2015年10月08日

山ドキに参加するコスタリカからやってきたイランの女性監督と過ごした日 (咲)

本日開幕した山形国際ドキュメンタリー映画祭2015。
シネジャからは暁さんと美さんが初日の本日より山形入り。千絵さんも終盤に駆け付ける予定です。2年に一度の映画祭、しかも今回は「アラブをみる」の特集もあって、なんとか参加したかったのですが、そうそう家を空けるわけに行かず断念!

残念に思っていたら、「ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生」部門に短編映画『木』(原題:Derakht)を出品している若き女性監督ローヤ・エシュラギさんが映画祭を前に4日に来日。5日、銀座や浅草を一緒に散策してきました。
コスタリカからメキシコ経由、2日かけてやってきた彼女は、実はイラン人。イランの古都エスファハーン生まれで、15歳の時に両親と共にコスタリカに移住。2か月前までキューバの大学で映画を学んでいた30歳。
coach surfingで見つけた新高島平に住む日本女性宅に泊まっているというので、三田線で迎えに行き、まずは歌舞伎座を見せてあげようと、日比谷駅で下車。私お気に入りのペニンシュラホテルのおトイレに寄ったのですが、その素晴らしさに感激して写真を撮りまくってました。
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生演奏の聴こえてくるロビーで、やっとwifiが繋がる!と、iPhoneからあちこちにメール。
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ペニンシュラホテルの裏手に出ると、もう通りはすっかり秋。
秋を撮るローヤさんでした。

歌舞伎座では着物の女性を見かけて興味津々。
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ペニンシュラでゆっくりし過ぎたので、あまり時間はなかったのですが、大急ぎで浅草へ。
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振袖姿の若い女性二人を見つけて、一緒に撮りたいと声をかけたら、日本語が通じない・・・・
中国人観光客でした!

いや〜 銀座も浅草も、国慶節の休暇ということもあって、中国人がいっぱい!
ローヤさんからは、どうして中国人と区別できるの〜?と言われ、ちょっとヒントをあげたら、彼女も段々わかるように・・・
もう、観るものすべて興味津々のローヤさんでしたが、一番気に入ったのは、どうやらペニンシュラのおトイレのようでした!

ローヤさんの短編:
『木』原題:Derakht
監督、脚本:ローヤ・エシュラギ
キューバ、イラン/2014/Blu-ray/14分
*「ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生」部門の
EICTV短編映画集の一本  上映日程:10月13日 17:30〜

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015
期間:2015年10月8(木)〜15(木)
公式サイト:http://www.yidff.jp/home.html


★「アラブをみる――ほどけゆく世界を生きるために」のプログラムのうちの1本が、10月15日に東京でも上映されます。

2015年10月15日(木)16:00〜18:30
会場:日本財団ビル
上映作品:『城壁と人々』(フランス、アルジェリア、モロッコ/2014/83分)
【登壇】監督:ダリーラ・エッナーデル氏
モデレーター:師岡カリーマ・エルサムニー氏

参加費無料、仏語・日本語逐次通訳付、申し込み先着順
参加ご希望の方は、下記ページより10月14日(水)17:00までに申込みください。
https://www.spf.org/smeif-j/news/article_17660.html
posted by sakiko at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする