昨年から始まった中東映画研究会主催の「映画から見る中東社会の変容」シリーズの、今年度最初の案内をいただきました。
今回取り上げられる作品は、『約束の旅路』。
第13回フランス映画祭横浜2005で、『行け、生きろ、生まれ変われ』のタイトルで上映された時に衝撃を受け、ラデュ・ミヘイレアニュ監督と主演のシラク・M・サバハさんにインタビュー。(昨年11月に亡くなられた梅木直子さんと一緒でした・・・)
シネマジャーナル65号(2005年夏・秋号)の表紙を飾った作品です。
http://www.cinemajournal.net/bn/65/contents.htmlその後、2007年3月に『約束の旅路』のタイトルで一般公開され、ミヘイレアニュ監督と嬉しい再会。 フランス映画祭の折のインタビューが確かお昼前だったのですが、監督たちが寝坊して遅刻。実は、前日の夜、私たちプレスも参加できるパーティがあって、午前1時頃に監督たちが日本の女性たちと楽しくおしゃべりしている姿を見ていたので、「飲み過ぎて寝坊した」と思い込んでいて、2年ぶりにお会いした時に、「あのインタビューの折には飲み過ぎて遅刻されましたよね」と申し上げたら、「僕はお酒、飲めないよ」と。 飲まずにあれだけはしゃげるのは凄い!とあらためて思った次第でした。
作品紹介 →
http://www.cinemajournal.net/review/2007/index.html#yakusokunotabiji★研究会は、どなたでも参加できます。
下記の案内に記載の連絡先に申込みを!
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今年度最初となります中東映画研究会のご案内を差し上げます。
細々と始まりました本研究会もお陰様で早や9回目を迎えることとなりました。
年度初め4月の最初の作品は、不朽の名作『約束の旅路』です。
GWの時期ではございますが、是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。
http://www.asnet.dir.u-tokyo.ac.jp/node/7436 ====================
【日時】2014年 4月30日(水)17:30-
【場所】東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
【コメンテーター】臼杵陽氏(日本女子大学教授)
【題材】『約束の旅路』
ラデゥ・ミヘイレアニュ監督、フランス、2005年
アムハラ語・ヘブライ語・フランス語音声、日本語訳
【テーマ】「成長」
1984年、スーダンの難民キャンプ。エチオピアから逃れてきた キリスト教徒の母子。エチオピア系ユダヤ人だけがイスラエルに脱出できる ことを知り、母は9歳の息子に「生きなさい。生きて、そして何かになるのです」と命じる。少年はユダヤ人と偽り、張り裂けんばかりの悲しみを胸にイスラエルへの飛行機に乗った。
エチオピアのユダヤ人をイスラエルに移送する「モーゼ作戦」の史実を背景として、母たちの愛を道しるべに、逆境と苦しみを乗り越えていく1人の少年の人生を描く。この映画を通して「成長」について考えたい。
【主催】中東映画研究会
【共催】東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
middleeastcinema@gmail.com
posted by sakiko at 22:00|
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