2023年4月1日。レスリー・チャンが自ら旅立って20年が経ちました。
毎年、シネジャに追悼記事を寄稿してくださるEさんが、コロナ禍で行けなかった香港に久しぶりに飛びました。
追悼展の模様をさっそく送ってくださいました。レスリー、今も香港の人たちに愛されいるのがわかります。
紅館で開催される《繼續寵愛・二十年・音樂會》のチケットは1月31日に売り出され、あっという間に完売。パソコンで観ますとEさん。え? 配信されるの?と伺ったら、ライブ配信と、4月2日3時と10時に録画配信されるのですが、事前予約チケット(有料)が必要とわかりました。ライブ配信される時間には、かつての追っかけ仲間と集まっているし、録画配信も時間的に無理なので諦めました。(本人が出てくれるなら、なんとしてでも観たいけど!)
Bunkamuraル・シネマで、【レスリー・チャン没後20年特別上映】として
『流星』4/1(土)、2(日)
『欲望の翼 デジタルリマスター版』4/1(土)
の2作品が上映されると数週間前に発表されました。
その時点では上映時間がわからなかったものの、かつての追っかけ仲間で集まる場所は、映画を観る人もいるだろうからと、幹事役のMさんが渋谷の中華料理屋さんを6時に予約してくれました。
『流星』は13:25から。『欲望の翼』は16:15からで終了時間は18:05。
『欲望の翼』は、数年前に皆でル・シネマで観たし、今後も上映予定があるので、今回は『流星』のみ観ることに。愛おしい大好きな作品です。
チケット売り出しの30日の深夜0時、スタンバイして、前から3番目の左端の席を確保。(もう少し後ろがよかったけど、既に埋まってました)
即完売とはならなかったですが、30分程で完売!
久しぶりに大画面で観る『流星』、感無量でした。
香港で公開された時、いち早く観たいと、そのために2泊3日で香港に飛んだのを思い出します。馴染み深い上環の町が主な舞台で、映画を観た翌日、いくつかの撮影場所を確認に行ったのでした。
3時半に『流星』が終わって、宴まで時間があるので、松濤の住宅街を歩きました。
今は亡きNHKにお勤めだったN氏に案内されて、桜の時期に数名で散策したのを思い出しました。
6時ちょっと前、お店に上がるエレベーターの前に、見覚えのある後ろ姿! もう20年近く会ってない名古屋のFちゃんでした。思わずハグ。
彼女は、レスリーの葬儀に香港に駆けつけ、火葬場にも行ったのです。でも、香港では親族が焼き場で待つことはないのだとか。骨壺に収められたのを後から取りに行くのだそうです。
日本語のできる女性がたまたまいて、「あの煙突の煙がレスリー」と教えてくださって、煙を見送ったことを当時聞かされたのですが、日本のように皆で骨を拾うことはないということは、今回初めて明かしてくれました。ところ変わればですね・・・
福岡のN子さんも久しぶりに来てくれました。
会社勤めの人にとって、4月1日は月初の上、年度変わりで忙しい日。今回は土曜日だったので来ることができた次第。 アジアフォーカスで福岡に通っていた時には、いつもお会いしていたのですが、それもなくなってしまったので、嬉しい再会でした。
1次会が終わって、お茶をと思ったけれど、渋谷はどこも若い人たちでいっぱい。
結局入れたのはカラオケ! 「レスリー・チャン」で曲を探したけれど出てこなくて、北京語読みの「チャングォロン」でいっぱい出てきました。でも、本人出演は1曲もなくて、がっかり。曲名もすべて中国語のカタカナ読みで書かれていて、どの曲なのかさっぱりわかりません。
それならばと、iPhoneでYouTubeを観ることに。 1時間近く経って、追加ドリンクを運んできたお店の方に、大画面に繋ぐことができるか聞いたら、接続コードを持ってきてくださいました。もっと早く聞けばよかった!
お蔭で、レスリーのコンサートを観ながら、楽しかった時を思い出すことができました。
踊れる曲で盛り上がり、最後は、「為[イ尓]鍾情」で、しっとりと締めました。
今回は、身内に不幸があったり、本人の体調が悪かったりで、3人が参加できませんでした。
私たちも皆、「あの頃は、よく走れたね」という状況です。思い出を共有できる友たちは、レスリーからの贈り物。ほんとに感謝です。
posted by sakiko at 05:03|
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