2018年08月19日

『空飛ぶタイヤ』に、立入検査された日を思い出す (咲)

夏コミケの時に、ミッキーさんとあれこれ映画の話をしている中で、『空飛ぶタイヤ』がタイトルからイメージするのと違って、硬派な社会派ドラマだと知りました。(白)さんやミッキーさんの作品紹介を読んで、なんとなくそうかな〜と思いつつ、見逃していた作品。
6月15日公開でしたが、丸の内ピカデリーでまだ上映しているのがわかって、観に行くことに。 
都内に出るのに、映画1本ではもったいないので、時間や場所の合う試写を探して、日比谷の東宝本社で『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』を拝見。
「ちいさな英雄」をテーマにした短編アニメ3本立てで、大人にも楽しめる作品でした。声の出演が、尾野真千子さんや、オダギリジョーさんと豪華。8月24日から公開。夏休みの終わりに、ぜひ親子でどうぞ!
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/461171821.html

2時前に終わって、3時45分からの『空飛ぶタイヤ』まで時間があるので、さぁ〜ゆっくりランチ・・・と、ミッドタウン日比谷に行ってみたら、人、人、人・・・
平日なのに何故?と思ったら、この日は8月14日。お盆休みの真っ只中でした。
新しいスポットだから、見物客も多いのですね。

さて、『空飛ぶタイヤ』。 公開から2ヶ月経ってますが、そこそこの入り。
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(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

よく晴れた日の午後、運送会社のトラックのタイヤが突然はずれて飛んで、子供連れの母親が亡くなってしまいます。整備不良の容疑をかけられた運送会社の若き赤松社長(長瀬智也)は、同様の事故があったことを耳にし構造欠陥では?と、自ら調べ始めます。
トラックのメーカーであるホープ自動車のカスタマー戦略課・沢田課長(ディーン・フジオカ)は居留守を使ってなかなか会おうとしませんが、そのうち、同僚などの言葉から、会社ぐるみで欠陥を隠していることを知り内部告発します。
熱血社長の長瀬智也さん、いかにもエリート会社員のディーン・フジオカさんの二人はもちろん、出演者の俳優さん皆それぞれにご自分の役を体現していて、見ごたえのある映画でした。
(白)さんとミッキーさんの作品紹介と感想もどうぞお読みください。

『空飛ぶタイヤ』作品紹介 (白)
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/460017810.html

ミッキーの毎日・映画三昧
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/459866916.html

ところで、映画の中で、まざまざと会社に勤めていた時代を思い出した場面が一つ。
それは、欠陥隠しの内部告発を受けて、立入検査が入るところ。

ある日、タイプを打っていたら、どやどやと5〜6人の男性が受付も通さずに入ってきて、「〇〇部長をお願いします」と、身分証明書を見せながら言うのです。失礼な人たちだなと思ったら、某役所の方たちでした。
「はい、そこから動かないで!」と、映画そっくりの場面が繰り広げられたのでした。
ある疑惑があっての立入検査だったと後から知りました。後処理が大変だったのを思い出します。
今では、それも同僚と集まると結構楽しい語り草。私は下っ端だから関係ないけど、私の机の中の私物まで一つ一つチェックされました。案外、手掛かりになるメモがあったりして??




posted by sakiko at 21:00| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする