8月26日、日本パキスタン協会主催の講演会、「『ソング・オブ・ラホール』を通じて見るパキスタンの音楽家と音楽世界」に参加してきました。
講師は村山和之さん(中央大学・立教大学兼任講師)。
まずは、『ソング・オブ・ラホール』の主役である「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の初来日公演が決まったとのお知らせ。
「初来日公演」を行おうというクラウドファンディングも、無事目標金額に達成!
9月4日には、支援した方たち対象のプライベートコンサートが開かれますが、その前日、「東京JAZZ」での公演は、無料!
9月3日(土)21:15〜22:00 東京国際フォーラム the PLAZA(地上広場)
サッチャルは、東京JAZZのトリを務めます!
http://www.tokyo-jazz.com/jp/program/program_plaza0903.html
で、あとはビザを取るだけと、村山さん。
え〜間に合うのか・・・と心配になりますが、「なんとか辻つまが合うもんです」と、ドンと構える村山さん。
3日には、きっと素敵な演奏を聴かせてくれることでしょう!
さて、講演会。
『ソング・オブ・ラホール』を、より深く理解するために、パキスタンでの音楽家の位置づけについて、音楽のジャンルと共にわかりやすく解説してくださいました。
南アジアでは、古くから音楽楽士は「ミーラースィー」という職能として低く見られていること。ヒンドゥーからイスラーム(特にシーア派)やキリスト教に改宗しても、楽士という職能は世襲で変わらず、さげすまれる存在であること。(インドのラージャスターンでは、ミーラースィーであることを誇る人たちも)
ただ、低カーストであっても、貧乏とは限らない。その証拠に、サッチャルのメンバーの住む立派な住宅街が映し出されました。
パキスタンの音楽のジャンルとして、
*カウワーリー 神秘主義の宗教音楽。こちらは、ミーラースィーとは別のカースト。
村山さんから、以前にもよく見せていただいたのが、佳境に入ったところで、観客がお札を高らかに撒く姿。
*クラースィーク (伝統音楽) ちなみに西洋のクラッシックには呼び方がないそうです。
伝統的なヒエラルキーでは、声楽が一番上。
次に、メロディー楽器の弦楽器や笛。
打楽器は上記を支えるものとして、奏者の名前が表に出ない。
*サッチャルは、上記のヒエラルキーとは違う。
ほかにも、色々な音楽を紹介してくださったのですが、ここでは省略。
興味深かったのが、厳格なイスラーム思想のターリバーンが、音楽禁止といいながら、ターリバーンを称える音楽のカセットが多く売られているということ。ダフ(タンバリンのような打楽器)を叩きながらの歌。そも、クルアーンの詠唱もとても音楽的。
1977年に誕生したハック将軍の軍事政権が、イスラーム化を進め、音楽を禁じる前の時代の映像も見せてくださいました。
歌姫であり女優のヌール・ジャハーンがなまめかしく踊りながら歌う1973年の映画の場面。バックが、今のサッチャルのメンバーのお父さんの世代が演奏していることに注目して〜と言われましたが、ヌール・ジャハーンの姿に目がいってしまいました。
最後に見せてくださったのが、サッチャル・ジャズ・アンサンブルがニューヨーク公演を終えて帰国し、ラホールで開いた初めてのパキスタン公演。村山さんは、偶然居合わせ、長蛇の列にもかかわらず無事入場。 録画もOK(というか撮っていても注意されなかったそう)で、貴重な場面を見せていただくことができました。
村山さんが心配していたのが、カウワーリーのように、お札をばら撒く人がいるのではないかということ。観客は皆、きちんとした格好をしていて、お札を撒く人もなく、最後には大きな拍手。
サッチャルのメンバーは、逆に拍手に慣れてなくて、どうしていいかわからない状況なのが可笑しかったです。アンコールも念頭にないから、拍手が鳴り止まない中、楽器をケースにしまう団員も。
いや〜 楽しい演奏会でした。
村山さんいわく、床に座るのに大切なのが、「敷物」。東京でちゃんと用意してくれるのだろうかと心配なさっていました。
さて、東京公演、どうなりますか・・・
2016年08月29日
2016年08月14日
夏コミケ、お隣りは今回もインド映画サークル (咲)
年末の冬コミケから、あっという間に半年。
8月13日、お盆の風物詩、夏コミケに出陣しました。
もう用意も慣れたもの。売れ筋の新刊のほか、もしかして、またお隣りがインド映画サークルかも・・・と、バックナンバーはインド映画掲載号を数冊。
お盆休みだし、土曜日なので、りんかい線に通勤客はほとんどいなくて、コミケ参加者で満杯。
今回は、どんな出会いがあるかなぁ〜と、わくわくしながら会場へ。
ちょうどミッキー副店長と合流。一緒に私たちの場所探し。さっそく顔馴染みの方を見かけて挨拶したりしながら、「東地区 ”プ”ブロック 21a」 に無事到着。
お隣りは、思った通りインド映画サークル! 2年前の冬コミケでお隣りだった、マサラ上映を楽しんでいる方。挨拶代わりに、お持ちでしょうけどと、アーミル・カーン主演の『PK』のチラシをお渡ししたら、「少年マガジンに全面広告が載っているのを見つけて持ってきたんですよ」と見せてくださいました。まさに、チラシと同じものが掲載されてました! これは凄い!
8月13日がちょうど公開初日の『ソング・オブ・ラホール』のチラシも持参。インド映画ファンの方たちに配布しました。インドのお隣りパキスタンの伝統音楽グループのドキュメンタリーですが、意外とインド映画ファンに知られてなかったのがわかりました。持っていってよかった〜!
イギリス統治からインドとパキスタンが分離独立したのが、1947年の8月。
パキスタンは8月14日、インドは8月15日が独立記念日。同時に独立したはずなのに、なぜか一日違い。
分離独立はいまだにいろいろと問題を残していて、そもそもはイギリスがけしかけた宗教対立が元よね・・・と恨めしくなります。
話がそれましたが、シネジャ・コミケ店の設営をささっと終えて、助っ人で駆けつけてくださった読者のNさんも交えて、3人であれこれ食べながら最近観た映画の話をして10時の開場を待ちます。
10時。開場のアナウンスが流れると、静かな拍手が会場いっぱいに広がります。
そして、ほどなく、初回からお馴染みの香港映画ファンの方がいらしてくださいました。ひとしきりおしゃべり。
その後も次々といろんな方が覗いてくださいました。ホラー好きの男性、以前にインド映画掲載号を買ってくださった女性、97号の表紙に画像のある『裸足の季節』を観たという女性、カリコレに通っているという常連の男性の方・・・
前に購入したけど、宮城県の不便なところに住んでいて、シネジャに掲載されているような単館系の映画はDVD屋さんにもないと嘆く方も。山口県からいらした女性も、同様のことをおっしゃったのですが、山口放送が制作した『ふたりの桃源郷』の監督さんインタビューを掲載していますとお伝えしたら、さっそく購入してくださいました。
お昼ごろ、「外国人の方の迷子が増えています。お互い待ち合わせ場所を決めて行動してください」とのアナウンス。日本語で言っても・・・と思ったら、ちゃんと続けて英語でもアナウンス。
実は、今回、いわゆる西洋系の外国人の姿を結構見かけました。シネジャを手にとって見てくださった外国人も数名。テキサス出身というアメリカ男性から、「どんな映画が好き?」と聞かれ、「イランやトルコなどイスラーム圏の映画が好き」と答え、「そういえば、トランプ氏はイスラームがお嫌いなようで・・・」と言ったら、「あの発言は困ったもんだ」と、しばし政治談議。
1時半頃には、持参したシネジャがほとんど売れて、今日は早めに撤収しようかなと思っていたところに、統計学をやっているという学生さん。観損ねた『イミテーション・ゲーム』が気になっているとのことで、しばし数学者が出てくる映画の話題に。ここでミッキー副店長が本領発揮。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』という長い題も、これから公開の映画では『奇跡がくれた数式』があるということも、すっと出てきます。私に至っては、『イミテーション・ゲーム』を観たかどうかも、なかなか思い出せなくて、内容を聞いているうちに、あ、やっぱり観ていた・・・と思い出す始末。情けないです。
2時過ぎ、店じまいして、賑わうコスプレコーナーを脇に見ながら、お茶しにベローチェへ。エジプトと南アフリカの映画本を出しているYさんも、コミケで混む時に、全国から店長クラスを集めて、ナイスな対応をしていると聞いて、ぜひ行ってみたいと合流。禁煙を希望したので、少し待たされましたが、それも数分! 低い椅子に案内されて、ホッ! (ベローチェは私の短い足では届かない高い椅子が多いのです)
ココアフロートのソフトクリームが、隣の席の方より少な目なのが気になりましたが、これも店舗によって盛りが違うから?
こうして熱い夏コミケも終わりました。
お買い求めくださった方、覗いてくださった方、そして店番を手伝ってくださった読者のNさま、どうもありがとうございました。
8月13日、お盆の風物詩、夏コミケに出陣しました。
もう用意も慣れたもの。売れ筋の新刊のほか、もしかして、またお隣りがインド映画サークルかも・・・と、バックナンバーはインド映画掲載号を数冊。
お盆休みだし、土曜日なので、りんかい線に通勤客はほとんどいなくて、コミケ参加者で満杯。
今回は、どんな出会いがあるかなぁ〜と、わくわくしながら会場へ。
ちょうどミッキー副店長と合流。一緒に私たちの場所探し。さっそく顔馴染みの方を見かけて挨拶したりしながら、「東地区 ”プ”ブロック 21a」 に無事到着。
お隣りは、思った通りインド映画サークル! 2年前の冬コミケでお隣りだった、マサラ上映を楽しんでいる方。挨拶代わりに、お持ちでしょうけどと、アーミル・カーン主演の『PK』のチラシをお渡ししたら、「少年マガジンに全面広告が載っているのを見つけて持ってきたんですよ」と見せてくださいました。まさに、チラシと同じものが掲載されてました! これは凄い!
8月13日がちょうど公開初日の『ソング・オブ・ラホール』のチラシも持参。インド映画ファンの方たちに配布しました。インドのお隣りパキスタンの伝統音楽グループのドキュメンタリーですが、意外とインド映画ファンに知られてなかったのがわかりました。持っていってよかった〜!
イギリス統治からインドとパキスタンが分離独立したのが、1947年の8月。
パキスタンは8月14日、インドは8月15日が独立記念日。同時に独立したはずなのに、なぜか一日違い。
分離独立はいまだにいろいろと問題を残していて、そもそもはイギリスがけしかけた宗教対立が元よね・・・と恨めしくなります。
話がそれましたが、シネジャ・コミケ店の設営をささっと終えて、助っ人で駆けつけてくださった読者のNさんも交えて、3人であれこれ食べながら最近観た映画の話をして10時の開場を待ちます。
10時。開場のアナウンスが流れると、静かな拍手が会場いっぱいに広がります。
そして、ほどなく、初回からお馴染みの香港映画ファンの方がいらしてくださいました。ひとしきりおしゃべり。
その後も次々といろんな方が覗いてくださいました。ホラー好きの男性、以前にインド映画掲載号を買ってくださった女性、97号の表紙に画像のある『裸足の季節』を観たという女性、カリコレに通っているという常連の男性の方・・・
前に購入したけど、宮城県の不便なところに住んでいて、シネジャに掲載されているような単館系の映画はDVD屋さんにもないと嘆く方も。山口県からいらした女性も、同様のことをおっしゃったのですが、山口放送が制作した『ふたりの桃源郷』の監督さんインタビューを掲載していますとお伝えしたら、さっそく購入してくださいました。
お昼ごろ、「外国人の方の迷子が増えています。お互い待ち合わせ場所を決めて行動してください」とのアナウンス。日本語で言っても・・・と思ったら、ちゃんと続けて英語でもアナウンス。
実は、今回、いわゆる西洋系の外国人の姿を結構見かけました。シネジャを手にとって見てくださった外国人も数名。テキサス出身というアメリカ男性から、「どんな映画が好き?」と聞かれ、「イランやトルコなどイスラーム圏の映画が好き」と答え、「そういえば、トランプ氏はイスラームがお嫌いなようで・・・」と言ったら、「あの発言は困ったもんだ」と、しばし政治談議。
1時半頃には、持参したシネジャがほとんど売れて、今日は早めに撤収しようかなと思っていたところに、統計学をやっているという学生さん。観損ねた『イミテーション・ゲーム』が気になっているとのことで、しばし数学者が出てくる映画の話題に。ここでミッキー副店長が本領発揮。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』という長い題も、これから公開の映画では『奇跡がくれた数式』があるということも、すっと出てきます。私に至っては、『イミテーション・ゲーム』を観たかどうかも、なかなか思い出せなくて、内容を聞いているうちに、あ、やっぱり観ていた・・・と思い出す始末。情けないです。
2時過ぎ、店じまいして、賑わうコスプレコーナーを脇に見ながら、お茶しにベローチェへ。エジプトと南アフリカの映画本を出しているYさんも、コミケで混む時に、全国から店長クラスを集めて、ナイスな対応をしていると聞いて、ぜひ行ってみたいと合流。禁煙を希望したので、少し待たされましたが、それも数分! 低い椅子に案内されて、ホッ! (ベローチェは私の短い足では届かない高い椅子が多いのです)
ココアフロートのソフトクリームが、隣の席の方より少な目なのが気になりましたが、これも店舗によって盛りが違うから?
こうして熱い夏コミケも終わりました。
お買い求めくださった方、覗いてくださった方、そして店番を手伝ってくださった読者のNさま、どうもありがとうございました。
2016年08月12日
イランの名優パルヴィーズ・パラストゥーイーさんと嬉しい再会 (咲)
今年で3回目を迎えた「広島イラン 平和と愛の映画祭」(2016年8月6日〜12日)。
10年ちょっと前から、毎年8月6日、広島の平和記念式典にイラン・イラク戦争の化学兵器や毒ガス被害者の方たちがイランから招聘されて参列されていて、映画祭はそれにあわせて広島で行われるようになったもの。
一昨年も去年も、上映作品の一部が東京でもイラン大使館のご好意で無料で上映されたので、今年も上映会があるはず・・・と案内を待っていたのですが、8日になってもない・・・ 無理してでも広島に行くべきだったかなぁ〜と、心残りに思っていたら、8日の夕方、明日上映会を行いますとの連絡が・・・ おおあわてで皆さんにお知らせしましたが、あまりに急なお知らせ!
4時からのオープニングセレモニーと、1本目の上映作品『マザーシャリフ』(2015年、監督:ハッサン・バルジデ)の時には、大使館のホールの半分も埋まっていませんでした。2本目の『ボディーガード』(2015年、監督:エブラヒム・ハタミキア)の時には、さすがに満席に。
でも、イラン人率が高くて、日本人は会場の1割くらいだったでしょうか。
日本人はなかなか予定を変更できないけど、イラン人のほうが臨機応変? 私はもちろん予定をさっさと変更して駆け付けました!
(左端がパラストゥーイーさん)
『ボディーガード』主演のパルヴィーズ・パラストゥーイーさんがトークに登壇すると案内にあったので、ぜひお会いしたかったのです。
大使館のホールに到着早々、パラストゥーイーさんがいらして、一人一人と挨拶されて、私の番になったら、満面の笑みで応えてくださいました。
登壇予定にはなかったマズィヤール・ミーリー監督にもお会いすることができました。去年のイスラーム映画祭で上映された『法の書』の監督さん。2009年以来の再会でした。
『マザーシャリフ』は、アメリカ同時多発テロの3年前である1998年、アフガニスタンの北西部に位置するマザーシャリフの町をターリバンが急襲。約8,000人の市民が亡くなり、イラン領事館でも、外交官と記者 計10人が殺害された事件に基づく映画。生き延びたイランの外交官がアフガニスタン女性に助けられて国境に到達するまでが描かれていました。
上映後、ハッサン・バルジデ監督が登壇。急襲したのは、パキスタンのターリバンらしいのですが、事件の詳細は不明。二度と同じような事件が起きないようにとの思いで映画を作ったと語りました。
『ボディーガード』は、副大統領の警護に当たるボディーガードが主人公。イランーイラク戦争後、地方を視察する副大統領が自爆テロにより大怪我をする。それを防げなかった警護官のその後の人生や家族との関係を描いた物語。
小柄なパラストゥーイーさんですが、この映画では実にたくましく大きく見えました。
上映後に登壇したパラストゥーイーさん、役作りに当って、プロのボディーガードのもとで学んだとのこと。また、ボディーガードの子どもたちが、自分の父親の仕事を以前は恥ずかしいと思っていたのが、この映画のお蔭で胸を張って言えるようになったとも語りました。
もう9時近くになって、時間がかなり押していたのですが、最後にひと言と、2004年のアジアフォーカス福岡国際映画祭で『ザ・リザード』が上映された折に来日した時に初めて会って以来、毎回、熱心に観に来てくれる方がいる・・・とパラストゥーイーさん。気が付いたら、皆さんの視線が私の方に・・・ なんとも光栄なひと時でした。幸せ〜♪
10年ちょっと前から、毎年8月6日、広島の平和記念式典にイラン・イラク戦争の化学兵器や毒ガス被害者の方たちがイランから招聘されて参列されていて、映画祭はそれにあわせて広島で行われるようになったもの。
一昨年も去年も、上映作品の一部が東京でもイラン大使館のご好意で無料で上映されたので、今年も上映会があるはず・・・と案内を待っていたのですが、8日になってもない・・・ 無理してでも広島に行くべきだったかなぁ〜と、心残りに思っていたら、8日の夕方、明日上映会を行いますとの連絡が・・・ おおあわてで皆さんにお知らせしましたが、あまりに急なお知らせ!
4時からのオープニングセレモニーと、1本目の上映作品『マザーシャリフ』(2015年、監督:ハッサン・バルジデ)の時には、大使館のホールの半分も埋まっていませんでした。2本目の『ボディーガード』(2015年、監督:エブラヒム・ハタミキア)の時には、さすがに満席に。
でも、イラン人率が高くて、日本人は会場の1割くらいだったでしょうか。
日本人はなかなか予定を変更できないけど、イラン人のほうが臨機応変? 私はもちろん予定をさっさと変更して駆け付けました!
(左端がパラストゥーイーさん)
『ボディーガード』主演のパルヴィーズ・パラストゥーイーさんがトークに登壇すると案内にあったので、ぜひお会いしたかったのです。
大使館のホールに到着早々、パラストゥーイーさんがいらして、一人一人と挨拶されて、私の番になったら、満面の笑みで応えてくださいました。
登壇予定にはなかったマズィヤール・ミーリー監督にもお会いすることができました。去年のイスラーム映画祭で上映された『法の書』の監督さん。2009年以来の再会でした。
『マザーシャリフ』は、アメリカ同時多発テロの3年前である1998年、アフガニスタンの北西部に位置するマザーシャリフの町をターリバンが急襲。約8,000人の市民が亡くなり、イラン領事館でも、外交官と記者 計10人が殺害された事件に基づく映画。生き延びたイランの外交官がアフガニスタン女性に助けられて国境に到達するまでが描かれていました。
上映後、ハッサン・バルジデ監督が登壇。急襲したのは、パキスタンのターリバンらしいのですが、事件の詳細は不明。二度と同じような事件が起きないようにとの思いで映画を作ったと語りました。
『ボディーガード』は、副大統領の警護に当たるボディーガードが主人公。イランーイラク戦争後、地方を視察する副大統領が自爆テロにより大怪我をする。それを防げなかった警護官のその後の人生や家族との関係を描いた物語。
小柄なパラストゥーイーさんですが、この映画では実にたくましく大きく見えました。
上映後に登壇したパラストゥーイーさん、役作りに当って、プロのボディーガードのもとで学んだとのこと。また、ボディーガードの子どもたちが、自分の父親の仕事を以前は恥ずかしいと思っていたのが、この映画のお蔭で胸を張って言えるようになったとも語りました。
もう9時近くになって、時間がかなり押していたのですが、最後にひと言と、2004年のアジアフォーカス福岡国際映画祭で『ザ・リザード』が上映された折に来日した時に初めて会って以来、毎回、熱心に観に来てくれる方がいる・・・とパラストゥーイーさん。気が付いたら、皆さんの視線が私の方に・・・ なんとも光栄なひと時でした。幸せ〜♪
『まるごと台湾フェア』 〜人でつながる台湾と日本〜
台湾影視研究所の稲見公仁子さんよりイベントのお知らせをいだだきました。
1.『まるごと台湾フェア』
http://suginami-kouryu.org/pdf/20160910.pdf
2.9月10日(土)午前10時30分〜17時
3.会場 セシオン杉並(杉並区梅里1−22−32)TEL 03-3317-6611
東京メトロ丸の内線東高円寺駅徒歩5分
地図 http://loco.yahoo.co.jp/place/g-DUUO4ag7-cU/map/
4.杉並区と中学生の野球交流や高円寺阿波踊りの台北公演などの交流を行っている台湾の文化や歴史、グルメをまるごと紹介するイベントです。台湾キッチンカーでの料理やパイナップルケーキなどの物産販売に加え、今年は台湾映画「太陽の子」の上映や戦前台湾でダムを作った八田與一など、台湾との交流に尽くした人々の講談や台湾素食料理チャンピオンの劉毓真の講演や特別教室もあります。
5.協力団体
主催 杉並交流協会
共催 杉並区
後援 台北駐日経済文化代表処 杉並区教育委員会
協力 日本から台湾の世界遺産登録を応援する会 LIP
台湾新聞社 台湾映画同好会
高円寺地域区民センタ−協議会 中央線あるあるPROJECT
6.問合せ先 杉並区交流協会(担当:高・芝)
〒166-0004杉並区阿佐谷南1−14−2みなみ阿佐ヶ谷ビル5階
Tel: 03-5378-8833(平日午前8時30分〜午後5時15分)
Fax:03-5378-8844
Email: info@suginami-kouryu.org
facebook https://www.facebook.com/suginami.kouryu/
催しの詳細
(1)映画「太陽の子」特別上映会【ホール】14:00〜17:00(開場13:30)
主演女優舞台挨拶、ジャーナリスト野嶋剛のトーク&解説あり
共同監督 鄭有傑(チェン・ヨウチェ)監督からのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=VQLUU2Oct3g
(2)催し【展示室】 入場無料(自由席・定員80名)
10:30〜 オープニングセレモニー
11:00〜12:30「台湾を愛した日本人・八田與一」、
「日本超高層建築の父・郭茂林」講談師:五代目一龍齋貞花
12:45〜13:30「映画でコラボレーション!−日台交流onスクリーン」
台湾映画評論家:稲見公仁子
14:00〜14:45「新感覚!台湾べジ料理の魅力」
台湾素食料理チャンピオン:劉毓真
(3)展示【展示室】10:30〜17:00
・「日本と台湾の『絆』を紡いだ人々」(八田與一・郭茂林ほか)
・写真で見る杉並と台湾の交流展
・台湾観光案内、台湾雑貨・書籍・台湾映画などの紹介・販売
(4)台湾のグルメ&物産販売【中庭】10:30〜17:00
・キッチンカーによる台湾屋台料理、タピオカドリンクなどが出店
パイナップルケーキ、台湾茶などの特産品の販売(売り切れ次第終了)
(5)料理教室【調理室】11:00〜13:30
・「新感覚台湾べジ料理」講師:劉毓真
参加費:2,000円(先着20名)事前予約制。電話で杉並区交流協会へ
入場料
(1)「太陽の子」上映会
・前売り500円 当日700円(高校生以下前売り300円 当日500円)
・チケット販売:杉並区役所1階コミュかるショップ
・事前予約:杉並区交流協会ホームページでネット予約又は電話(03‐5378-8833)
申し込みフォーム
http://suginami-kouryu.org/contents/code/20160910?re=1471010248
(2)催し、展示、グルメ&物産販売は入場無料。
※料理教室、ワークショップは材料費実費負担あり。
台湾影視研究所 http://qnico-tw.blogspot.jp/
1.『まるごと台湾フェア』
http://suginami-kouryu.org/pdf/20160910.pdf
2.9月10日(土)午前10時30分〜17時
3.会場 セシオン杉並(杉並区梅里1−22−32)TEL 03-3317-6611
東京メトロ丸の内線東高円寺駅徒歩5分
地図 http://loco.yahoo.co.jp/place/g-DUUO4ag7-cU/map/
4.杉並区と中学生の野球交流や高円寺阿波踊りの台北公演などの交流を行っている台湾の文化や歴史、グルメをまるごと紹介するイベントです。台湾キッチンカーでの料理やパイナップルケーキなどの物産販売に加え、今年は台湾映画「太陽の子」の上映や戦前台湾でダムを作った八田與一など、台湾との交流に尽くした人々の講談や台湾素食料理チャンピオンの劉毓真の講演や特別教室もあります。
5.協力団体
主催 杉並交流協会
共催 杉並区
後援 台北駐日経済文化代表処 杉並区教育委員会
協力 日本から台湾の世界遺産登録を応援する会 LIP
台湾新聞社 台湾映画同好会
高円寺地域区民センタ−協議会 中央線あるあるPROJECT
6.問合せ先 杉並区交流協会(担当:高・芝)
〒166-0004杉並区阿佐谷南1−14−2みなみ阿佐ヶ谷ビル5階
Tel: 03-5378-8833(平日午前8時30分〜午後5時15分)
Fax:03-5378-8844
Email: info@suginami-kouryu.org
facebook https://www.facebook.com/suginami.kouryu/
催しの詳細
(1)映画「太陽の子」特別上映会【ホール】14:00〜17:00(開場13:30)
主演女優舞台挨拶、ジャーナリスト野嶋剛のトーク&解説あり
共同監督 鄭有傑(チェン・ヨウチェ)監督からのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=VQLUU2Oct3g
(2)催し【展示室】 入場無料(自由席・定員80名)
10:30〜 オープニングセレモニー
11:00〜12:30「台湾を愛した日本人・八田與一」、
「日本超高層建築の父・郭茂林」講談師:五代目一龍齋貞花
12:45〜13:30「映画でコラボレーション!−日台交流onスクリーン」
台湾映画評論家:稲見公仁子
14:00〜14:45「新感覚!台湾べジ料理の魅力」
台湾素食料理チャンピオン:劉毓真
(3)展示【展示室】10:30〜17:00
・「日本と台湾の『絆』を紡いだ人々」(八田與一・郭茂林ほか)
・写真で見る杉並と台湾の交流展
・台湾観光案内、台湾雑貨・書籍・台湾映画などの紹介・販売
(4)台湾のグルメ&物産販売【中庭】10:30〜17:00
・キッチンカーによる台湾屋台料理、タピオカドリンクなどが出店
パイナップルケーキ、台湾茶などの特産品の販売(売り切れ次第終了)
(5)料理教室【調理室】11:00〜13:30
・「新感覚台湾べジ料理」講師:劉毓真
参加費:2,000円(先着20名)事前予約制。電話で杉並区交流協会へ
入場料
(1)「太陽の子」上映会
・前売り500円 当日700円(高校生以下前売り300円 当日500円)
・チケット販売:杉並区役所1階コミュかるショップ
・事前予約:杉並区交流協会ホームページでネット予約又は電話(03‐5378-8833)
申し込みフォーム
http://suginami-kouryu.org/contents/code/20160910?re=1471010248
(2)催し、展示、グルメ&物産販売は入場無料。
※料理教室、ワークショップは材料費実費負担あり。
台湾影視研究所 http://qnico-tw.blogspot.jp/
2016年08月07日
『五島のトラさん』初日 トラさんご一家に会いに行ってきました (咲)
長崎県五島列島で、名物「五島うどん」を家族総出で作っている五島のトラさんこと犬塚虎夫さん・益代さん夫妻と7人の子どもたちを22年にわたり追ってきたテレビ長崎のディレクター大浦勝さん。自身の還暦・定年を目前に、これまで放映されてきたものを再編集。ドキュメンタリー映画『五島のトラさん』が完成。九州での先行公開に続き、8月6日、東京での公開が始まりました。
*ストーリー*
トラさんは2時起き、子どもたちは5時起きして、眠い目をこすりながらうどん作りを手伝ってから学校へ行く。学校にあがる前の末っ子も、出来ることをして、ちゃんとお手伝い。タイムカードに記録された時間分の「報酬」が支給される。物を作る責任感や喜び、そしてお金の価値を自然に身につけさせたいというトラさんの親心。
22年のうちに、子どもたちは成長し、学校を卒業し、それぞれの道を歩んでいく・・・
シネジャ作品紹介:http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/440748724.html
ポレポレ東中野での初日、トラさんご家族が舞台挨拶されると聞き、これは是非お会いしたいと駆けつけました。
司会進行は、トラさんと同じ新上五島町出身のフジテレビアナウンサー、永尾亜子さん。映画を観て、五島の言葉や、故郷の風景が懐かしいと開口一番。
大浦勝監督
トラさん家族を通して伝えたかったのは、親が自分の子どもに幸せになってほしいという願い。ご家族にはいろいろとご迷惑をかけたかもしれないのですが、最後まで撮れて、何かを伝えることができたのではないかと思っております。
長崎では観ていただいてきたのですが、西の端の島の話を大都会でも観ていただけるのが嬉しいです。
大塚益代さん(トラさんの奥様)
「大浦さん、ご苦労さまでした。諦めないでしつこく撮ってくださって。いやでしたけど」
との言葉に、会場がぐっと和みました。
司会:どういうところが・・・
監督:大好きな夫の姿が飲んでるシーンが多いとか・・・
益代さん:友達からも、飲んでるところばっかりやん。そんな人じゃないやろう。いいところも撮ってやったらと。ありのままを映像で流されて、私たちも外に出られないくらい。私は引き籠ってましたけど、子どもたちは学校に行って友だちにいろいろと言われてたみたいで。映画にもされて、複雑な思いはありますけど、古いアルバムをめくっているみたいで、いろいろなことを思い出しました。今にして思えばよかったかな、天国のお父さんも、ここに降りてきているかなと。よかったです。ありがとうございます。
7人の子どもたちを代表して、家業を継いだ長女こころさんご夫妻と3人の娘さんが登壇。
南こころさん:
東京にまで来て言わないようにしようと思っていたのですが、カメラがあるのがいやでした。(会場:笑)でも、何かあるごとに大浦さんが撮ってくださったので、兄弟の京都やオーストラリアでの生活を見られたし、どう考えているのかも映像を通して私たちに伝えてくれたのかなと思います。
お父さんも「自分の葬式まで撮って」と、ずっと言っていたのですが、お父さんの願いも叶って。子どもたちにおじいちゃんがどんな人だったかを私が言わなくても伝えてくれたのが幸せだったかなと思います。
こころさんの夫、南慎太郎さん:
私は途中からで、15年位なのですが、家族が皆、温かい。自分も息子のように受け入れてくれて幸せでした。親の立場になって、お酒に走らないようにしようと。そして、トラさんのように温かく。
一緒にうどん作って跡を継いでやっているのですけど、トラさんや兄弟たちの思いも引き継いでやっていきたいと思います。
こころさんの長女、こうみさんが3姉妹を代表してマイクを持ちました。
「おじいちゃんは、ただお酒を飲んでやっているようだけど、ちゃんとしたことも考えていたのだなと思いました」
ここでまた、会場が笑いに包まれました。
司会:大浦監督、みんなの感想を聞いていかがですか?
監督:大変感謝しております。トラさんはなかなかいない独特なお父さん。でも、ほんとのお父さんはあんな気持ちじゃないかなと。社会は変わっていきますけど、トラさんのやり方も間違ってないのではと思っています。自分と重ね合せながら見ていただければと。
司会を務めた司会の永尾亜子さんは22歳、私が取材を始めたときに生まれたということで縁を感じています。このドキュメンタリーをもとにフジテレビが単発ドラマ「故郷」を制作した時には、永尾さんは地元の高校の2年生。放送部に所属していて、ロケの手伝いもしてくれました。
(まさに、この日の舞台挨拶の司会をする運命だったのですね)
最後に、「天国のトラさんにひと言」と促され、ちょっと戸惑いながら「お父さん、ありがとう」と語る益代さん。
ほんとに心温まる舞台挨拶でした。
舞台が暗かったので、表でこころさんご夫妻の写真を撮らせていただきました。
「ご兄弟の皆さんはお元気ですか?」とお伺いしたら、
「はい! おかげさまで兄弟の結束固いです」とのお返事。
五島の美しい風景を観ながら、五島うどんを食べたくなる『五島のトラさん』
ぜひ、ご覧ください。
公式サイト:http://www.ktn.co.jp/torasan/
★2016年8月6日(土)よりポレポレ東中野にてロードショー ほか全国順次公開
*ストーリー*
トラさんは2時起き、子どもたちは5時起きして、眠い目をこすりながらうどん作りを手伝ってから学校へ行く。学校にあがる前の末っ子も、出来ることをして、ちゃんとお手伝い。タイムカードに記録された時間分の「報酬」が支給される。物を作る責任感や喜び、そしてお金の価値を自然に身につけさせたいというトラさんの親心。
22年のうちに、子どもたちは成長し、学校を卒業し、それぞれの道を歩んでいく・・・
シネジャ作品紹介:http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/440748724.html
ポレポレ東中野での初日、トラさんご家族が舞台挨拶されると聞き、これは是非お会いしたいと駆けつけました。
司会進行は、トラさんと同じ新上五島町出身のフジテレビアナウンサー、永尾亜子さん。映画を観て、五島の言葉や、故郷の風景が懐かしいと開口一番。
大浦勝監督
トラさん家族を通して伝えたかったのは、親が自分の子どもに幸せになってほしいという願い。ご家族にはいろいろとご迷惑をかけたかもしれないのですが、最後まで撮れて、何かを伝えることができたのではないかと思っております。
長崎では観ていただいてきたのですが、西の端の島の話を大都会でも観ていただけるのが嬉しいです。
大塚益代さん(トラさんの奥様)
「大浦さん、ご苦労さまでした。諦めないでしつこく撮ってくださって。いやでしたけど」
との言葉に、会場がぐっと和みました。
司会:どういうところが・・・
監督:大好きな夫の姿が飲んでるシーンが多いとか・・・
益代さん:友達からも、飲んでるところばっかりやん。そんな人じゃないやろう。いいところも撮ってやったらと。ありのままを映像で流されて、私たちも外に出られないくらい。私は引き籠ってましたけど、子どもたちは学校に行って友だちにいろいろと言われてたみたいで。映画にもされて、複雑な思いはありますけど、古いアルバムをめくっているみたいで、いろいろなことを思い出しました。今にして思えばよかったかな、天国のお父さんも、ここに降りてきているかなと。よかったです。ありがとうございます。
7人の子どもたちを代表して、家業を継いだ長女こころさんご夫妻と3人の娘さんが登壇。
南こころさん:
東京にまで来て言わないようにしようと思っていたのですが、カメラがあるのがいやでした。(会場:笑)でも、何かあるごとに大浦さんが撮ってくださったので、兄弟の京都やオーストラリアでの生活を見られたし、どう考えているのかも映像を通して私たちに伝えてくれたのかなと思います。
お父さんも「自分の葬式まで撮って」と、ずっと言っていたのですが、お父さんの願いも叶って。子どもたちにおじいちゃんがどんな人だったかを私が言わなくても伝えてくれたのが幸せだったかなと思います。
こころさんの夫、南慎太郎さん:
私は途中からで、15年位なのですが、家族が皆、温かい。自分も息子のように受け入れてくれて幸せでした。親の立場になって、お酒に走らないようにしようと。そして、トラさんのように温かく。
一緒にうどん作って跡を継いでやっているのですけど、トラさんや兄弟たちの思いも引き継いでやっていきたいと思います。
こころさんの長女、こうみさんが3姉妹を代表してマイクを持ちました。
「おじいちゃんは、ただお酒を飲んでやっているようだけど、ちゃんとしたことも考えていたのだなと思いました」
ここでまた、会場が笑いに包まれました。
司会:大浦監督、みんなの感想を聞いていかがですか?
監督:大変感謝しております。トラさんはなかなかいない独特なお父さん。でも、ほんとのお父さんはあんな気持ちじゃないかなと。社会は変わっていきますけど、トラさんのやり方も間違ってないのではと思っています。自分と重ね合せながら見ていただければと。
司会を務めた司会の永尾亜子さんは22歳、私が取材を始めたときに生まれたということで縁を感じています。このドキュメンタリーをもとにフジテレビが単発ドラマ「故郷」を制作した時には、永尾さんは地元の高校の2年生。放送部に所属していて、ロケの手伝いもしてくれました。
(まさに、この日の舞台挨拶の司会をする運命だったのですね)
最後に、「天国のトラさんにひと言」と促され、ちょっと戸惑いながら「お父さん、ありがとう」と語る益代さん。
ほんとに心温まる舞台挨拶でした。
舞台が暗かったので、表でこころさんご夫妻の写真を撮らせていただきました。
「ご兄弟の皆さんはお元気ですか?」とお伺いしたら、
「はい! おかげさまで兄弟の結束固いです」とのお返事。
五島の美しい風景を観ながら、五島うどんを食べたくなる『五島のトラさん』
ぜひ、ご覧ください。
公式サイト:http://www.ktn.co.jp/torasan/
★2016年8月6日(土)よりポレポレ東中野にてロードショー ほか全国順次公開