それにしても、香港返還から18年!
初めて香港に遊びに行ったのが1979年で、その時に、18年後には香港が中国に返還されると聞いたのをよく覚えています。ほんとに時の経つのは早い・・・
前置きが長くなったのですが、香港の新聞繋がりのことを報告したかったのでした。
6月28日、レスリー・チャンを語り継ぐ「哥哥的一天」に参加してきました。その第一部が、香港カルチャーライター水田菜穂さんによるアジアンシネマ講座。「香港映画を楽しませてくれた映画館の思い出」と題して、この6月に閉館したシネマート六本木を中心に、支配人の村野さんがキネカ大森にいた時代から、いかにアジア映画を盛り立ててくださったかを語ってくださいました。まさに村野さんありきで、私たちは新旧のアジア映画をたっぷり楽しむことができたことを、あらためて知りました。
キネカ大森での懐かしいイベントの話などもたくさん出た最後に、水田さんからのプレゼントコーナー。かつて集めた香港の新聞の切抜きの中から、レスリー・チャン出演作の広告をたくさん持参してくださったのです。これはファンにとっては、まさにお宝!
香港に通い詰めていた時代、まず行きのキャセイ航空の機内で、香港の新聞を数紙ゲットして、映画覧などをチェック。滞在中は、毎朝、近くで数紙購入して、追っかけ情報をチェック。香港の新聞には、モールでのイベントのほか、芸能人の記者会見情報なども載るのです。こうして、その日の行動を決めるのが楽しみでした。
滞在中に購入した新聞は積んでおいて、最後の晩には欲しい記事がないか再度チェック。娯楽版だけでなく、思いもかけないところにレスリーの記事が載っていたりするので、もう大変! 持ち帰った新聞の切抜きは、今もお宝として置いてあるのですが、これもいつかはゴミですねぇ・・・

話がまたそれてしまいましたが、「哥哥的一天」に参加させていただいたのは、発行したばかりのシネマジャーナル94号に、今年の4月1日のレスリー・チャンの命日の報告記事が掲載されているので、販売させていただくのが主目的でした。
お買い求めくださった皆さま、ありがとうございました。
レスリー・チャンが逝ってしまった後も、1年に11回、ずっと開催されていることに、まさに継続は力なりと頭がさがります。レスリーのファンだった人も、彼を知らない人も、ぜひ一度お出かけになってみてください。
★次回の「哥哥的一天」★
日時: 7月26日(日)14:15〜16:45
会場: 四谷地域センター 「10F 音楽室」
内容: 第1部 トークゲスト:島津美穂さん(写真家)
トークテーマ:「一人紅白歌合戦 第6弾!」
第2部 哥哥的一天<レスリー・チャン ファンの集い> vol.209
詳細はこちらで ↓
http://gogo0912.seesaa.net/