本日開幕した山形国際ドキュメンタリー映画祭2015。
シネジャからは暁さんと美さんが初日の本日より山形入り。千絵さんも終盤に駆け付ける予定です。2年に一度の映画祭、しかも今回は「アラブをみる」の特集もあって、なんとか参加したかったのですが、そうそう家を空けるわけに行かず断念!
残念に思っていたら、「ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生」部門に短編映画『木』(原題:Derakht)を出品している若き女性監督ローヤ・エシュラギさんが映画祭を前に4日に来日。5日、銀座や浅草を一緒に散策してきました。
コスタリカからメキシコ経由、2日かけてやってきた彼女は、実はイラン人。イランの古都エスファハーン生まれで、15歳の時に両親と共にコスタリカに移住。2か月前までキューバの大学で映画を学んでいた30歳。
coach surfingで見つけた新高島平に住む日本女性宅に泊まっているというので、三田線で迎えに行き、まずは歌舞伎座を見せてあげようと、日比谷駅で下車。私お気に入りのペニンシュラホテルのおトイレに寄ったのですが、その素晴らしさに感激して写真を撮りまくってました。
生演奏の聴こえてくるロビーで、やっとwifiが繋がる!と、iPhoneからあちこちにメール。
ペニンシュラホテルの裏手に出ると、もう通りはすっかり秋。
秋を撮るローヤさんでした。
歌舞伎座では着物の女性を見かけて興味津々。
ペニンシュラでゆっくりし過ぎたので、あまり時間はなかったのですが、大急ぎで浅草へ。
振袖姿の若い女性二人を見つけて、一緒に撮りたいと声をかけたら、日本語が通じない・・・・
中国人観光客でした!
いや〜 銀座も浅草も、国慶節の休暇ということもあって、中国人がいっぱい!
ローヤさんからは、どうして中国人と区別できるの〜?と言われ、ちょっとヒントをあげたら、彼女も段々わかるように・・・
もう、観るものすべて興味津々のローヤさんでしたが、一番気に入ったのは、どうやらペニンシュラのおトイレのようでした!
ローヤさんの短編:
『木』原題:Derakht
監督、脚本:ローヤ・エシュラギ
キューバ、イラン/2014/Blu-ray/14分
*「ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生」部門の
EICTV短編映画集の一本 上映日程:10月13日 17:30〜
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015
期間:2015年10月8(木)〜15(木)
公式サイト:http://www.yidff.jp/home.html
★「アラブをみる――ほどけゆく世界を生きるために」のプログラムのうちの1本が、10月15日に東京でも上映されます。
2015年10月15日(木)16:00〜18:30
会場:日本財団ビル
上映作品:『城壁と人々』(フランス、アルジェリア、モロッコ/2014/83分)
【登壇】監督:ダリーラ・エッナーデル氏
モデレーター:師岡カリーマ・エルサムニー氏
参加費無料、仏語・日本語逐次通訳付、申し込み先着順
参加ご希望の方は、下記ページより10月14日(水)17:00までに申込みください。
https://www.spf.org/smeif-j/news/article_17660.html