18日(金)から21日(月)まで開催中の東京アニメアワードフェスティバル。
http://animefestival.jp/ja/
長編コンペ作品の『西遊記 ヒーロー・イズ・バック Monkey King: Hero is Back』の田監督にお話を伺ってきました。16日に試写を見せていただいて、これまで持っていた中国のアニメの印象が覆りました。
c2015 October Animation Studio,HG Entertainment
主人公は日本人にもおなじみの孫悟空。企画から8年、昨年5月にやっと上映にこぎつけるとそのクオリティの高さ、面白さが口コミでまたたくまに広がって、拡大公開になったのだとか。なんと中国アニメ史上ナンバー1の興行成績をあげました。す、すごい!
よく知られた筋をアレンジして、新しいストーリーになっています。3部作になる予定とか。第1部が本作。孫悟空と出会う小さな男の子「江流児」と、妖怪にさらわれるところを江流児に助けられた「おちびちゃん」がとっても可愛いのです。すっかり頑なになってる孫悟空の心をやわらげていく過程が妖怪との戦いと交互に描かれ、だれかを大切に思うことが、人を強くするんだよというメッセージが伝わってきます。インタビューは本誌次号に掲載予定です。
劇場公開は未定ですが、19日(10:20-12:15 TOHOシネマズ日本橋スクリーン5)の上映で、いちはやくご覧くださいませ。チケットはこちら。上映後のトークショーに田監督も参加します。(白)