浅草・上野・鶯谷を会場に「第7回したまちコメディ映画祭」が始まりました。
13日のオープニングは浅草公会堂で。
金屏風を張り巡らした舞台で、なんと幇間芸が見られました。
花柳界で働く男性の芸者さんといえばよいんでしょうか、古くからのエンターティナーであります。
現在6人の方がいらっしゃるそうです。
屏風をつかった1人コント?に眼が丸くなりました。間良し、動き良し。
お座敷遊びには縁がないのでいいものを見せていただいた貴重な体験でした。
見とれてしまって撮影を忘れました(汗)。
区長さん議長さんのご挨拶の後、プロデューサーのいとうせいこうさんの音頭で、レッドカーペットを終えたたくさんのゲストが入場し、TEDや野良スコ、したコメサポーターも加わってますます賑やかです。
今年、自身の監督作品で初参加の関根勤さん、斎藤工さんも嬉しそうにご挨拶。チャップリンのお孫さんのチャーリー・シストヴァリスさんが登場したのには驚きました。
斎藤工さんは特別招待作品の『西遊記〜はじまりのはじまり〜』で初めての声優を務めることになり、次の舞台挨拶にも登場。チャウ・シンチー監督へのリスペクトと映画愛を熱く語りました。
初めて会場となった鶯谷の東京キネマ倶楽部へ移動。南口の陸橋を渡ってすぐです。
6階のホールはもとグランドキャバレーだったそうで、ラスベガスのショー会場みたい。どっちも行ったことはないのですが。こちらでは浅草観音裏で多くの撮影をした「リバースエッジ大川端探偵社」の2話、3話上映と、ショートアニメの「野良スコ」一挙上映。
「リバースエッジ〜」上映後には演出の大根仁監督、五箇プロデューサーたちの制作秘話が聞けました。続く「野良スコ」はびっしり満席の盛況。都合で2話分しか見られず、後ろ髪引かれながら帰宅。ここだけで上映のスペシャル版とトークが見られなかったのが残念です。
14日は短編コンペティション したまちコメディ大賞2014が鶯谷の東京キネマ倶楽部で、上映と審査結果の発表まで行われます。
浅草公会堂では特別招待作品が3本。チョウ・ユンファの新作『ヴェガスからマカオへ』タイの幽霊譚『愛しのゴースト』、セス・マクファーレン監督の『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』の上映。
不忍池水上音楽堂では特別招待作品〜スペシャル〜『騒音 THE FIVE OYAJI』。関根勤監督の映画愛が詰まっている作品。3箇所にはいられないので、後で観る機会があるように祈りつつ、私本日は鶯谷会場へ。
コンペの後は「ヨーロッパ企画」presents ヨーロッパ企画の京都ニューシネマです。
最後まで体力が持つのでしょうか。一抹の不安・・・。(白)