2019年03月16日
イランのショーレ・ゴルパリアンさんが日本映画ペンクラブ賞特別功労賞受賞 (咲)
昨年暮れ、日本映画ペンクラブの会員の方たちから、ショーレ・ゴルパリアンさんが2018年の特別功労賞に決まったと教えていただき、授賞式の行われる3月12日を心待ちにしていました。
ショーレさんは、多くのイラン映画を日本に紹介してくださっただけでなく、アミール・ナデリ監督やアッバス・キアロスタミ監督などのイラン人監督の日本での撮影を実現させたり、日本映画をイランに紹介したりと、多岐にわたって日本とイランの架け橋となってきた方。2018年には外務大臣表彰も受けていらっしゃいます。
私は1995年のアジアフォーカス・福岡映画祭でイラン映画特集が組まれた時に、初めてショーレさんにお目にかかりました。それ以来、イランから映画人来日の折の取材で散々お世話になってきました。
3月12日(火)夜、ショーレさんの晴れ舞台を取材する!と、ウキウキしながら会場のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルに駆け付けました。
宴会場の壁際真ん中に低いステージが作られていて、その脇に受賞者7名の方のための椅子が並べられていました。ようやくショーレさんが着席されたので、ご挨拶に。
で、ショーレさんのお隣りに可愛い男子がいる・・・とは思ったのですが、授賞式が始まって、齋藤工さんと判明! 日本映画ペンクラブ賞 特別奨励賞を監督として受賞されたのです。
去年の東京国際映画祭で『家族のレシピ』が上映された折のトークも取材していたのに、雰囲気が違っていて、工さんとわからなかった次第。
ショーレさん以外に、どなたが受賞するのか事前に調べなかったばかりか、受付でいただいた式次第も見てなかったという、取材者としては失格のオオボケな私でした。
2018年日本映画ペンクラブ賞ほか授賞式の模様は、こちらでどうぞ!
◆2018年日本映画ペンクラブ賞
独立行政法人 国立美術館 国立映画アーカイブ
◆2018年日本映画ペンクラブ賞 特別功労賞
字幕翻訳・プロデューサー ショーレ・ゴルパリアン
◆2018年日本映画ペンクラブ賞 特別奨励賞
映画監督・俳優 齊藤工
◆2018年日本映画ペンクラブ60周年記念特別賞
岩波ホール