2016年06月20日

シュミレーションゲームが映画に 7月1日公開『ウォークラフト』

🎬『ウォークラフト』ダンカン・ジョーンズ監督/アメリカ/123分/7月1日より池袋シネマロサ他にて全国ロードショー公開

平和が長く続いていたアゼロス王国は、恐るべき種族に侵略され戦争勃発の危機にあった。侵略者は「オークの戦士たち」で、滅びゆく自国を捨て、アゼロスに新た定住地を求め侵攻して来た。

人間たちは自分たちの国を守るため立ち上がり、オークとの全面戦争を決意する。だが人間との戦いに疑問を持つ一人のオークは、この争いを避けるためにある決断をする・・・。


シュミレーションゲームなどミッキーはとんと縁はないが、この「ウォークラフト」は世界で絶大な人気を集めているらしい。

大画面の景色、巨大なオークの動きはゲームさながらの平面的な印象を持ったが、3Dなどの奥行き画面に慣れている目からは新鮮に感じた。

戦争物でも「絶対悪」があるわけではなくて、人間世界とオークが互いの存亡をかけて「剣と魔法」で戦う展開で、オークだけではなく、エルフやドワーフも出てくる。

戦いのシーンは映画の3分の2以上の時間をかけていて見応え十分。人間もオークも生活の中で、子や女たち、手下や仲間に野蛮な振る舞いはなかった。

人間は力は劣るが「智恵と信頼」で戦い進んでいくところが見どころだと思う。

ただ、ダニエル・ウーさんの端正なお顔は、ツノ、武器、特殊メイクで100パーセントわからなかった・・・それが😰悲しかった。

☆監督さんは『月に囚われた男』の方でデヴィッド・ボウイさんの息子さん。
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2016年06月19日

『ヒマラヤ〜地上8,000メートルの絆〜』モデルとなった伝説の登山家オム・ホンギル氏にお会いする (咲)

7月30日より公開される韓国映画『ヒマラヤ〜地上8,000メートルの絆〜』。
本作は、アジアで初めてヒマラヤ8,000メートル級高峰14座の登頂に成功(2005年時点)した登山家オム・ホンギルさんが、登山中に亡くなった仲間の亡骸を探して家族に届ける為に“ヒューマン遠征隊”を結成し、77日にわたる過酷な遠征を行った実話に基づく物語。

6月14日(火)、公開を前にオム・ホンギルさんが来日し、登山家 野口健さんと対談を行うとのお知らせをいただき、暁美さんと一緒に駆けつけてきました。
(13日に、シネマジャーナル97号の編集も終わり、気持ちにも余裕♪)
DSCF6390 himaraya.JPG
偉業を成し遂げたオム・ホンギルさんですが、小柄で優しい面持ちの方でした。
2005年にヒューマン遠征隊が遺体回収に赴いた際には、TVクルーも同行し、ドキュメンタリー番組として放映され、多くの韓国の人たちの涙を誘ったそうです。その後、映画化の話があったものの、打ちひしがれていたので断ったとのこと。歳月が流れ、再び、映画化の申し出があり、悩んだ末、今の世の中、生命の尊厳、人と人との出会い、命よりも大事な約束などを映画を通して伝えることができればと承諾したとのことです。

8000メートルを越える高さから、遺体を運び降ろすのは、命がけの大変な作業です。それでも、なんとか仲間の遺体を山から下ろしたい一心で遠征隊を組んだそうです。
山に登る時には、心が通じ合ってないと一つになって大きな山に挑戦できない。家族のような兄弟のような仲間であるからこそ、遺体を山から下ろしてあげたい。
この気持ちは、日本人も韓国人も同じだそうです。でも、西洋の登山隊は、遺体は「モノ」として下ろそうとは思わないのだそうです。
「せめて、道の端に寄せて石を積んで埋葬してあげてほしい」とオム・ホンギルさん。
DSCF6396 himaraya.JPG
野口健さんが、シェルパ基金を作って支援されていますが、オム・ホンギルさんも、シェルパの方たちのために、学校や医療施設を作っているとのこと。
ヒマラヤに挑戦するとき、いつも生死を共にしてくれたのがシェルパ。彼らがいなければ、成し遂げることはできなかったと口をそろえるオム・ホンギルさんと野口健さん。
「カミさんは信用してないけど、シェルパは信用できる」と笑わせる野口さんでした。

最後に、「この映画は、人間に対する愛情や生命の尊厳を描いたもの。決して登山家だけが観る映画ではなく、老若男女、年齢に関係なく家族でご覧いただければと思います」とオム・ホンギルさん。
ほんとに、心が洗われるような物語です。

『ヒマラヤ〜地上8,000メートルの絆〜』
監督:イ・ソクフン
出演:ファン・ジョンミン、チョンウほか
公式HP:http://himalayas-movie.jp/
★2016年7月30日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
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2016年06月15日

シネジャ本誌97号編集日☆ (千)

一昨日、都内のSさん宅で97号の最終編集でした。
誤字脱字を見つける作業は昔、某出版社で校正の仕事を
していたので割と得意なはずなのに 本誌が印刷されて
出来上がってくると やっぱり誤字があったりして 
スマホ老眼でしょうか…。 そして毎度のことながら
作業後にいただくSさんの手料理が本当に美味しくて
いつもご馳走様です  あっとゆーまに
食べてしまったので画像がありません・苦笑

本誌の読者の方々にはお馴染みのコーナー Sさんの
「孫娘へのラブレター」のユウちゃんに私、今回
初めてお会いしました〜☆ すごく可愛くて!!
早く成人しないかなー いっしょにお酒が飲みたい!!

本誌最新号の出来上がりは来週末です★




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2016年06月11日

ドキュメンタリー『わたしの自由についてSEALDs2015』上映会!! (千)

来月の参議院選挙から18歳の参政権が始まります。
それに関連して上映会を開催することになりました!!
会場はステキな古民家レストラン☆ お食事も楽しめますので
是非、多くの方々にご来場いただければと思っております 

2016年7月6日水曜日  ¥1500(1ドリンク付)

@ 15:00 OPEN  15:30 START

A 18:30 OPEN  19:00 START

◆場所 古民家レストランのサンローゼ 茨城県古河市中央町3−2−6 
     JR古河駅より徒歩約10分
    地図  *レストランなので別途オーダーでお食事も楽しめます




シネジャ・スタッフによる作品紹介はコチラ
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/437413919.html

◆詳細 茨城古河シネマ
◆協力 みやぎ仙南シネマ https://www.facebook.com/みやぎ仙南シネマ設立準備室





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2016年06月10日

『裸足の季節』 6月11日公開! 監督と姉妹役の4人が来日しています  (咲)

『裸足の季節』が、6月11日より公開されるのを機に、デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督と、5姉妹を演じたうち、ギュネシ・シェンソイ(末っ子ラーレ役、15歳)、ドア・ドゥウシル(四女ヌル役、16歳)、エリット・イシジャン(三女エジェ役、21歳)、イライダ・アクドアン(長女ソナイ役、17歳)の4人が来日しました。(次女セルマ役のトゥーバ・スングルオウルさんは、試験のため来日できず)


トルコのイスタンブルから1000km離れた黒海沿岸の小さな村。両親を亡くし、祖母と叔父と暮らす思春期を迎えた5人姉妹。海辺で男の子たちの肩に乗って騎馬戦遊びをしていたのを告げ口され、傷物になっては大変と、自由な外出を禁じられ、次々と結婚させられる。そんな中、末っ子の13歳のラーレは、自由を求めてはばたこうと着々と準備する・・・
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5人を迎えて来日記者会見が開かれました。
トルコは、宗教的に保守的で伝統的な価値観を持って暮らしている人もいれば、西洋的な近代的な考え方をしている人もいるという二極化した社会。
自由を阻まれる姉妹役を演じた4人は、それぞれに自由な家庭に育ち、自分のことを尊重して、やりたいことをさせてくれると語りました。
また、監督も、「あたたかく受け止めた人もいれば、逆の方向で問いただす人もいました。これほどの反響があったのは、トルコの社会の真実を表わしているからだと思います」と語りました。
DSCF6342 hadasi.JPG
記者会見後には、監督にインタビューも。

デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督インタビュー&来日記者会見の詳細は、Web版特別記事でどうぞ!
http://www.cinemajournal.net/special/2016/hadashi/index.html

明日6月11日(土)に公開初日を迎える本作。
舞台挨拶とサイン会が開かれます。
はつらつとした素敵な5人に会いに、ぜひ劇場へ!

《舞台挨拶概要》
◆シネスイッチ銀座 (中央区 銀座4−4−5 旗ビル)
日時:6月11日(土)10:20の回上映終了後
◆YEBISU GARDEN CINEMA (渋谷区 恵比寿4丁-20-2)
日時:6月11日(土)13:10の回上映終了後

サイン会への参加方法は、公式サイトで確認ください。
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/hadashi/
★2016年6月11日(土) シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする