2018年12月29日

今年の漢字は「災」!(白)

天災が多い年でした。目に見えない、今は定かではない人災も多かったのでは、と振り返っています。
来年は穏やかな年になりますように。

19日は『世界一と言われた映画館』佐藤広一監督にインタビュー。天童市にお住まいときいて、将棋の駒の産地ですね、と言ったら、よく知ってますねって。将棋の映画が続いたせいかも?同じ山形県の酒田市にとても有名な映画館があり、東京に並ぶほどの設備と作品選びで酒田っ子の自慢の劇場だったそうです。それが1976年の酒田大火の火元となって焼失。再建されることはありませんでした。当時の写真や資料、支配人をよく知る方や映画館に通った方々の証言で綴られるドキュメンタリー。こんな素敵な映画館行ってみたかったです。
http://sekaiichi-eigakan.com/
★2019年1月5日(土)より公開

28日は今年最後のインタビューで、『牧師といのちの崖』の加瀬澤監督にお目にかかりました。
飛び込み自殺を図ろうと白浜の断崖に来た人が、「助けて」とかけてくる電話を24時間受け取る藤藪さんという牧師さんのドキュメンタリーです。前に書いた『曙光』のモデルになった方でもあります。神職であるとはいえ、なぜそこまでできるのだろうと思っていました。
死のうとする動機は様々です。手を差し伸べた後、どうすればいいのか?人は人を救えるのか?
加瀬澤監督自身も答えを探しながら撮っていたそうです。
https://www.bokushitogake.com/
★2019年1月19日(土)より公開

年々減っている交通事故死は今朝の発表で3476人でした。最悪だったのは1970年16000人余。交通事故死ストップキャンペーンが大々的にはられたのを覚えています。この頃でも自殺者数は15728人。今年は11月までで19014人と警察庁のHPでわかります。ここ
加瀬澤監督が撮影されていたころは、24000〜25000人くらいでしょうか。一番多かったときは3万人を越え、人口10万人あたりの自殺死亡率が異常に高くて、一見豊かな日本なのに、そんなに不幸せな人が多いのかと愕然としました。交通事故ほど自殺防止に力が入っていたかなぁ。いじめや虐待の辛い報道も続きました。自分に何ができるのか?来年もこの宿題を背負っていきます。

『アリー スター誕生』観てきました。ほぼ席が埋まり、出るとき「いい映画だったね」と言い合う声が聞こえました。
レディー・ガガ本人が重なる部分も多いそうです。この作品のために19曲の新曲を書きおろし、ほぼすっぴんで登場しています。
すごいわー。奇抜な衣装やメイクがなくても、ちゃんと聞かせ、見せる力のあるスターです。お奨め!21日から公開中。
この作品が今年最後の鑑賞作品になりそうです。後は見逃したのをDVDで追いかけて、ベスト10を書かなくては。(白)
posted by shiraishi at 18:50| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする