2017年11月28日

巣鴨駅から歩いて95秒の古民家ギャラリーへ (千)

先日、巣鴨にopenしたギャラリー「アルエナイ」へ行ってきました。駅近と聞いてたけど、なかなか分かりづらく、、路地を入った所に築100年近い古民家の、まず1階はタコ焼き屋さんで… たこ焼きとお酒をいただきつつ2階が展示スペースになってました。こんな空間が豊島区内にあるんですね、びっくり面白かったです!!

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たこ焼き をごちゃん公式:http://ogojun.com/

2階展示スペース内に何故か出張万年筆屋さんが… 千石にある、こちらも創業100年近い「川窪万年筆店」のオーナーさんでした。川窪さんは映画やテレビなどで使われる小道具として万年筆を提供しているかたで映画も大好きなんだそうです。と、お聞きして早速、フリーペーパーを置かせていただきました。有難うございました!! 川窪さんの万年筆、とても素敵です。欲しいなあと思いつつも、ぜんぜん手書きなんてしなくなってしまった昨今なので… 万年筆でお手紙を書く、とゆう色んな意味で余裕も欲しいです…。今度は千石にある工房にも伺ってみたいと思いました。美味しいコーヒーまでいただきました ご馳走様でした☆ (千)

◆ 川窪万年筆公式:http://kawakubofp.com/

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2017年11月27日

大好きな映画館シネマ・チュプキ・タバタへ☆ (千)

先日、仕事帰りにJR田端駅で途中下車して久しぶりにチュプキさんで映画を観て来ました。 チュプキさん公式:http://chupki.jpn.org/
アメリカのエイズ患者さん達のドキュメンタリー『トークバック 沈黙を破る女たち』 シネジャ本誌90号でも紹介されています
http://www.cinemajournal.net/bn/90/contents.html

映画館入口にある看板に「上映後トークセッションあり」と書いてあったので支配人に「今日、監督さんいらっしゃるんですか?」とお尋ねしたところ「皆さん、勘違いされるんですが・苦笑 お客さんどうしでトークセッシュンしてもらうんです」とのこと。おお、そうゆうことだったとは、、 映画を観終わってから その意味が理解できましたが。 で、観終わったあと お一人帰られたけど、あとのお客様は全員在席され 支配人「じゃあ自由に話し合ってくださいって言っても、なかなか誰も口火をきるのは難しいので・笑 とりあえず私が進行します」 と、支配人の心配りでトークセッションが始まりました。皆さんのご意見を聞いて みんな、それぞれに受け取り方が色々なんだなあと私は面白かったです。私の番になり「日本でも、こうゆう活動をされている団体とかって あるんでしょうか?」と質問したところ、やはりまだ無いらしい… 別のお客様が「北海道の"べてるの家"でやってる当事者研究に似ていると思いました」って教えてくださり、ああ、そうだ、たしかに似ている… それより「ピア・カウンセリングに近い」とも思いました。日本では、まだ余り知られていませんが アメリカで始まった自立生活運動のひとつです 参照:http://www.j-il.jp/about/pc.html 
そんなこんなでトークセッションは盛り上がり、夜もふけて ダッシュで帰宅しました…、

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作品公式:http://www.talkbackoutloud.com/

そして今更なんですが、いつもいつも渡し忘れていたチュプキさんを紹介掲載したシネジャ本誌98号を支配人に謝罪しつつ進呈
http://www.cinemajournal.net/bn/98/contents.html
しつつフリーペーパーも置かせていただきました。有難うございます!! 今度は何を観に行こうかなあ チュプキさん大好きです☆ (千)

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2017年11月26日

第18回東京フィルメックス受賞作発表(暁)

11/25(土)に授賞式が行われ、各賞が発表されました。
今年は特例として2作品に最優秀作品賞が贈られ、審査員特別賞はありませんでした。
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受賞者と審査員

【最優秀作品賞】 
『殺人者マルリナ』 Marlina the Murderer in Four Acts
(モーリー・スリヤ/インドネシア、フランス、マレーシア、タイ/2017年/95分)

『見えるもの、見えざるもの』 The Seen and Unseen
(カミラ・アンディニ/インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール/2017年/86分)

■観客賞
『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』  
Sennan Asbestos Disaster
(原一男/日本/2017/215分)

■学生審査員賞
『泳ぎすぎた夜』 The Night I Swam
(ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平/日本、フランス/2017年/79分)

■タレンツ・トーキョー・アワード2017
『I wish I could HIBERNATE』 
(ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ/モンゴル)

■スペシャル・メンション
『Doi Boy』 (スパッチャ・ティプセナ/タイ)

詳細と写真は、特別記事にて報告します。
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2017年11月25日

現代美術アーティスト:シュー・ビン初監督作『とんぼの眼』を東京フィルメックスで (千)

11月24日(金)10:00〜中国出身の現代美術アーティスト:シュー・ビンさんの初めての映画作品『とんぼの眼』を観て来ました。普段、仕事柄 現代美術に囲まれてるので、とても気になっていたし「監視カメラの映像のみを使って映画をつくる」と言う そのアイデアが、どう仕上がっているのか?!

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(c)中国 / 2017 / 82分 / 監督:シュー・ビン(XU Bing)
尼僧になる修行をやめ、俗世間に戻った若い女性チンティン。やがて彼女を一方的に愛していた若者クーファンはインターネットの動画サイトで活躍するアイドルがチンティンなのではないかと思い始める…。
 
中国国内に設置されている膨大な監視カメラの映像をパッチワークして、ちゃんと ひとつの物語に成っていた。それぞれ画質も違うし粗くて正直、鑑賞するには体力が要ると思ったけど(苦笑) 編集と脚本の勝利。編集はジャ・ジャンクー作品も手掛けているマチュー・ラクローさん、脚本は詩人でもある監督の奥様が担当、音楽は半野善弘さん。上映後にはQAもあり https://youtu.be/_e7SPB_0NBs

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QAで、やはり脚本を画像編集に合わせて都度都度書き変えなくてはならず大変だったとのこと… アーティストなので美術館等での上映も考えており「美術館上映用に編集し直したい」とも… そちらも観てみたいです。フィルメックス上映会場のひとつである朝日ホールのロビーには監督のファンがイッパイ!! サインをもらう行列ができてました。私もお話ししたかったけど、その行列を横目にして退散… これにて私のフィルメックスも計5本を鑑賞して終了となりました。あまり観れなかったなあ残念無念、、 フィルメックス映画祭のメイン会場である有楽町マリオンには綺麗なイルミネーションもありました。 (千)

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★第18回東京フィルメックス
2017年11月18日(土)−11月26日(日)
有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇 他にて
URL: http://www.filmex.net
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2017年11月24日

東京フィルメックス ワン・ビン監督の最新作が観たくて朝6時起き!! (千)

11月22日(水)朝6時に起きて7時のバスに飛び乗りJR最寄駅へ。朝10時から上映されるワン・ビン監督ドキュメンタリー『ファンさん』に、なんとか間に合いました。今回、有給を使ってばかりいて残り少ない貴重な有給をワン・ビン監督の最新作を観たいがために申請。そのため、どうしたって期待してしまう…そして私の期待を裏切らないワン・ビン監督、世界一大好きだ!! 有楽町マリオン11階、朝日ホールで叫ぶ(心の中で)。

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(c)香港、フランス、ドイツ / 2017 / 87分 / 監督:ワン・ビン (WANG Bing)
映画の舞台は中国南部の田舎町。67歳になる老女ファンさんは病院でアルツハイマー病を治療していたが入院中に悪化、手の施しようがなく自宅に返される…自宅のベッドで寝たきりのファンさんの表情を鮮明にカメラは記録しているのだが 死が近づくにつれ微妙に表情が変わってゆく、リアル・ホラーだよ… 先月、私は叔父(父の弟70代)を亡くしたばかりなので、正直、観ていて辛かった… ベッドを囲む娘さん、親戚のおばさん達は甲斐甲斐しくファンさんの介護(看護?)をするが、男たちは、ただその様子を見ているだけ、口先だけは達者で 何もしない… あげくのはてに釣りへ出掛けたりしちゃう。ほんと男って、 以下 省略。
日本にも「ファンさん」は沢山いると思う。母が「ファンさん」になったら娘である私には何が出来るだろう…とか、いろいろ考えさせられた。


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(c)台湾 / 2017 / 105分 / 監督:ホァン・シー(HUANG Xi)
二本目、台北生まれホァン・シー監督『ジョニーは行方不明』 間違い電話の主・ジョニーを背景に、美人女子ツー・チーと、ツー・チーの住むマンションのオーナー家族、そのオーナー家族に雇われている職人イーフォン、この3つ位のストーリーが交差する… おばちゃん、途中でワケわかんなくなっちゃったよ、、 とにかく主演の女子が綺麗だし終始ビキニぽい姿でウロウロしていて、台湾て沖縄より南国で暮らしやすそうだなあと。台北の下町ぽい所が舞台で、音楽も心地良かった。現地台北の映画祭では4つの賞を受賞したそう。上映後、ホァン・シー監督のQAもあり
http://filmex.net/2017/news/missingjohnny
師匠ホウ・シャオシェン監督に、2時間超編集版を見てもらったら「疲れるね」と言われ編集し直したこと(今回の上映は105分でした)、東京が大好きだから、もっと滞在したかったのに仕事の都合で台湾にトンボ帰りの来日だったため「残念です」と日本語で強調していたことが印象に残りました。


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(c)ブラジル、ロシア、インド、南アフリカ、中国 / 2017 / 111分 / 監督:ウォルター・サレス、アレクセイ・フェドルチェンコ、マドゥル・バンダールカル、ジャーミル・X・T・クベカ、ジャ・ジャンクー(Walter SALLES, Aleksey FEDORCHENKO, Madhur BHANDARKAR, Jahmil X.T. QUBEKA, JIA Zhang-ke)
三本めはジャ・ジャンクーがプロデューサーをつとめ、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの五カ国の監督たちが「時間」をテーマに制作したオムニバス映画『時はどこへ?』 5本とも面白かったが、とくに私好みだったのは やはりジャ・ジャンクー監督の『逢春』 中国は一人っ子政策が終わり、ふたりめのこどもを持つことができるようになった。妻も、ひとりっこの娘も兄弟姉妹を望んでいるにもかかわらず、まず夫は「金が無いからムリぽ」と… ほんと男って、 以下ふたたび省略。

私がもともと東京フィルメックスへ初めて行ったのは2007年、ジャ・ジャンクー監督の映画が観たくて有楽町朝日ホールへ向かったのでした。あれから10年も経つなんて…。 (千)


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2017年11月18日(土)−11月26日(日)
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