネマズ 午前十時の映画祭

サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル「グラス・タワー」が落成の日を迎えた。設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)はこの仕事を最後に都会を離れて、田舎に帰る予定にしていた。

ロバーツは、落成式典に来た婚約者スーザン・フランクリン(フェイ・ダナウェイ)にその話をするが、仕事が面白くなったスーザンは即答しなかった。
そのころ、手抜き工事バリバリの「グラス・タワー」の荷物置き場のヒューズから火が出て煙が立ち昇っていた。

・T先生のオススメ作品。火が出てるが気がつかない時間が長く長く感じてイライラ。
もう、ダッシュ(走り出すさま)駆け出して行って、初期消火ならこれで間に合う!と、持参したペットボトルの少量の水で消せそう・・・と思ったくらいだ。

 危険を知らせても「このビルは大丈夫」と取り合わないし、パーティの客はそんなことつゆとも知らず、各々の思惑を抱えて楽しんでいる。

でも時がたち、火がまわると、もうひっちゃかめっちゃか!
こんなにやわいのか?足や椅子でガラスが割れる?などツッコミ満載だが、グッド(上向き矢印)カッコいいマックイーン消防指揮官や設計責任者のポール・ニューマンぴかぴか(新しい)が一生懸命だから、口をつぐもう。

マックイーンが言った「高さを競うビル火災はこれからも多くの人の犠牲を出すぞ」という台詞に「9・11」のことを思った。今から約40年前の映画だが、今を予測しているような作品だった。

※『ザ・タワー 超高層ビル大火災』韓国のキム・ジフン監督/ソル・ギョング主演の作品が一日も早く観たくなった。(シネマート新宿で上映中だが名古屋は9月中ごろ)

カチンコ『高速ばぁば』内藤瑛亮監督/スコーレ
 テレビ番組の企画で廃虚となった老人ホームに来たアイドル・ジャージガールの3人は、
高速で走る老人を垣間見る。それからいろいろなモバQ怪奇現象に襲われるが、周りのマネージャーやディレクターにも異変がおきてバッド(下向き矢印)・・・。

『先生を流産させる会』の監督さん。
ホラーの恐さは特別のものではない(と、思う)が、ばぁばの形相などの特殊メイク(特殊メイク:百武朋氏)がよかった!
それと高速は走る速度でもあるが、若い女の子が高速で「老けていく」という、
考えただけでも「超恐怖」になってしまうことも描かれていると感じた。
そう思うと、これ、心臓に悪い!

※ミッキーおばぁは「顔も知能も」低速ばぁばだぞ〜!
posted by mikiko at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

原村政樹監督最新作『天に栄える村』の上映会が8月24日にあります(暁)

『海女のリャンさん』『いのち耕す人々』の原村政樹監督の最新作『天に栄える村』の上映会が明日8月24日(土)14:00から東京ウィメンズプラザ ホールであります。なおこの『天に栄える村』は、シネマジャーナル88号で紹介しています。
福島で生きる農民による、米の放射能汚染ゼロへの挑戦を描いています。
興味ある方、ぜひ、見に行ってみてくださいね。
また、10月19日~11月1日には福島でも上映会があります。

原村監督からのメールを貼り付けます。

このたび、NHK・ETV特集「よみがえれ里山の米作り」(2010年1月放送)から、「原発事故に立ち向かうコメ農家」(2011年12月放送)に至る取材が、『天に栄える村』としてドキュメンタリー映画になりました。
■公式サイト
http://www.sakuraeiga.com/tensaka/index.html
http://www.sakuraeiga.com/tensaka/index.html

『天に栄える村』
監督:原村政樹  ナレーション:余貴美子 撮影協力:福島県天栄米栽培研究会
映像提供:NHK 企画・制作:桜映画社 助成:文化芸術振興費補助金
(2013年/106分)
放送後も一年間の密着取材をかさね、市民プロデューサーとして、200名を越える方々のご支援の元に完成を迎えることができました。今年2月を皮切りに、福島、山形、神奈川、名古屋と自主上映を続け、東京での一般公開は8月が初となります。 
お時間ございましたらぜひお運びください。

『天に栄える村』東京上映会
■日時 2013年8月24日(土) 14:00上映(13:30開場)
■場所 東京ウィメンズプラザ ホール(渋谷区神宮前5-53-67)
アクセス http://www.pbls.or.jp/event/map_tokyo-womens-plaza.html
■料金 前売り券1,000円 /当日券1,200円
■チケットのお求め・お問い合わせ
原村政樹監督.jpg

*『海女のリャンさん』原村政樹監督インタビュー記事はシネマジャーナル62号(2004年August)に掲載しています。
posted by akemi at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

8月15日木曜「ミッキーの映画日記」今日は終戦の日。心にズシンと響く映画を2本観た

 映画をたくさん観るようになって16、7年になる。それまでは年に5本くらいだから、それまでの「観るべき作品」がすっぽり抜け落ちている。
今日、その観るべき作品『ゆきゆきて、神軍』と、今現在の日本をあらわにした作品『マイク・ミルズのうつの話』を鑑賞することができたのは幸運だった。

カチンコ『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督/アメリカ/10月公開
 日本人の15人に1人は罹っているといわれる「うつ病」。2000年くらいまでは「うつ」という言葉は精神科以外ではあまり聞かれなかった。なぜ、わずかな年数で「うつ」が蔓延したのか。
『サムサッカー』『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督は、その理由の一つに製薬会社の「うつは心の風邪」という広告が元と考えその実態を追った。
監督が選んだ撮影地は、急速に「うつ」が広がった日本。
条件は「抗うつ剤を飲んでいる」「ありのままの生活を撮らせてくれる」の2つだ。

 2000年頃にはあまり聞いてなかったという「うつ」という言葉だが、私は今から20年以上前に友人の旦那様、同僚の方が罹っていた。ちゃんと「うつ病」と聞いていた。その方たちは責任ある仕事や一家の大黒柱の人で若い方ではなかった。傍で見たり聞いたりしていても深刻な問題だった。

それから10年以上たったころか「ウツは心の風邪」という言葉を耳にするようになった。
「う〜ん、うまいこと言うなぁ〜」と感心した覚えがある。
その宣伝文句が功をそうしたのかウツの薬は爆発的に使われるようになった。

だが「ウツより怖いウツの薬」
映画中で、始めこそ人生が明るくなったように感じた薬も、慢性的になって改善されないので、薬をやめたいと思って実行したが、3、4日で根をあげてしまった。私の周りにこれと同じ体験をした方がいた。薬は怖い、本当に怖い・・・飲んだら最後、やめられない怖さが付きまとう。

そんな怖い薬を「自己申告」と簡単な問診で出してしまう日本の精神科医師。もちろん、薬があるからやっと生活できている人、仕事が続けられている人もいる。

この作品を観て、正直思ったことは、
映っている方々には悪いが本当に「ウツ」で苦しんでいる人がカメラに耐えられるだろうか?
この作品はに出てくる方は若者ばかり。条件に合う中年はいなかったのか?年寄りはいなかったのか?と少し不満に思った。

監督さんが日本人だったら、この撮り方はできなかったのではと思うところがあったことと、画面の切りとり方が素晴らしいカメラだった。私的には少し不満もあったが是非観ていただきたい作品。

カチンコ『ゆきゆきて、神軍』原一男監督/1987年/キネカ大森
 1982年、兵庫県神戸市。妻・シズミとバッテリー工場を経営する奥崎謙三は、ニューギニア戦の生き残りだ。1969年に死んだ戦友の怨念をこめて天皇にパチンコ玉4個を発射した男だ。
奥崎の所属部隊・独立工兵第36連隊で終戦後23日もたってから「敵前逃亡」の罪で二人の兵士が射殺された事件があったことを知った奥崎は、真実を探るため射殺された兵士の遺族と共に、処刑したとされる上官たちを訪ねる。

 会場は大森のキネカ。夜8時上映開始で5分前に到着。
「もう立ち見もありません」と言われて戻ろうとしたら、偶然1名だけ「座布団で座っていただくなら」と本当に最後の1人!で入れてくれた。
このときこの作品がこんなに刺激的なものとは思いもしなかった。グッド(上向き矢印)運がよかった。

凄いものをパンチ観た!
カメラを意識している奥崎謙三さん、自分の言いたいこと、聞きたいことをズバズバ言っている。
戦時中のおぞましい出来事をアポなしで当時の上官で責任者本人を訪ねる、無礼な態度には暴力、自分から警察を呼ぶ、国家権力には動じない・・・。

監督さんそっちのけで役割も決める。
「あんたは殺された兵隊の妹になってくれ、いや、なにも喋らなくてもいい、おれがみんな喋るからおってくれるだけでいい」と自分の妻に言う。

またこの奥様が100パーセント旦那様とは正反対の方。
反論しない妻、奥崎謙三を知り尽くしている妻、いざという時は激した奥崎の暴力を自分で受け止める妻・・・このご夫婦像がこの作品の中で一番鮮明に残っている。

※こんなにびっくりした作品は観たことがない。だから感想を書くまでとても時間がかかった、
「昔の映画で、観るべき作品を教えてください。お願いします。」と頭を下げたいくらいの気持ちだ。
posted by mikiko at 09:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

お盆休み (千)

短い夏休みに福島県へプチ旅行してきました。
まずは芭蕉と門人の曽良も泊ったと云う飯坂温泉
元祖ハッテンバでしょうか・・ 
公設浴場 「鯖湖湯」 は200円です☆

201308151222000.jpg



201308151335001.jpg


夜は福島駅前で フェスティバル福島に参加
絶対 フジロックより断然オススメ!!! 来年も必ず行くとココロに
誓った夜でした。フクシマが福島でFUKUSHIMAであることを
肌で感じました。福島県二本松市出身の遠藤ミチロウさんは櫓のテッペンで
唄い続けてくれてました☆

201308151809000.jpg


翌日は福島県須賀川市に在る自然食レストラン銀河のほとり
にてスタッフさんに教わりながらソーラークッカーを作って来ました
←思ってたより大変で時間もかかりましたが 料理するのが
楽しみです。

201308161345000.jpg


一泊二日の小旅行でしたが濃ゆいお盆休みでした。
駅近くの映画館の前も通りましたが時間が合わず断念・・
県立美術館は混んでて断念・・ また福島へ行きたい。
福島が大好きだーーーーーーー ぴかぴか(新しい)


posted by chie at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする