池袋の「新文芸坐」へ行きました。
観たのは石井輝男監督の「黄色い風土」と大庭秀雄監督の「眼の壁」。
今から50年以上も前の作品。
「黄色い風土」は陸軍登戸研究所の偽札作りが絡んでいるサスペンスで、
鶴田浩二の週刊誌記者と謎の女 佐久間良子が出ていました。
ヤクザ映画の鶴田浩二しか知らないので驚きましたが、颯爽とした理知的な記者さんも素敵でした。
ロケ地が、熱海、岐阜、名古屋と縁があるところだったので懐かしく感じました。
「眼の壁」は佐田啓二主演で政界と組織犯罪の癒着を描いています。
朝丘雪路が新聞記者の新妻で出て来ますが、これがとっても可愛くて健気で
暗いストーリーに花を添えていました。
はじめて行った歴史ある映画館「新文芸坐」。これからは上映作品要チエックです。