2021年11月03日

TIFF5日目(白)

11月3日(水・祝)
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青柳省吾さんの切り絵(スクリーン2にあります)

プレス試写会場の大半がシネスイッチ銀座1,2です。続けて観たい作品のとき、上下の移動だけでありがたい。7日、8日は一般上映(映画祭)もあります。
通常は金曜日のレディス・デーは950円!その日を待っている常連さんも多いでしょう。

今日は1本のみ。
●『アメリカン・ガール』(台湾)アジアの未来部門
SARS蔓延中の2003年。13歳のファンイーと母と妹は、3人で暮らしていたアメリカから父の待つ台北に戻った。母はガン治療中で死ぬ話ばかり。転校した私立中はアメリカと何もかも違って、成績も振るわずクラスメートとも馴染めない。
家族が別れて暮らしていたのは、子どもの将来のためか、母が望む自由のためだったのか。口に出るのは責める言葉ばかりで、すれ違ってしまう家族が痛々しい。コロナ禍の今とも重なり、いろいろ問題がおきてしまった家族もなんとか乗り越えてほしいと思う。

アジクロのNさん、(美)さん(暁)さん私と近くの喫茶店で軽食。コンビニ珈琲でOKな私は、ドリンクの値段に目が丸くなって頼めない(銀座じゃ普通なんでしょうけど)。みんなでいろいろ分け合ったサンドイッチは美味しかった。
伊東屋K.Itoya B1Fで三好貴子さんの個展中。また覗いてポストカードを買って帰る。(白)

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2021年11月02日

TIFF4日目(白)

11月2日(火)

ようやくシネジャの(咲)さん、(暁)さんに会えました。上京中の(美)さんも揃って4人でちょっとだけおしゃべり。
プレスルームは明るく広いのですが、コロナ予防のためか飲み物以外禁止で残念。来年は変っていますように。

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9階からの眺望

●TIFFの前にHTC有楽町で、『サウンド・オブ・メタル-聞こえるということ-』ロックバンドのドラマ―が急に耳が聞こえなくなる。荒れた末に、恋人の励ましでろう者のコミュニティーで手話を学んでいく。
手話シーンの字幕はないので、手話のわからない観客は彼と同じ思いを味わいます。それは、聞こえる人が大多数の中で少数派の聞こえない人が「いつもこうなのだ」と体感することでした。リズ・アーメッド主演、恋人役に『レディ・プレイヤー1』のオリビア・クック。

●『世界・北半球』(イラン)ワールドフォーカス
父が亡くなり家長として母に頼りにされる少年。倍も年上の従兄に求婚される10代の姉、母が借りた農地からは戦時中の人骨が出てきて、閉鎖の危機がせまる。これは(咲)さんが紹介するはず。

●『ムリナ』(クロアチアほか)ワールドフォーカス
小さな島で強権的な父と美しい母と暮らすユリナ。実業家の旧友に土地を買ってもらいたい父は、久しぶりに訪れた彼を大歓迎する。
別の世界へ出て行きたい娘と抑え込む父との葛藤。ユリナは世間知らずだけど強かった。

●『その日の夜明け』(スリランカ)コンペ部門
セイロンが植民地だったころ、詩人のパブロは領事として赴任する。
想像と全然違う作品で唖然。女好きなのか征服欲なのか?ろくでなしと言わせて。
領事館で働くおじさん気骨あり。(白)
posted by shiraishi at 23:45| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月01日

TIFF3日目(白)

11月1日(月)
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有楽町駅前 TIFF案内所・チケット売り場

昨日の開票結果を新聞で見ました。投票率は55%を超えたようですが、もっと上がるかと期待していました。
折角先人が努力して手に入れた選挙権なのに〜。
気を取り直して映画祭へ。

●『オマージュ』(韓国)コンペ部門
女性監督ジワン。10年続けてきた今、仕事も家庭も行き詰まっている。40年前の女性監督作品の修復作業の依頼が来て、欠けているフィルムを探すうち、女性スタッフたちの苦難も辿ることになった。
シン・スウォン監督の分身かと思えるイ・ジョンウン好演。

●『よだかの片想い』(日本)アジアの未来部門
顔にアザのある女子大生アイコは、自分のコンプレックスを語ったルポルタージュが好評で映画化の話が進む。
アイコを正面から見つめる飛坂監督に惹かれていくが…。

フォークロアシリーズ2
『お出かけ』(シンガポール)
『あの風が吹いた日』(日本)松田聖子監督、森崎ウィンが歌手ケン役で出演。
11月4日(木)のトークサロンは22時からLIVE配信のみ。アーカイブ保存はないそうです。(白)


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