2014年08月18日

広島に行ってきました

8月2日から6日まで、広島に行ってきました。(暁)

●ミリキタニの猫 ニューヨークで描き続けた不屈のアーティスト展
展覧会チラシ
「ミリキタニの猫展」チラシ表_R_R.jpg 「ミリキタニの猫展」チラシ裏_R_R.jpg
いつか広島に行ってみたいと思いながら、なかなか行く機会がなかったのですが、今回、広島県廿日市市の<はつかいち美術ギャラリー>で、「ミリキタニの猫」ニューヨークで描き続けた不屈のアーティスト展が8月1日から31日まであり、これを見に行くことにしました。2007年に公開された映画『ミリキタニの猫』の、ジミー・ミリキタニさんの展覧会です。若い頃に日本画を学んだということですが、猫を描いた絵のほかに、日系人収容所での経験を元に描いた絵、原爆や9・11を描いたものなど75点が展示されています。
日系人収容所も経験したミリキタニ。原爆で広島に住む家族も亡くし、そういう経験を元に描いた絵ですが、若い頃に描いた絵も展示され、鮮やかな色使いと、絵の中に書かれた文字などとのコラボレーションで独特の絵になっています。

*日系人画家、ジミー・ミリキタニ(三力谷)
1920年アメリカカリフォルニア州生まれ、広島育ち。18歳の時アメリカに戻り、姉カズコ一家と共に暮らすが、太平洋戦争勃発。1942年、ツール・レイク収容所に収容された。姉一家とは別々の日系人強制収容所になり、姉と音信不通になる。
米国政府への忠誠テストで、政府に抵抗し米国市民権を放棄。1947年解放され、1950年、芸術活動を再開しようとニューヨークに流れつき、住み込み料理人となるが、1980年代後半雇用主が亡くなり路上生活者に。路上生活をしながら絵を描いていた。
絵を買った縁で、リンダ・ハッテンドーフは彼のドキュメントを撮り始めた。そして、2001年9月11日、崩れ落ちる貿易センタービル。その煙が見える公園でジミーは黙々と絵を描き続けていた。ビル瓦解の影響で路上生活は無理と、リンダはジミーを自宅に招き入れ、共同生活が始まる。リンダは彼の市民権が47年前に回復していたことを突き止め、社会保障番号も探し当て、彼をケア付き老人ホームに入居できるようにはからう。さらに、リンダは姉の行方までも探し当てる。広島原爆で家族の大半を失ったジミーは肉親との嬉しい再会を果たす。

そんな、ミリキタニの姿を追ったドキュメンタリーが『ミリキタニの猫』です。
戦争に翻弄された人生への思い、生き様への興味ももちろんあるけど、彼の描く絵のすばらしさ。そして何と言ってもミリキタニのキャラクターが魅力の作品。
シネマジャーナルでは、来日したリンダ・ハッテンドーフ監督にインタビューしています。
『ミリキタニの猫』リンダ・ハッテンドーフ監督インタビュー2007.8
http://www.cinemajournal.net/special/2007/mirikitani/index.html

8月31日まで展示されていますので、興味を持った方はぜひ行ってみてくださいね。
写真『ミリキタニの猫』プロデューサーで、展覧会特別協力のマサ・ヨシカワさん
マサ・ヨシカワさん_R.jpg

・はつかいち美術ギャラリー [ミリキタニの猫]展HP
http://www.hatsukaichi-csa.net/cms/gallery/2014/03/18.html
・チラシ
http://www.hatsukaichi-csa.net/cms/gallery/docs/mirikitani.pdf

・この展覧会の記事が広島のNHKのローカルニュースで取り上げられています。
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20140817/5514401.html

●そして、念願だった原爆ドームや平和資料館にも行きました。
TVや映画で何度も見たことがある原爆ドームですが、69年前の当時のままの状態を初めて間近に見て、やはり感無量でした。それに平和資料館も、原爆に冠する資料や被害の模様がわかる展示がたくさんあり、原爆に対する思いを新たにしました。

原爆ドームとたくさんの見学者
原爆ドームとたくさんの見学者.jpg

8月6日の式典準備が整った平和記念公園と平和記念資料館
8月6日の式典準備が整った平和記念公園と平和記念資料館.jpg

原爆ドーム(右側、半分だけ見える)と平和資料館(左端)
原爆ドーム(右端、半分だけ見える)と平和資料館(左端).jpg

『ひろしま 石内都・遺されたものたち』
広島の平和記念資料館に収蔵されている原爆犠牲者の遺品を撮影したシリーズ「ひろしま」で知られる写真家、石内都さんを追ったドキュメンタリー。リンダ・ホーグランド監督&橋本佳子プロデューサーにインタビューしています。
http://www.cinemajournal.net/special/2013/hiroshima/index.html










posted by akemi at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする