ヨコハマ・フットボール映画祭の福島さんから、2022年の映画祭でグランプリを受賞したドイツ映画『はなれていても』が、シネマ・ジャック&ベティで開催中の「見逃シネマ2022」で12月30日(金) 19:10〜から上映されるとのご連絡をいただきました。
年末年始は、横浜の妹のところで過ごすので、時間的に好都合。
しかも、映画の内容をみてみたら、生まれ育った村を失ったサッカー少年が、シリア難民の少年と出会い、友情を深めながら成長する姿を描いた物語とのことで、これは私が観るべき映画。今年、映画館で観る最後の映画に決定!
『はなれていても』 原題:Zu weit weg
cWeydemann Bros. GmbH
監督:ザラ・ヴィンケンシュテッテ
出演:ヨラン・ライヒャー、ソブヒ・アワド
2019年/ドイツ/89分
映画には、シリア難民の少年だけでなく、トルコ移民の少年も出てきました。
シリアのアレッポから、兄と二人で脱出するも途中ではぐれてしまったと聞き、サッカー仲間がネットを活用してお兄さんを探し出すという心温まる物語でした。せっかく仲良くなったシリアの少年は、お兄さんのいるオランダに行ってしまうのですが、はなれていても、画面上で時々おしゃべりするというのが、タイトルの由来。
「新しい年を希望をもって迎えるのに相応しい作品なのではないかと思います」とご案内にあった通りの、爽やかな映画でした。
上映後には、福島さんが登壇し、『はなれていても』のミニ解説と、来年の映画祭の上映候補作品の紹介がありました。
実は、福島さんと知り合ったのは、数年前の冬コミケ。シネマジャーナルをご購入くださり、それ以降、横浜フットボール映画祭のご案内をくださっているというご縁。
お陰様で、今年最後を飾るのにふさわしい映画に出会えました。
いろいろあった2022年も、あと数時間。2023年が、良き年になることを祈るばかりです。
そして、素敵な映画にたくさん出会えますように♪
来年も、どうぞよろしくお願いします。
2022年12月31日
2022年もありがとうございました。(白)
年の初めの願いと違って、全然おだやかじゃない1年でした。
私の周りでもいくつもの訃報がありました。
近い人が結婚したとか、あかちゃんが生まれたとかいう話は全然ありません。そういう年頃です。ともあれ生き延びました。
さて今年最後の映画は、これはベストテンで外せないだろうと駆け込んだ13年ぶりの続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』とアニメーション『かがみの孤城』(辻村深月原作)。
次の日はレンタルやさんで『アバター』を借りました。ほとんど忘れていましたが、やっぱり戦争映画でした。今昔のさまざまな戦争を思い出させます。『アバター』でクオリッチ大佐がナヴィたちを見る目は、開拓時代の先住民、大戦やベトナム戦争下のアジア人へ向けられたのと通じます。日本も大東亜共栄圏を目指してアジアへ進出したのですから、大差なかったでしょう。
続編は、アバターからナヴィの一族となってネイティリと結婚し家族を得たジェイクが守りに入り、人間と戦わず森から海へと逃げ出します。この海がすばらしく美しく、森の民と海の民の違いもよくわかります。しかしジェイク夫婦や、混血の子供たちが差別を受けるのも浮き彫りにします。後半は怒涛の戦いシーン! 船が沈む様子に『タイタニック』を思い出しましたが、同じジェームズ・キャメロン監督でした。興行成績1位と3位なんですね。(2位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』2019) 情報元はこちら
シガニー・ウィーバーがモーションキャプチャーで演じた少女のキリ(グレース博士の娘、ジェイクの養女になった)が覚醒していき、この後に続いていくようです。3は遠からず公開予定、5までできるらしいです。
『かがみの孤城』は本屋大賞受賞作、てっきり読んだと勘違いしていましたが未読でした。中学生の心持ちが繊細に描かれていて、話の展開が新鮮。想像しながら最後までひきつけられて観ました。同年代の人にはもっと深く届くでしょう。
今年の話題作『トップガン マーヴェリック』は見逃してしまい、そんな人が多かったのかレンタルやさんに1本も残ってませんでした。返却される年明けを待たねば。オンライン試写を中心に今年も340本くらい観たかなぁ(定かでありません)。ベスト10を書きだす前に数えてみます。皆様のベスト10(ジャンル、順位つけなしでも可)はなんでしたか?
1月末には「おすすめ映画ブログ」で発表しますので、コメント欄などにお寄せください。
2023年は良い年になりますように。
できることからこつこつやっていきましょう。(白)
私の周りでもいくつもの訃報がありました。
近い人が結婚したとか、あかちゃんが生まれたとかいう話は全然ありません。そういう年頃です。ともあれ生き延びました。
さて今年最後の映画は、これはベストテンで外せないだろうと駆け込んだ13年ぶりの続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』とアニメーション『かがみの孤城』(辻村深月原作)。
次の日はレンタルやさんで『アバター』を借りました。ほとんど忘れていましたが、やっぱり戦争映画でした。今昔のさまざまな戦争を思い出させます。『アバター』でクオリッチ大佐がナヴィたちを見る目は、開拓時代の先住民、大戦やベトナム戦争下のアジア人へ向けられたのと通じます。日本も大東亜共栄圏を目指してアジアへ進出したのですから、大差なかったでしょう。
続編は、アバターからナヴィの一族となってネイティリと結婚し家族を得たジェイクが守りに入り、人間と戦わず森から海へと逃げ出します。この海がすばらしく美しく、森の民と海の民の違いもよくわかります。しかしジェイク夫婦や、混血の子供たちが差別を受けるのも浮き彫りにします。後半は怒涛の戦いシーン! 船が沈む様子に『タイタニック』を思い出しましたが、同じジェームズ・キャメロン監督でした。興行成績1位と3位なんですね。(2位は『アベンジャーズ/エンドゲーム』2019) 情報元はこちら
シガニー・ウィーバーがモーションキャプチャーで演じた少女のキリ(グレース博士の娘、ジェイクの養女になった)が覚醒していき、この後に続いていくようです。3は遠からず公開予定、5までできるらしいです。
『かがみの孤城』は本屋大賞受賞作、てっきり読んだと勘違いしていましたが未読でした。中学生の心持ちが繊細に描かれていて、話の展開が新鮮。想像しながら最後までひきつけられて観ました。同年代の人にはもっと深く届くでしょう。
今年の話題作『トップガン マーヴェリック』は見逃してしまい、そんな人が多かったのかレンタルやさんに1本も残ってませんでした。返却される年明けを待たねば。オンライン試写を中心に今年も340本くらい観たかなぁ(定かでありません)。ベスト10を書きだす前に数えてみます。皆様のベスト10(ジャンル、順位つけなしでも可)はなんでしたか?
1月末には「おすすめ映画ブログ」で発表しますので、コメント欄などにお寄せください。
2023年は良い年になりますように。
できることからこつこつやっていきましょう。(白)
2022年12月25日
今年400本目は未来チケットで『子猫をお願い』 (咲)
メリークリスマス!
我が家のプチクリスマスです♪
いろいろあった2022年も、あと1週間になりました。
映画が寂しさを紛らわせてくれた年になりました。
試写は、オンラインと試写室の両方を選べるものがほとんどで、オンラインがあるから・・・と油断しているうちに、公開が始まってしまうことも。
せっかく試写のご案内をいただいたのに、ずいぶん見逃して紹介しそこねてしまいました。
そんな中、12月23日に400本目達成!
晴ある400本目は、『子猫をお願い4K リマスター版』。
12月23日から公開が始まった『猫たちのアパートメント』のチョン・ジェウン監督の2001年の作品です。
ソウル郊外仁川(インチョン)の商業高校の同級生の女の子5人が、卒業して、それぞれの道を歩み始める物語。ペ・ドゥナやイ・ヨウォンが、20歳そこそこの役。(当時ほぼ実年齢!) ペ・ドゥナは、案外、変わっていません。『吠える犬は噛まない』(2000年)は、来日したペ・ドゥナに会っているので、はっきり覚えているのですが、『子猫をお願い』は観たのかどうか・・・の記憶。
折り畳み式の携帯や、大きなデスクトップ型パソコンが時代を感じさせてくれました。
仁川空港が、ちょうどできたばかりの頃。まだ仁川の町には、目立つ高いビルもありませんでした。
仁川といえば、韓国最大のチャイナタウンのあるところ。ペ・ドゥナ演じるテヒの仲良しの同級生の双子ピリュとオンジョのお母さんは中国人。母方の祖父母は中国語で会話しています。そして、テヒの母親を演じているキム・ファヨンは、ペ・ドゥナの実母! 母娘共演です。
さて、子猫。オク・チヨン演じる絵が上手だけど、家が貧しくて専門的に勉強することも叶わないジヨンが迷い猫を拾ってティティと名付けます。証券会社に入社した美人のヘジュの誕生日祝いに、自分で絵を描いた箱にティティを入れてプレゼントするのですが・・・
子猫がその後、誰の手にお願いされるのか・・・ 若い女性たちが、未来を切り開いていく姿と共に、可愛い子猫の運命が描かれた映画でした。
この映画、渋谷のユーロスペースで観たのですが、ミニシアター・エイドのリターンでいただいた未来チケット10枚の最後の1枚を使わせていただきました。2022年内有効で、やっと使えたのですが、心に残る良い映画を観ることができました。
コロナがはびこってきた中で、客足の落ちたミニシアターを救おうと行われたミニシアターエイド。
正式名称は、『未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金』
2020年4月13日(月)にスタートして、わずか3日で1億円達成したのでした。
あれから、2年8か月が経ちましたが、コロナはいまだに収束しません。岩波ホールが閉館するという悲しい出来事もありました。 今のところ、ほかのミニシアターは、なんとか頑張ってくださっていますが、これから先、どうなることかわかりません。
これからも素敵な映画をスクリーンで見せていただくために、出来るだけ、映画館に足を運んで応援したいと思います。
『子猫をお願い4K リマスター版』
公式サイト:https://konekowoonegai4k.com/
2022年12月17日(土)よりユーロスペース他にて全国順次ロードショー
『猫たちのアパートメント』
2022年/韓国/韓国語/88分
配給:パンドラ
公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/catsapartment/
★2022年12月23日(金) 渋谷・ユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町にてロードショー、全国順次公開.
我が家のプチクリスマスです♪
いろいろあった2022年も、あと1週間になりました。
映画が寂しさを紛らわせてくれた年になりました。
試写は、オンラインと試写室の両方を選べるものがほとんどで、オンラインがあるから・・・と油断しているうちに、公開が始まってしまうことも。
せっかく試写のご案内をいただいたのに、ずいぶん見逃して紹介しそこねてしまいました。
そんな中、12月23日に400本目達成!
晴ある400本目は、『子猫をお願い4K リマスター版』。
12月23日から公開が始まった『猫たちのアパートメント』のチョン・ジェウン監督の2001年の作品です。
ソウル郊外仁川(インチョン)の商業高校の同級生の女の子5人が、卒業して、それぞれの道を歩み始める物語。ペ・ドゥナやイ・ヨウォンが、20歳そこそこの役。(当時ほぼ実年齢!) ペ・ドゥナは、案外、変わっていません。『吠える犬は噛まない』(2000年)は、来日したペ・ドゥナに会っているので、はっきり覚えているのですが、『子猫をお願い』は観たのかどうか・・・の記憶。
折り畳み式の携帯や、大きなデスクトップ型パソコンが時代を感じさせてくれました。
仁川空港が、ちょうどできたばかりの頃。まだ仁川の町には、目立つ高いビルもありませんでした。
仁川といえば、韓国最大のチャイナタウンのあるところ。ペ・ドゥナ演じるテヒの仲良しの同級生の双子ピリュとオンジョのお母さんは中国人。母方の祖父母は中国語で会話しています。そして、テヒの母親を演じているキム・ファヨンは、ペ・ドゥナの実母! 母娘共演です。
さて、子猫。オク・チヨン演じる絵が上手だけど、家が貧しくて専門的に勉強することも叶わないジヨンが迷い猫を拾ってティティと名付けます。証券会社に入社した美人のヘジュの誕生日祝いに、自分で絵を描いた箱にティティを入れてプレゼントするのですが・・・
子猫がその後、誰の手にお願いされるのか・・・ 若い女性たちが、未来を切り開いていく姿と共に、可愛い子猫の運命が描かれた映画でした。
この映画、渋谷のユーロスペースで観たのですが、ミニシアター・エイドのリターンでいただいた未来チケット10枚の最後の1枚を使わせていただきました。2022年内有効で、やっと使えたのですが、心に残る良い映画を観ることができました。
コロナがはびこってきた中で、客足の落ちたミニシアターを救おうと行われたミニシアターエイド。
正式名称は、『未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金』
2020年4月13日(月)にスタートして、わずか3日で1億円達成したのでした。
あれから、2年8か月が経ちましたが、コロナはいまだに収束しません。岩波ホールが閉館するという悲しい出来事もありました。 今のところ、ほかのミニシアターは、なんとか頑張ってくださっていますが、これから先、どうなることかわかりません。
これからも素敵な映画をスクリーンで見せていただくために、出来るだけ、映画館に足を運んで応援したいと思います。
『子猫をお願い4K リマスター版』
公式サイト:https://konekowoonegai4k.com/
2022年12月17日(土)よりユーロスペース他にて全国順次ロードショー
『猫たちのアパートメント』
2022年/韓国/韓国語/88分
配給:パンドラ
公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/catsapartment/
★2022年12月23日(金) 渋谷・ユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町にてロードショー、全国順次公開.
六本木ヒルズのクリスマス(白)
カルティエのツリー
広場のクリスマスマーケット
映画祭が日比谷・有楽町に移ってから、試写のときしか六本木に行きません。先週久しぶりにヒルズに行ってみましたらクリスマス一色でした。クリスマスマーケットも賑やかです。明日からはもう新年モードになるのでしょう。
今年はコロナが消えないばかりか、ウクライナとロシアの戦争が始まって「穏やかな一年に」と願ったのとは程遠くなってしまいました。祈ること願うことは自分の心の芯にはなりますが、ものごとや世の中を変える直接の力にはならないと再認識しています。
時事通信フォトの「2022年の出来事」はこちら
振り返ってこの先、「自分のしたいこと」、「しなくてはいけないこと」を考えて、動かなければ。訃報を聞くにつけ、自分の人生の残り時間が少なくなってきたのを感じます。どうか皆様もお元気で年末年始をお過ごしください。そして来年は少しでもいい方向に進めるよう、できなかったことを一つクリアしてみませんか。(白)
2022年12月04日
フランス映画祭で横浜散歩♪ (咲)
12月1日(木)、フランス映画祭2022 横浜 オープニングセレモニーの取材で横浜へ。
もう真っ暗になった街を、みなとみらいホールに向けて歩いていきました。
イルミネーションが溢れていてぐっとクリスマス気分♪
3年ぶりに来日ゲストが登壇するので取材を決めたのですが、中でも、オープニング作品『EIFFEL(原題)』主演のロマン・デュリスさんが楽しみでした。
最初の挨拶の中で、日本語の「腹、へった」が大きく聞こえました。
MCの矢田部吉彦さん、呆れたのか、「覚えた日本語も出てきました」と訳されました。
矢田部さん、流ちょうなフランス語も交えての素晴らしいMCでした。
ロマン・デュリスさんの口からは、ほかにも
「モシモシ」
「ドウイタシマシテ」
「じゃ、また」
といった日本語がさりげなく飛び出してきて、なんとも可笑しい方でした。
意外と小柄なことを知りました。
フェスティバルミューズの石田ゆり子さんと並ぶと、ハイヒールのせいかもしれませんが、石田ゆり子さんの方が高く見えました。
今回、ドライブインシアターでの『EIFFEL(原題)』上映会もあって、舞台挨拶に登壇する時に、ロマン・デュリスさん、思わずスクリーンの枠のゴムボートのような素材を触って感触を確かめていました。石田ゆり子さんも珍しそうに一緒に触ってみるという日仏交流も♪
電気自動車(EV)限定のドライブインシアター、拍手の代わりにハザードランプをチカチカ。寒かったけれど、なかなか楽しい取材でした。
詳細は、こちらで!
フランス映画祭 祝! 30回! 3年ぶりにゲストを迎えた盛大なオープニング
ドライブインシアター取材の時の折り畳み式の椅子をお土産にいただいて、徒歩15分程の妹宅へ。
翌日は、配給の決まっていない『フルタイム 』のエリック・グラヴェル監督にインタビュー。実は、取材場所が今年6月にオープンしたばかりのウェスティンホテル横浜と聞いて、映画を観ないうちに取材を決めたのでした。妹宅からホテルが見えていて、徒歩5分程というのも魅力でした。
『フルタイム 』は、パリ郊外に住むシングルマザーが、交通機関のストが続く中、職場であるパリの5つ星ホテルに通いながら、さらに上を目指して転職に挑むという物語。
ホテルのメイド仲間との会話の中で、「日本の自動洗浄のトイレは素晴らしい」という言葉が出てきたので、伺ってみたら、実は今回が初来日。「真っ先に自動洗浄トイレを試してみたのですが、想像以上に素晴らしかった!」とのこと。
インタビューは後日掲載します。
1時に取材を終えて、横浜散歩。
フランス月間の企画で、赤レンガ倉庫で開催されている写真展をまず目指しました。
ランドマークから、日本丸、運河を横切る汽車道を通って赤レンガ倉庫へ。
まだ紅葉が綺麗でした。
写真展はちょっと期待と違うものでした。
赤レンガ倉庫では、クリスマス市開催中でした。平日で無料♪
象の鼻パークの上を通るプロムナードを歩いて、山下公園へ。
端っこにあるインド式給水塔は、修復工事中でした。
歩き疲れて、ホテルニューグランド2階のロビーで一休み。
2015年4月に父と一緒に泊まった時のことを思い出して、ちょっとしんみり〜
http://cinemajournal.seesaa.net/article/416904271.html
3時半を過ぎて、すっかりお腹もぺこりんこ。
中華街の順海閣で酢豚ランチをいただきました。
フランス映画祭のお陰で、横浜を楽しんだ一日でした。
もう真っ暗になった街を、みなとみらいホールに向けて歩いていきました。
イルミネーションが溢れていてぐっとクリスマス気分♪
3年ぶりに来日ゲストが登壇するので取材を決めたのですが、中でも、オープニング作品『EIFFEL(原題)』主演のロマン・デュリスさんが楽しみでした。
最初の挨拶の中で、日本語の「腹、へった」が大きく聞こえました。
MCの矢田部吉彦さん、呆れたのか、「覚えた日本語も出てきました」と訳されました。
矢田部さん、流ちょうなフランス語も交えての素晴らしいMCでした。
ロマン・デュリスさんの口からは、ほかにも
「モシモシ」
「ドウイタシマシテ」
「じゃ、また」
といった日本語がさりげなく飛び出してきて、なんとも可笑しい方でした。
意外と小柄なことを知りました。
フェスティバルミューズの石田ゆり子さんと並ぶと、ハイヒールのせいかもしれませんが、石田ゆり子さんの方が高く見えました。
今回、ドライブインシアターでの『EIFFEL(原題)』上映会もあって、舞台挨拶に登壇する時に、ロマン・デュリスさん、思わずスクリーンの枠のゴムボートのような素材を触って感触を確かめていました。石田ゆり子さんも珍しそうに一緒に触ってみるという日仏交流も♪
電気自動車(EV)限定のドライブインシアター、拍手の代わりにハザードランプをチカチカ。寒かったけれど、なかなか楽しい取材でした。
詳細は、こちらで!
フランス映画祭 祝! 30回! 3年ぶりにゲストを迎えた盛大なオープニング
ドライブインシアター取材の時の折り畳み式の椅子をお土産にいただいて、徒歩15分程の妹宅へ。
翌日は、配給の決まっていない『フルタイム 』のエリック・グラヴェル監督にインタビュー。実は、取材場所が今年6月にオープンしたばかりのウェスティンホテル横浜と聞いて、映画を観ないうちに取材を決めたのでした。妹宅からホテルが見えていて、徒歩5分程というのも魅力でした。
『フルタイム 』は、パリ郊外に住むシングルマザーが、交通機関のストが続く中、職場であるパリの5つ星ホテルに通いながら、さらに上を目指して転職に挑むという物語。
ホテルのメイド仲間との会話の中で、「日本の自動洗浄のトイレは素晴らしい」という言葉が出てきたので、伺ってみたら、実は今回が初来日。「真っ先に自動洗浄トイレを試してみたのですが、想像以上に素晴らしかった!」とのこと。
インタビューは後日掲載します。
1時に取材を終えて、横浜散歩。
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ランドマークから、日本丸、運河を横切る汽車道を通って赤レンガ倉庫へ。
まだ紅葉が綺麗でした。
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赤レンガ倉庫では、クリスマス市開催中でした。平日で無料♪
象の鼻パークの上を通るプロムナードを歩いて、山下公園へ。
端っこにあるインド式給水塔は、修復工事中でした。
歩き疲れて、ホテルニューグランド2階のロビーで一休み。
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3時半を過ぎて、すっかりお腹もぺこりんこ。
中華街の順海閣で酢豚ランチをいただきました。
フランス映画祭のお陰で、横浜を楽しんだ一日でした。