2015年07月19日

わだつみのこえ記念館 第1回フォーラム

記念館主催のイベントに参加してきました(18日14〜16時まで)。
ちょうど法案改正に反対する声をあげる人々が国会前に集っているところ。
1時にはいっせいにネットでひろまったプラカードも掲げられたようです。
御茶ノ水駅周辺でも何枚も見受けられました。
会場の中央大学駿河台記念館3階320号室は、つめかけた人で満員の盛況でした。

第1回 記念館フォーラム ― わだつみのこえにこたえて
1 映画 『KAMIKAZE―日本の若者たちへの死の命令』上映
  2000年/クラウス・シェーラー監督/ドイツテレビ(ARD)製作/45分

 生き残った特攻パイロット、特攻攻撃を迎え撃ったアメリカ海軍兵士、特攻死した少年飛行兵遺族などの証言を、日本とアメリカのフイルムを使って構成したドイツ人によるドキュメンタリー。2001年度にグリメ賞(北ドイツ放送局創設者のアドルフ・グリメに因む。自由で民主的な報道のシンボル)を受賞。

2 講演 「最後の特攻隊員」講師 信太正道(しだ まさみち)氏
上記の映画に出演・証言しています。
1926年生まれ。海軍兵学校最後の卒業生。KAMIKAZE要員として千歳から出撃基地のある茨城へ移動中に終戦。戦後京大を卒業後、海上保安庁などを経て日本航空のパイロットとして定年まで勤務。退職後は平和運動に専心し、「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」代表。「最後の特攻隊員 二度目の「遺書」」(1998年)を高文研より出版。  

 映像・書籍資料などは「わだつみのこえ記念館」で視聴・閲覧することができます。
 下記HPで開館時間などをご確認のうえお訪ねください。  

 http://www.wadatsuminokoe.org/
posted by shiraishi at 14:38| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第12回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 オープニング 地元川口が舞台の『鉄の子』に会場が沸く (咲)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のオープニングに参加してきました。
今年で12回目。第一回に参加した時には、まだフィルム主体の時代でした。デジタルで作った作品もフィルムに焼き直して映画館で上映するという状態だったのが、今や映画館の97%がデジタル上映とか。これほど早くデジタル主体の時代になるとは・・・! 

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長編部門、短編部門、アニメーション部門の監督と審査員が一堂に会しました。

オープニングに上映されたのは、地元川口を舞台にした『鉄の子』。
映画祭の一つの目的は、若手映像クリエイターの発掘・育成支援。それを初めて形にした作品で、映画祭実行委員会が主体となって製作。監督は過去本映画祭ノミネート経験もある期待の新鋭、福山功起監督。
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左から福山功起監督、佐藤大志、田畑智子、「ジョンミョン、舞優、スギちゃん

物語は、親の再婚でキョウダイになった小学生二人の離婚大作戦。監督が、「自分の経験を元にした作品で、佐藤大志くんが自分の若い時」と言えば、スギちゃんが、すかさず「そんなに可愛くなかっただろう!」
結末は思いもかけないものでした。いずれ一般公開されますので、お楽しみに!

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鏡割りでは、『鉄の子』のお母さん役の田畑智子さんを慕って、子役の二人も駆け寄りました。佐藤大志くん、ほんとに可愛い! 映画の中では、ちょっときつい女の子役の舞優ちゃんも、素の姿は愛らしい女の子でした。

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今回、ぜひお話したいと思っていたのが、審査員のメブルット・アッカヤさん。アメリカ在住のトルコの方です。2011年、スキップシティ国際Dシネマ映画祭のオープニングで上映された『昔々、アナトリアで』を、当時観られなくて、やっと先日、新宿で観ることができたことなどお話したら、「ジェイラン監督とは友達」と、にっこり。一昨年、東京国際映画祭で上映された『沈黙の夜』にも関わっておられたそうです。

映画祭は、26日(日)まで続きます。
毎年、秀作揃いで、遠いのもなんのその。頑張って通います!
川口駅からは、20分おきに無料シャトルバスがあるので、楽々到着できます。
詳細は公式サイトでどうぞ!
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/422167780.html
posted by sakiko at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする