2019年10月07日

久しぶりの角館、イラン人の女将を訪ねました (咲)

10月5〜6日、秋田・角館に行ってきました。
20代の頃、足繁く通った「まつばユースホステル」の常連仲間の集まり。
当時は9時間位かかったのに、今や東京から新幹線で3時間。お昼前には到着。
2時の集合前に町を散策。
駅からまっすぐ行った右手にあった映画館は、7〜8年前に来たときには、まだ痕跡があったのですが、もうどこにあったかもわからなくなってました。
昔馴染みのお店でランチをと入ったら、案の定、お仲間が。

2時、15人が集まり、車で10分ほどの老人施設にユースホステルのおばさんを訪ねました。父と同じ大正11年生まれの97歳。おばさんにはよく怒られたものですが、お眠むの時間だったのか声も出なくて、ちょっと寂しい。でも、皆からのお小遣いを進呈した時には、嬉しそうな顔をされて、大事そうに懐にしまわれたので、おばさん健在!とほっとしました。

3時過ぎには宿にチェックイン。お風呂に入ろうとしたら、散策に行くという人たちがいたので、一緒に町へ。
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桜の季節には、大勢の観光客で賑わう桧木内川沿いの並木道もひっそり。よくこの河原でお花見したよねと。
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武家屋敷も土曜日なのに人がまばら。(これはお仲間の後ろ姿)

夜の宴会では、当時高校生だった最年少のK君が集金係。そんな彼も某大手銀行の支店長を務め、役職定年後、子会社にいるという年代に。
顔を合わせれば、あっという間に当時の気分。
年齢も職業も様々な、なんの利害関係もない、ただただ同じ場所で青春時代を過ごしたというだけの繋がり。実は、角館では会ってない人も。それでも思い出を共有できるのが不思議。

翌日、9時には元のユースホステルへ。
まずはお墓参りしてから、栗拾い。
栗ご飯とキノコ汁のお昼ご飯。
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ユースホステル時代に、一番お世話になった2階の和室も覗いてみました

三々五々に帰宅の途に。
午後ゆっくり帰る人たちと、かつては一日3往復しかなかった角館線の終着駅だった松葉駅に行ってみました。
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今は、秋田内陸縦貫鉄道となり本数も増え、田沢湖に近いこともあって、ツアー客がバスでここで降りて鉄道に乗り角館に出るというのも定番になっているようです。
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この日も、台湾の団体客がどっとバスから降りてきました。
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ルビー色のそば畑が綺麗でした。

2時過ぎ、秋田のKさんの車に乗せていただいて、まずは角館駅のロッカーに荷物を預け(ロッカー最低400円になっててびっくり!)、武家屋敷町の外れにある百穂苑まで送ってもらいました。
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ここの奥さまがイラン人。もう30年程前に偶然入って、飾ってある絨毯などからピンときて、イラン人とわかったのでした。その後、2回位訪ねているのでさすがに覚えていてくれました。ちょうどランチのお客様が帰ったので、ゆっくりお話してきました。
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百穂苑に展示されているイランのものたち

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安藤醸造に寄って買い物をして、下級武士の屋敷町を抜け、ゆかり堂でかりんとうを買って、6時ちょっと前に角館駅に滑り込み。
いい旅でした。



posted by sakiko at 22:29| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする