2018年07月22日

前回投稿後の毎日

試写鑑賞は今月まだ15本。
毎日焦げそうに暑くて、冷房のきいたところに行きたいものの、炎天下に出るまでに一大決心が要ります。
順に作品紹介ブログにアップしていきます。どれも充実した作品でした。
あいまに見逃していた3本を劇場で。

『焼肉ドラゴン』 在日の方々のご苦労と逞しさを垣間見ました。
映画・観劇仲間と久しぶりに一緒ですが、いつもバラバラに好きな席で観ています。
この日はなんの打ち合わせもしていないのに、通路際席に4人縦並びになっていて大笑いしました。

『エヴァ』 イザベル・ユペールが娼婦のエヴァ、ギャスパー・ウリエルが新進の劇作家に。最初に出会うシーンからすでに貫禄負けしています。ギャスパー・ウリエルは『かげろう』(04)で来日した20歳くらいのころ、試写室に顔を出してくれて「アラン・ドロン後の久々の美青年」だと喜んだ記憶あり。今も引き続き活躍中です。

『ジュラシックワールド』 ジュラシックパークのシリーズはなぜか見逃したままでしたが、これは大画面で観たくてTOHOシネマズへ行ってきました。人間が恐竜をなんとかしようなんておこがましい。人間はちっぽけなのに欲望ばかりが大きい。

17日は「SKIP国際デジタル映画祭2018」上映作品『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』パブロ・ソラルス監督に(咲)さんとインタビュー。
前日の映画祭でのQ&Aはこちらです。
とってもきさくでお喋り好きな監督でした。公開は今年中。(白)

IMG_6193.jpg

主演のミゲル・アンヘル・ゾラさんを「ほんとは若くてカッコイイんだよ」と監督
posted by shiraishi at 15:40| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

釜山の旅 3日目 朝鮮通信使の歴史に思いを馳せる (咲)

7月3日(火)
台風接近の影響で、天気予報では滞在中すべて雨の予定でしたが、1日、2日はにわか雨程度で済みました。さすがに、奄美大島付近に台風がいるとあって、最終日は雨。
それよりも、入り損ねているチムヂルバンを体験しなくては!
6時からやっているというので、7時頃に行ってみました。
ドラマで見るチムヂルバンは、男女一緒に床でくつろいでゆで卵を食べていたりするのですが、HOTEL LA MER併設のは、男女別で女性2階、男性3階。
ロッカーの鍵に着替えとタオル2枚を受付でもらって2階へ。
着替えるスペースはとても広いのですが、床でゆで卵という雰囲気ではありませんでした。
よそ者とわかるらしく、親切なアジュモニが「お風呂はあっち」と教えてくれます。
水風呂から40度以上の熱いお風呂まで5つの大きな湯船。サウナもありました。
朝早くから、大勢のハルモニやアジュモニがお風呂でおしゃべりを楽しんでいました。
預けてあるお風呂セットが山積みになっていて、常連さんがたくさんいるようでした。
なんとなく居心地が悪くて、そそくさと出てきてしまったのですが、妹の孫は一人でそれなりに楽しんで出てきました。

11時過ぎにはホテルを出発して空港に向かいたいので、この日は歩いていけるところだけに。
まずは、釜山鎮市場へ。
食堂があるという地下に降りてみたら、お布団や布製の小物の売り場でした。
P1210372 futon.JPG
(ピンボケ写真ですみません!)カラフルなお布団を買って帰りたいけど、さすがに無理。
お土産に袋物や財布を購入。卸売市場なので、昨日の甘川文化村より安い♪
トーストが食べたかったのに、お店の人がいなくて諦めました。
1階は男性用衣類。2階は女性用衣類。ワンピース2万3千ウォンを2着買えば、2着で2万ウォンと言われ、購入。ハルモニ、商売上手です。

激しい雨の中、朝鮮通信使歴史館を目指して歩いていったら、念願のトースト屋さん!
P1210388 toast.JPG
手際よく焼いている姿に、映画『パボ(馬鹿)』(キム・ジョングォン監督)で、チャ・テヒョンが何枚も何枚もトーストを焼いていた姿を思い出しました。
日本で公開されたと思っていたら、アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2008上映作品で、公開はされてないのでした。
食べる場所はなかったので、朝鮮通信使歴史館で展示を見ながらいただきました。
野菜たっぷりの卵焼きとハムを、バターで焼いた食パンにはさんだ美味しいトーストでした。

P1210405 tsuusinsi.JPG

P1210419 tsuusinsi.JPG
朝鮮通信使歴史館の展示は、アニメやゲームなども日本語解説付きで、小学生にも楽しめるものでした。日韓交流の歴史のひと齣をわかりやすく学べる歴史館でした。

10時半にはホテルに戻って、予定通り11時ホテル出発。
12時前に空港に着いて、到着便のボードを見たら、半分以上が欠航。
え〜出発便は?と見に行ったら、福岡だけでなく東京や上海行きなども軒並み欠航。
私たちのエア釜山は「未定」。
やっぱり台風の影響で欠航?と、ほぼ諦めていたら、「手続」の表示に変わりました。
中国語の表示があって助かりました。

かくして、無事、予定通り帰宅できました。

帰宅途中、facebookに、映画『李藝〜最初の朝鮮通信使〜』上映会の案内が。
実は、朝鮮通信使歴史館で、この映画のことを懐かしく思い出していたのです。
プロデューサーは『風の絨毯』以来ご縁のある益田祐美子さん。乾弘明監督とも、『風の絨毯』がイランで上映された時に一緒に行ったというご縁。

『李藝〜最初の朝鮮通信使〜』上映会
7月8日(日)3時から
会場:高島平地域センター
会費:500円。
お近くの方、ぜひ!
https://heisei.pro/201806219378



posted by sakiko at 22:31| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

釜山の旅 二日目 釜山国際映画祭の会場を訪ねました  (咲)

7月2日(月)
初めての釜山の旅、2泊3日の中日で丸一日使える日。映画の町をたっぷり味わいたい!と、予定を組みました。とはいえ、今回は妹の孫も一緒。小学校4年生の男の子にも満足してもらわないといけません。
妹が去年10月に訪れた時に「魅力の都市、中区 映画にハマる」という、情報満載のマップを貰ってきていたので、それを指針に歩きました。

まずは釜山タワーへ
P1210102 pusan tower.JPG
高台から釜山を眺めようと、タワーのある龍頭山公園へ。
南浦駅で降りて、光復路からエスカレーターで行けるのですが、香港の中環の長い長いエスカレーターのよう!
P1210121.JPG
龍頭山公園の頂上から、眼下に入り組んだ港と、山肌までびっしり家の建つ釜山の町を楽しみました。
P1210142 movier.JPG
それで充分だったので、タワーにはのぼらず、公園の右手裏手に下りたところにある「釜山映画体験博物館」を目指しました。でも、月曜日でお休み。
P1210175.JPG
そのすぐ1本下の道にある「華国飯店」は、釜山3大中華レストランの一つで、『新しき世界』でファン・ジョンミンがイ・ジョンジェに右腕になってほしいと乾杯する場面を撮ったお店。『悪いやつら』や『コンフィデンシャル 共助』でもロケしているそう。これは絶対、ここでジャージャー麺と酢豚を食べたい!

『コンフィデンシャル 共助』のロケ地に出会う
華国飯店の開店11時半まで30分程あったので、近くの「40階段」に行ってみることに。
P1210154 kyoujo.JPG
P1210148 kyoujo.JPG
P1210149 kyoujo.JPG
40階段方面に渡る横断歩道の手前に、『コンフィデンシャル 共助』のロケをした時の写真が張り巡らされた建物が。北朝鮮のエリート刑事(ヒョンビン)と韓国の刑事(ユ・ヘジン)が協力して追撃戦を繰り広げた東光洞でした。撮影しているところを見てみたいと妹の孫。そりゃもう、私も!

「40階段」
P1210160 40kaidan.JPG
朝鮮戦争で避難してきた人たちが、はぐれた時の待ち合わせ場所にしたところ。当時の人たちのことを思うと切なくなりました。
P1210165 40kaidan.JPG
この階段の下では、『NOWHERE 情け容赦無し』(イ・ミョンセ監督、1999年)の冒頭のどしゃぶりの雨の場面が撮影されています。パク・チュンフンとアン・ソンギが立っていたと記憶していたのですが、冒頭は刑事役のパク・チュンフンとチャン・ドンゴンだったようです。(要確認!)  思えば、この映画を観た当時は、まだチャン・ドンゴンのことを認識してなかったです。
近くにある「40階段文化館」も月曜日で休館。
さぁ食事!と華国飯店に戻りましたが、開く気配なく・・・ 残念!
P1210177 karukukus.JPG
近くにあったお店でカルククス(豆乳うどん)をいただきました。

P1210193 rekisi.JPG
釜山近代歴史館(日本統治時代、東洋拓殖株式会社釜山支店だった建物)も月曜日で休館。

P1210196 honya.JPG
宝水洞本屋通りへ。『ザ・キング』でチョ・インソンが駆け巡った古本屋街。

『国際市場で逢いましょう』の国際市場へ
ファン・ジョンミン演じるドクスの店を撮った「コップイネ」には、映画の写真もあると案内にあったのですが、あまりに広大な国際市場。残念ながら見つけられませんでした。
P1210215 toast.JPG
なのに、ガイドブックに見つけにくいと書いてあった「しんちゃんトースト」は、なぜか見つけてしまいました。(お腹いっぱいで食べられず!)

いよいよ、釜山国際映画祭(BIFF)ゆかりのBIFF広場へ
P1210229 BIFF.JPG
釜山で最も古い映画館、釜山劇場と大淵シネマの2館が囲む広場。元々はここが映画祭のメイン会場でした。
映画人の手形があることでも有名。
さっそく今村昌平監督など日本の映画人の手形が目に入りました。
P1210243 mafmarbaf.JPG
イランのモフセン・マフマルバフ監督の手形
P1210239 kiarostami.JPG
そして、キアロスタミ監督の手形に感無量!

釜山のマチュピチュ 甘川文化村へ
チャガルチ駅そばの交番でマウルバス(ミニバス)の乗り場を教えてもらって、甘川文化村へ。(マウルバス 1、1−1、2−2で行けます。)
P1210289 amakawa.JPG
斜面に沿ってびっしり建てられた家屋を保存しながら、アートで町興ししているところ。さすがに外国人が多い! 特に中国人をたくさん見かけました。
ここもドラマ「赤道の男」ほか、ロケに使われています。
P1210284 happinsu.JPG
眺めのいいカフェ「友人」で、ハッピンス(カキ氷)をいただきました。
小豆、きな粉、アーモンドスライスの乗った伝統的な味。3人でシェア。韓国では、男性どうしでシェアしている姿もよく見かけます。

マウルバスでチャガルチ駅まで戻るつもりだったら、マウルバスの運転手さんが「サブウエィ! サブウェイ!」と叫んでくれて、一駅手前の土城駅のところで降りることができました。なにしろ、乗客は外人ばかりですから、運転手さん気を使って大変。

映画の殿堂のあるセンタムシティーへ
1号線土城駅から西面駅まで行って、2号線に乗り換え、センタムシティーへ。
駅を降りると、地下から直結で正面にロッテ百貨店。左手に新世界百貨店。どちらの百貨店の中にも映画館があって、釜山国際映画祭の時には上映館として利用されるそうです。
新世界百貨店裏手の免税店の建物のさらに向こうが映画の殿堂。
P1210339 BIFF.JPG
映画祭のメイン会場として、2011年に建てられた映画の殿堂。とにかく大きいです。
P1210328 BIFF.JPG
映画祭のオープニングが行われる大屋根の下の観客席。
いつかここに座ってみたい♪

1階にはグッズのお店もありましたが、閉まってました。
映画の殿堂の日本語パンフレットをいただいてきました。

海雲台(ヘウンデ)の長〜いビーチへ
P1210345 heunde.JPG
ここも映画やドラマによく出てくるところですが、映画祭の時にはBIFF特設オープンステージが設営されて、いろいろな催しが行われるとか。
小学4年生の妹の孫は、元気に砂遊び。私たちは、もう限界。へとへと〜

海雲台駅からビーチに行く途中の右手に、豚肉の美味しそうなお店があって、外国人でいっぱい。今日はそこで夕食と、入ってメニューを見せてもらったら、豚は豚でも臓物ばかり。これは無理〜 向かい側の牛と豚の絵が可愛いお店に変更。
P1210354 sanmai.JPG
サムギョプサル(豚の三枚肉)を頼んだのですが、配膳された副食が、なんだか昨日と似てる! 昨日のお店は牛肉しかなかったのですが、系列店でした。

一日たっぷり映画の町を味わって、ホテルにたどり着いたのは、11時。
あ〜 今日もチムヂルバンに間に合わず。




posted by sakiko at 14:13| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月06日

釜山の旅 2日目朝 『友へ チング』と国民的画家イジュンソプゆかりの汎一洞を歩く (咲)

7月2日(月)朝、一人で7時半にホテルを出て、『友へ チング』(クァク・キョンテク監督、2001年)の撮影が行われたクルム鉄橋へ。
P1210089 ching gendai.JPG
P1210044 ching.JPG
地下鉄1号線汎一(ポミル)駅、7番出口をあがったところにある現代百貨店右脇を道なりに歩いていくと細い路地になって、その先に鉄橋が見えてきました。
P1210047 ching.JPG
P1210049 ching.JPG
鉄橋のたもとには、『友へ チング』の4人の学ラン姿の写真。映画の最初の方で、まだ高校生だったチャン・ドンゴンやオ・ユソンたちが、学ラン学帽姿で走り抜けていくシーンを思い出しました。
P1210050 ching.JPG
下から10段目位のところに、足とカメラのマーク。ここで写真を撮れという印?
P1210086 ching.JPG
上って行くときには実は気がつかなかったのですが、戻ってきた時に振り返ったら、階段に4人の顔がプリントされていました。陽にあたって、かなり色あせています。
P1210075 ching.JPG
鉄道の上にある鉄橋を渡って、川沿いの細道を少し行くと大通り。
P1210060 ching.JPG
橋の上に、4人の写真と、チャン・ドンゴンとオ・ユソンの手形と足形に、サインも。写真は、鉄橋の側からも見えるよう、両面になっています。この大通りを左のほうに進むと、他の学校の学生と大喧嘩したシーンを撮影した映画館「三一(サミル)劇場」があるのですが、行かずに引き返しました。
P1210077 ching.JPG
大通りを渡った向こうには小高い丘。大きな教会も見えました。
何気なく撮った写真なのですが、ホテルに戻って、ホテルで貰った「東区観光」の地図を見てみたら、「イ・ジュンソブの汎一洞(ポミルドン)風景」と名付けられた地区だとわかりました。

イ・ジュンソブとは、39歳で非業の死を遂げた国民的画家。日本留学時代に知り合った日本女性と終戦間際に朝鮮北部元山(ウォンサン)で結婚。1950年、朝鮮戦争が起こり釜山へ避難。さらに家族4人で済州島に渡るも、1952年、体調を崩した妻と子供は日本人送還船で日本へ。当時は日韓の正式国交がなく、ジュンソプは韓国に留まり、1956年に39歳の若さで亡くなられました。

私がイ・ジュンソブのことを知ったのは、酒井充子監督の『ふたつの祖国、ひとつの愛 〜イ・ジュンソプの妻〜』を通じてのことでした。
酒井充子監督インタビュー
http://www.cinemajournal.net/special/2014/joongseopswife/index.html

「イ・ジュンソブの汎一洞風景」の高台には、奥様の名前が付けられた”方子(マサコ)展望台”があるそうです。事前にわかっていれば、歩いてみたかったですが、かなりの高台。途中でめげたかも。
朝鮮戦争で釜山に避難してきた人たちが、高台に暮らさざるをえなかったことを思うと、そんな根性なしは申し訳ないですね。
P1210088 ching ijunsob.JPG
汎一駅に戻ってきたら、7番出口の現代百貨店前にこんな案内図がありました。
ハングルが読めないので、チングストリートの案内かな?と思ったのですが、案内は二つあって、片方が「イ・ジュンソブの汎一洞風景」だったという次第でした。
また釜山を訪れる機会があったら、ぜひイ・ジュンソブ画伯を偲びながら歩いてみたいものです。





posted by sakiko at 09:08| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月05日

釜山の旅 サウディアラビアの女性に出会った初日 (咲)

7月1日〜3日、釜山に行ってきました。
父が泊りがけで松本に行くというので、妹と一緒に出かけられるチャンス!と、旅先を思い巡らし、国内よりも気分転換できるところと釜山に。LLCのエア釜山利用で、交通費は国内の遠いところよりも安くすみました。

釜山といえば、映画祭の町!
釜山を舞台にした映画も多々ありますが、『カンチョリ オカンがくれた明日』(アン・グォンテ監督、2013年)で、オカン(キム・ヘスクさん)が風呂屋の煙突の上から眺める釜山の町の海あり山ありの風光明媚な光景が真っ先に思い浮かびます。

妹が去年10月に行ったばかりで土地勘があって、市場の多い凡一洞(ポミルドン)にあるHOTEL LA MERを予約してくれました。地下鉄1号線の凡一(ポミル)駅から歩いて5分。併設の海水温泉のサウナ&チムヂルバンも無料で利用できるとあって、楽しみ〜
凡一洞地区で検索してみたら、映画『友へ チング』(クァク・キョンテク監督、2001年)ゆかりの地だとわかって、散策も楽しみ♪

P1200975 chinatown.JPG
荷物を置いて、まずは両替も兼ねて、釜山駅(凡一駅から4つ目)近くのチャイナタウン上海街へ。大きな中華風の門をくぐって、大通りの一本裏道に入ると、中国風の趣の通り。ロシア語だと思われるキリル文字も見えます。

P1200973.JPG
入ってほどなく草梁(チョリャン)歴史展覧館という1910年〜1970年頃までの草梁地区の変遷を写真で見せる小さなコーナーがありました。日本統治時代から独立し、朝鮮戦争を経て復興を遂げていく過程。厳しい時代の写真に心が痛みます。
そこを出たところで、スカーフ姿の若い女性が目に入りました。顔立ちは中東風。ムスリマに違いないと、「アッサラ―ムアレイコム」と声をかけたら、「ワレイコムサラーム」と返ってきたので、こればアラブかなとアラビア語でどこから?と尋ねたら、サウディアラビアの女性でした。車を運転する身振りをして、ムバーラク(おめでとうのつもり)と言ったら、わかってくれて、すごく喜んでくれました。
P1200985 uzbek.JPG
彼女がいたところのお店の看板を見たら、halalの文字。ウズベク料理屋さんでした! なるほどと! ここの中華街にはロシア料理も多いと書いてあったのですが、ウズベク料理も散見されるようです。
サウディの女性の写真を撮るのは失礼かなと思ったので写真は残念ながら撮りませんでした。私らしい旅のスタートとなりました。

P1200969 rekisi.JPG
草梁地区では、朝鮮戦争の時、避難民が山の斜面に沿ってびっしり建てた住居のあたりを「草梁イバグギル(物語の道)」として散策コースが整備されています。かつて練炭や水を運ぶのに避難民の方たちが苦しめられた168階段には、2016年に地元の方たち優先のリフト(モノレール)が出来たとあり、妹が写真を見せて片言のハングルでハルモニ(おばあさん)に尋ねたら、音がうるさいので、夜は住民に迷惑だから、もうやってないと言ってるらしいとのこと。まだ明るかったのですが、もう8時近く。確かに、8時でリフトは終わると後でわかりました。

気を取り直して、広安大橋(通称ダイヤモンドブリッジ)の夜景を見に行くことに。
映画『TSUNAMI-ツナミ-』(ユン・ジェギュン監督、ソル・ギョング、ハ・ジウォン共演、2009年)の冒頭で登場する橋です。
地下鉄2号線 金蓮山(クムニョンサン)駅で下車。8番出口をあがったら、下り坂の向こうにピンク色にライトアップされた橋が遠くに見えました。
P1210007 bridge.JPG
海辺まで行ってみました。橋をバックに記念撮影スポット。
P1210017 purukogi.JPG
9時ごろオニャンプルコギ釜山で、やっと夕食。網で焼くプルコギ。美味しかった♪
お店で働いているアジュモニたち、9時半ぴったりに5人ほどがさっと身支度して帰っていきました。
P1210024.JPG
ビーチ沿いの眺めのいいアイスクリーム屋さんで、マンゴーのかき氷を頼んだら、店員の若い女の子たちから、あと10分で閉店だからテイクアウトのみと言われてしまいました。がっかりした顔をしたら、お席でどうぞと言ってくれたので、急いで食べますねと言ったものの、大分量のかき氷! さっきのプルコギ屋さんと同じく、10時ぴったりには帰りたいのだろうと、必死になって格闘しました。

そして、10時ちょうどに外に出てみたら、ダイヤモンドブリッジのイルミネーションが、色とりどりに変化して、どうやら音楽も鳴っているようでした。
ホテルに帰り着いたのは、11時過ぎ。
無料で入れるというチムヂルバンを楽しみにしていたのに、11時で終わってました。残念!





posted by sakiko at 21:24| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする