2019年07月31日

『無限ファンデーション』取材と『左様なら』試写(白)

7月30日(水)

本日は高校生のある日常を切り取った映画の試写と取材でした。
『左様なら』試写の後に石橋夕帆監督と少しお話できました。ぱっと見た感じは落ち着いていてうんと大人の方です。ご挨拶でそばに行くとお肌つるつるピカピカ。ほんと若いっていいなぁ!後でちゃんと取材させていただくつもりです。
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お約束していた取材は『無限ファンデーション』の大崎章監督、音楽・主題歌・出演の西山小雨さん。大崎監督楽しい!小雨さん可愛い!
これは録音を聞きなおしてまとめて、特別記事にいたします。少しお待ちください。(白)
☆インタビュー記事アップしました。こちらです。

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『無限ファンデーション』8月24日よりK'sシネマほか順次公開
https://mugenfoundation.com/

『左様なら』9月6日より
https://www.sayounara-film.com/
posted by shiraishi at 10:34| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

7月27日(土)立川でランチ(白)

「桑港(サンフランシスコ)ベイエリアだより」をずっと本誌に寄稿してくださっている愛さんがお里帰り中です。
立川でお仕事中の(暁)さんに合わせて、都合のついたスタッフ4人も集合しました。
酢豚やおかゆのセットをいただきつつ、(暁)さんのピースボートの顛末、私のベトナムや台湾旅行の話、それぞれの近況などで話に花が咲きました。(泉)さんは愛さんが独身のころからご存じ、愛さんちのお嬢さんが中学生になったと聞くと、ほんとに早いなぁと実感します。うちの孫とそんなに変わらないんですが、よその子は早く大きくなる気がするんです。
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あちらの映画事情も伺いたかったのですが、次の予定もあってそれはまた本誌記事に寄せていただきます。

帰りに台湾フェス開催中の代々木公園に寄るつもりが、駅での暑さに閉口して諦め、自宅直帰にしました。冷房の中にいたせいもあるんですが〜。身体は大事にしなくちゃね。花火の音が聞こえます。中止は免れたようで浴衣姿のカップルさんたち良かったね。

今上映中の『トイ・ストーリー4』『天気の子』を試写のあいまに観てきました。ランキング1,2位を争っています。
一方『新聞記者』はランク外になったものの健闘中。原案となった望月衣塑子記者の著書「新聞記者」も読みました。井上淳一監督のドキュメンタリー『誰がために憲法はある』も各地で公開館を増やしています。ぜひ足を運んでください。(白)
posted by shiraishi at 20:20| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月17日『向こうの家』試写に行きました。(白)

10月に公開予定の『向こうの家』試写を観ました。いつもならまだ先送りするところなんですが、先日『五億円のじんせい』で取材したばかりの望月歩くんの主演作。2年前の制作だから現役高校生のときの作品、初々しい歩くんを観に行きました。

愛人を囲っていた父親が高校生の息子に「別れ話」を頼むというオイオイなあらすじです。気弱なんだか図々しいのかよくわからないそんなお父さん、愛人作る甲斐性なんかないだろうと思うのですが(笑)。そのお父さん役の生津徹さん、愛人瞳子(とうこ)役の大谷麻衣さんが試写にいらしていて撮影させていただきました。素敵なお二人です。

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作中の瞳子さん、まあとっても魅力的な女性です。仕事と生真面目な妻に疲れているお父さんの気持ちもわからないでもない…。かといって、説得に行った高校生の息子まで、あちらにコロッと参ってしまうのでは、お母さんの立つ瀬がありません。私も主婦なので、そっち寄りになってしまいます。それでどうなってしまうのかは、映画をご覧くださいね。

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こんなストーリーを当時28歳だった西川達郎監督が描きました。どなたかモデルが?と帰りしなに伺いましたら、ご自分が高校生のときお父さんから「昔つきあっていた元カノのこと」を聞いたことがあったそうです。そのときの「お父さんじゃない別の顔を見た」気持ちを種に膨らませたストーリーなんだとか。公開時期が近くなったら作品紹介を書きますね。(白)
 
作品HPはこちら。https://mukonoie.com/
posted by shiraishi at 19:18| Comment(0) | 試写 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 クロージングに向かうバスの中で (咲)

7月21日(日)。
7月13日(土)から始まったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭もいよいよ最終日。
11時から始まるクロージング・セレモニーを取材するために、川口駅10時10分発の無料シャトルバスに乗車。バスには、ゲストの方たちの姿がいっぱい。
偶然、『ザ・タワー』のプロデューサーのパトリス・ネザン氏の真ん前に立つことに。お声をかけて、「今日は絶対受賞されると確信しています」とお伝えしました。できれば何かお聴きしたいと思い巡らしていたら、逆に「どんなところがよかったですか?」と質問されてしまいました。なんとかかろうじてお返事。
ネザン氏の隣に座っていた配給&ライターをされている方も、「ほんとによかった」と絶賛。こんなに二人で褒めて、受賞しなかったらどうしよう・・・と思っていたら、私たちが確信した通り、『ザ・タワー』は、見事、最優秀作品賞(グランプリ)と観客賞をW受賞! おめでとうございます!
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左:監督賞を受賞した『陰謀のデンマーク』のウラー・サリム監督 右;『ザ・タワー』プロデューサー、パトリス・ネザン氏
(クロージング・セレモニーについては、あらためて報告します。)

さて、バスには、先日お会いした『イリーナ』のプロデュ―サ―、キタノフ氏の姿も。でも、お好きだという帽子を被っていらっしゃらない!
お伺いしたら、日本に来てから、帽子を浦和で4つ、京都で1つ購入され、どれにしようか迷っていたら遅刻してしまいそうになって、今日は帽子を被ってくるのをやめたのだそう。
「京都は楽しかったですか?」とお伺いしたら、北野天満宮をはじめ北野界隈をたっぷり楽しまれたとのこと。奥様が傍らでにこやかに笑っていらっしゃいました。
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『イリーナ』も、監督賞を受賞!

そして、会場に入る前に、おトイレに行ったら、ゲストの外国人女性。なんとなく『私の影が消えた日』のスダーデ・カダン監督(フランス生まれのシリア人)ではないかと思ったら、大当たり。
ビザの準備が間に合わなくて、私が観た1回目の上映には来日が間に合わなかったのです。Q&Aをお聞きしたかったとお伝えしました。そして、30年ちょっと前にシリアのあちこちを訪れて、シリアの方々がとても親切だったことをお話しました。訪ねた地名だけアラビア語で話したら、「アラビア語ができるのね!」と言われてしまいました。「いえいえ、地名だけ」と。シリアの人たちが平穏に暮らせる日が来ることを願っていますとお伝えしました。
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ポスターの前で写真を撮らせていただきました。
お会いできてよかった♪

posted by sakiko at 21:36| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

今年は暑くなかったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭 (咲)

会場がちょっと遠いけど、毎年楽しみにしているSKIPシティ国際Dシネマ映画祭。そして、毎年、この映画祭の時にはすごく暑くて、夏到来を感じるのですが、今年は涼しい映画祭でした。もっとも明日のクロージングは暑いかも。
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全作品観たいところですが、上映予定をにらめっこして、行く日程を決定。
今年は、すごく迷いました。
なにしろ、国際コンペティションの10作品のうち、下記4作品が中東絡み。

『私の影が消えた日』 シリア内戦に翻弄される庶民
『ミッドナイト・トラベラー』 アフガニスタンから、ドイツを目指す映画監督の一家
『ザ・タワー』レバノンの難民キャンプで暮らすパレスチナの少女の物語 (アニメーション)
『陰謀のデンマーク』 イラク移民の両親のもとデンマークに生まれた監督の作品

さらに、下記5作品が女性監督作品。
『私の影が消えた日』 監督:スダーデ・カダン(シリア人)
『ブラインド・スポット』 監督:ツヴァ・ノヴォトニー (ノルウェー)
『イリーナ』 監督:ナデジダ・コセバ (ブルガリア)
『バッド・アート』 監督:タニア・レイモンド (アメリカ) ジオ・ゼッグラーとの共同監督
『旅愁』 監督:呉沁遥(日本、中国)

上記に挙げた以外の2作品
韓国の俳優キム・ユンソクの初監督作品『未成年(原題)』 、
ハンガリーの『ロケットマンの憂鬱』も、もちろん気になります。

迷った結果、フラットな多目的ホールで3本観るのはつらいと、14日(日)はやめて、15日(月・祝)と、夜に椎名桔平さんの登壇するトークのある17日(水)に決定!

上映を観られない作品は、DVDルームで観せていただくつもりでいたら、『陰謀のデンマーク』はDVDの提供がなくて、見損ねてしまいました。これが、重く暗い作品だけどよかったというのが観た人の共通する感想。日本で公開されることを切に願います。

17日、早起きできなくて、11時からの『イリ―ナ』は諦めたのですが、DVDを観ようと川口駅に11時半過ぎに着いたら、当てにしていた11:40の無料シャトルバスがない! 平日の時刻表をちゃんと見てなかったら、12:40までないことがわかりました。大急ぎで路線バスでのアクセスを調べて行きました。そのバスで、偶然『イリ―ナ』のプロデュ―サ―の方とご一緒になりました。アテンドしていた女性が、私に川口市立高校に行きますか?と聞いてきたのでわかった次第。
QAまで40分位しかなかったのですが、96分の『イリ―ナ』を早送りで観て映像ホールでのQAに行きました。
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プロデュ―サ―のお名前は、キタノフさん。「キタノに聞こえるでしょう。昨日は妻と一緒に京都に行って、真っ先に北野に行ってきました」とキタノフさん。
キタノフさんは、帽子がお好きで、この日被っていらしたのは、ホテルのある浦和で買ったもの。毎年、カンヌで必ず寄る帽子屋さんがあるけれど、自分の頭に合うサイズの帽子は、一つくらいしかなくて、色も選べないのに、浦和のお店には、7種類位あって嬉しかったとおっしゃってました。一見、いかつい感じの方ですが、ジョークのお好きな方でした。
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Q&Aの詳細は映画祭の公式レポ―トでどうぞ!


さて、明日はクロージング・セレモニー。どの作品が受賞するか見守りに行きたいと思います。


posted by sakiko at 22:04| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする