3月13日(土)から岩波ホールで開かれていた特集上映<映画で見る現代チベット>の最終日の4月2日(金)、1時からの『ラモとガベ(原題)』を観に行ってきました。
最終日で混むだろうと、早めに行ってチケットを購入。
1席おきとはいえ、やっぱり通路際の好きな席に座りたいし、映画の前に「ろしあ亭」でロシア料理を食べたいという思いもありました。
久しぶりの岩波ホール。
地下鉄から地下1階にあがったら、2軒あったお食事処はシャッターが下りてました。廊下の奥にあるお手洗い(一応お食事処専用だった)も閉まってました。
そして、「岩波ホールのチケットは10階で購入ください」との案内板。かつては、1階で販売していました。
しばらく行かないうちに、いろいろ変わりました。
11時半過ぎには、ろしあ亭へ。
世界一美味しい豚肉料理グリヤーシか、ロールキャベツか迷って、結局ロールキャベツに。美味しかったです♪
ボルシチは、レストラン「マトリョーシカ」の方が美味しいかな。
食べ終わった12時頃には、続々人が入ってきたので、早々に退散。
久しぶりに神保町を歩いてみました。
お堀端まで行って桜・・・と思いましたが、手前ですでに葉桜なのがわかってやめました。
いろいろな語学書や辞書を置いている山田書店は健在かしらと行ってみました。
ここは美術書や浮世絵がメインのようですが、語学書や旅本もあるので、かつてよく利用していました。
語学書や旅本がすっかり少なくなっていたので、伺ってみたら、今や、どちらもネットの時代になって売れないとのこと。夏頃には在庫セールをして、取り扱い品目を変更するそうです。
恩師と先輩が編纂した小辞典が、定価8000円のところ、2000円になっていたので、ほかの旅本と一緒に購入。お釣りが多くて、え?と思ったら、もう1000円でいいですよと。
お安くするので、ほかにも欲しいものがあったら・・・と言われ、アルバニア語単語帳を200円でゲット。なんだか申し訳ない思い。
さて、楽しみにしていた『ラモとガベ(原題)』
先に観たMさんから、よくわからないところがあったと言われていたので、一生懸命観ていたのですが、ところどころふっと寝てしまいました。(でも、肝心なところは見逃してないと思います。)
物語は・・・
ラモとガベが婚姻届を出しに行くと、ガベは結婚しているから、離婚してから来いと言われます。思えば、4年前に結婚が決まったのに、相手の女性から結納品が返されて、ガベは恥をかかされたのでした。結婚届を出したつもりはなかったのに、誰かが出してしまったらしいとわかり、とにかく離婚手続きが必要。ところが、婚姻届上の妻は、出家しているとわかり、本来、結婚出来ない身だから、役所に行けないといわれます。仕方なく死亡届の偽造を依頼するガベ。そうこうするうち、役所の担当者を連れて、寺に行き、婚姻届上の妻から離婚届にサインをもらい、離婚は成立します。
一方、ラモは、正月に行われる英雄叙事詩「ケサル王物語」の歌舞劇で、罪のために地獄に落ちた女性アタク・ラモの役を演じることになっていて、稽古に大忙し。積み深い女性の役はしたくないとごねるのですが、謝礼が結構な高額なのでやめるわけにもいきません。
ラモには小学生の甥っ子がいるのですが、その子が学校でいじめられると言って不登校に。それまたラモの悩みなのですが、実は、いじめられている理由を聞いて、ラモはびっくりします。ここからは、物語のキモなので明かしませんが、ラモとガベは無事結婚できるのかどうか、機会があったら、ぜひ映画をご覧ください。
『ラモとガベ(原題)』
原題:拉姆与嘎贝 英語題:Lhamo and Skalbe
監督:ソンタルジャ
出演: ソナム・ニマ(ガベ)、デキ(ラモ)、スィチョクジャ(ジャシ)
詳細:https://note.com/moviola/n/ne5414579373d