ワークショップにも参加したほどその熱に感染しました私、島津氏の雄姿を確かめるべく、いや見守りに(笑)新宿ピカデリー上映後のトークショーへ。
写真左より汐巻裕子プロデューサー、岡島龍介監督、島津冬樹さん、音楽の吉田大致さん
映画が製作されたきっかけからトークが始まりましたが、かなりの部分、(堀)さんと私(白)が岡島監督と島津さんにインタビューした内容とかぶっていますので、そちらをご覧下さい。
岡島監督 http://cineja-film-report.seesaa.net/article/462984369.html
島津さん http://cineja-film-report.seesaa.net/article/462907267.html
汐巻プロデューサーは、岡島監督が島津さんの段ボール愛を理解するまでにずいぶんかかったこと、映画を製作する前と後では島津さんに変化があり、一人のアーティストが誕生するのを撮ったドキュメンタリーになったことを語りました。この島津さんが変わった、というくだりで「ヒゲを伸ばしたので、精悍になったと言われました」と島津さん。いや、プロデューサーは違う意味で言ったんだと思うけれど、ちょっと斜めにずれているのが島津さんの楽しいところです。
映画製作中のエピソード、特に外国に行くと「必ずイミグレーションでひっかかる」ことを島津さん本人が話すと、気の毒やらおかしいやらで場内笑いに包まれます。イスラエルでは入国も出国も厳しく取り調べられてたいへんな目にあったこと、は映画公開と同時に発売された島津さんの初エッセイ本「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」(柏書房¥1400+税)に詳しいです。
これ、旅本としてもマニア本としてもとても面白いです!!島津さんのイラストと撮りためた写真がたくさんちりばめてある”段ボール愛に貫かれた1冊”ぜひお買い求めください。2つ折り段ボール財布の作り方も載っています。
海外で段ボールを集めていると言っても、なかなか理解してもらえず不審者扱いされたという島津さん、最近東京でもついに職質を受けた(!)そうです。日本ですから言葉を尽くして説明したそうですが、持ち物全て検査されたのだとか。「周りの人は白い顔で見るし」(白い目!と即つっこみあり)真剣な話なのに、どこかで笑いを提供してしまう島津さんでした(笑)。
音楽担当の吉田大致さんへ客席から「どうやって音楽をつけていったのか」という質問がありました。詳しくお答えしていくうちに、時間切れとなってしまいました。
そのあたりがどこかにアップされてるはず、と探していたら「ほぼ日手帳」のカバーを作った記事に遭遇。まだ出たばかりです。手順が詳しいですよ。(白)