「映像女性学の会」から次回企画のお知らせ『BODY TROUBLE 男が女になるビョーキ?』(浜野佐知監督)が届いていました。
そこに井出洋子監督が8月13日に亡くなられたとあり、6月の上映会にゲストで来場されたときの写真が掲載されていました。ニュースに全く気付かず、慌ててfacebookの井出監督ページを確認すると、ご遺族からのお知らせがありました。お別れ会は20日だったそうです。
井出洋子監督は布川事件を扱ったドキュメンタリー『ショージとタカオ』で高く評価されました。私は4年前に『夕やけ子どもクラブ!』で取材させていただきました。
明るくてパワフルな方で、まだまだ作品を送り出してくださると思っていました。
ご冥福をお祈りします。
井出洋子監督インタビューはこちら
舞台挨拶時のスタッフ日記はこちら
2023年08月22日
2023年08月06日
もう3か月近く入院しています(暁)
4月19日に引っ越ししたものの片付けも終わらないうちに、心臓弁膜症の手術をするために5月14日に入院し、16日に手術。約1か月の入院の後、リハビリ病院に転院し、まだ入院中です。
会社勤めをしていた20年以上前から、健康診断のたびに心臓肥大と指摘はあったのですが、心臓弁膜症とわかったのは10年前(2013年)。9月末頃シネマジャーナル本誌の編集作業がありスタッフが集まった時、帰りに息が苦しくなり、スタッフのKさんから「病院にすぐ行ったほうがいいよ」と言われ、翌日、日曜日に、いつも行っている病院がやっていることがわかり行きました。
レントゲンを撮ったところ、「肺に水が溜まっている。心不全だと思うから、すぐに大きな病院の救急外来に行きなさい。入院の可能性があるから用意して行くように」と紹介状を渡され、家に帰って用意をして、すぐにN病院(武蔵野市)にタクシーで向かいました。もう夕方17時近かったのですが、行ったらすぐに肺から水を抜くための利尿剤を渡され、それを飲み、2時間近く診療室にいたのですが、あいにく病室が満室だったので、23時頃家に帰りました。そして、10日後くらいに2週間の検査入院。東京国際映画祭と重なり、その年はとうとう東京国際には行けず、買ったチケット4枚分を友人に譲るはめに。とても残念でした。
検査の結果、心臓弁膜症ということがわかり、それもかなり重症で手術をすることになりました。と言っても心臓血管外科の担当先生の手術は立て込んでいて、次の年の1月に手術ということになりました。ところが、入院の1日前に、緊急の心臓手術が必要な人が出て、私の手術は2カ月後の2014年3月に変更に。だから、手術は前年の検査入院から半年後でした。
心臓の手術ということで、手術に至るまで病院の確定や、手術をお願いする先生のことなどを決めるためいろいろ調べました。同じ駅から行く、日本でもトップクラスのS病院(府中)があり、そちらでお願いしようかとも思い、見学に行ったこともあります。こちらも、とても感じが良かったのですが、N病院が20日間くらいの入院だったのに対して、S病院は8日くらいで退院してもらいますとのことだったので、一人暮らしの私としては、より長く入院していられるN病院にしました。手術をしてくれる先生の評判も市の医療相談に行き、太鼓判を押してくれたので、安心してお願いすることにしました。
心臓には弁が4つあり、私の場合は僧帽(そうぼう)弁と大動脈弁の開閉が悪くなっていたようです。なので弁を交換する必要がありました。人工弁には生体弁と機械弁があり、それぞれ特徴があり、メリット、デメリットを考え選択する必要がありました。生体弁は豚や牛の弁で、劣化するため約10年後後には再交換のための手術をする必要があり、機械弁はチタンやパイロライトカーボンなどの人工材料で1回交換したら一生ものだけど血栓が付着しやすく、血液が固まるのを防ぐワルファリンという薬をずっと飲まなくてはならないというデメリットがありました。
それで、私は生体弁にしたのですが、大動脈弁だけ交換し、他に僧帽弁と三尖(さんせん)弁は修復という形になりました。心臓を止め、人工心臓をつけての手術、約6時間かかりましたが、無事成功することができました。しかし、その弁の機能が10年もたたないうちに落ち、今回の再手術になりました。今回は機械弁にしないといけないかなと思ったら、手術の技術は10年のうちに向上し、今回も生体弁で可能ということになりました。
今回は、去年10月頃から息が苦しくなり、引っ越し先を探したり、引っ越し作業と重なってしまい、引っ越しが先か手術が先か状態になってしまったのですが、やはり手術をした後はしばらく重いものも持てないので、友人や妹たちに助けてもらい、なんとか4月に引っ越し、20日もしないうちに入院し心臓手術をしました。
新たに病院や手術をお願いする先生を探している時間もなかったし、前回の状況もわかっているし、私は引越しのことで手いっぱいだったので、手術は前回の先生と同じ先生に頼みました。
9年前の手術の時は3週間で退院し、実家で1か月くらい静養していたのですが、今回は妹に負担もかかるし、新しい家がバリアフリー住宅なので、傷が回復し、リハビリをしてから帰ることにしました。手術をした病院に1か月くらいいて、リハビリの病院に転院したのですが、思ったより時間がかかってしまい、8月6日現在、まだ入院しています。でも14日に退院できることになりました。あと1週間、なんとかもう少しADL(日常生活動作)の向上をして家に帰れたらと思っています。
リハビリ病院に移り、約1か月くらい前から病室でオンライン試写を観ることができるようになりました。でも、引っ越し準備を始めた3月くらいからもう5か月も映画館や試写室で映画を観ていないので、だいぶ映画を観逃がしました。早く映画を観たいです。
会社勤めをしていた20年以上前から、健康診断のたびに心臓肥大と指摘はあったのですが、心臓弁膜症とわかったのは10年前(2013年)。9月末頃シネマジャーナル本誌の編集作業がありスタッフが集まった時、帰りに息が苦しくなり、スタッフのKさんから「病院にすぐ行ったほうがいいよ」と言われ、翌日、日曜日に、いつも行っている病院がやっていることがわかり行きました。
レントゲンを撮ったところ、「肺に水が溜まっている。心不全だと思うから、すぐに大きな病院の救急外来に行きなさい。入院の可能性があるから用意して行くように」と紹介状を渡され、家に帰って用意をして、すぐにN病院(武蔵野市)にタクシーで向かいました。もう夕方17時近かったのですが、行ったらすぐに肺から水を抜くための利尿剤を渡され、それを飲み、2時間近く診療室にいたのですが、あいにく病室が満室だったので、23時頃家に帰りました。そして、10日後くらいに2週間の検査入院。東京国際映画祭と重なり、その年はとうとう東京国際には行けず、買ったチケット4枚分を友人に譲るはめに。とても残念でした。
検査の結果、心臓弁膜症ということがわかり、それもかなり重症で手術をすることになりました。と言っても心臓血管外科の担当先生の手術は立て込んでいて、次の年の1月に手術ということになりました。ところが、入院の1日前に、緊急の心臓手術が必要な人が出て、私の手術は2カ月後の2014年3月に変更に。だから、手術は前年の検査入院から半年後でした。
心臓の手術ということで、手術に至るまで病院の確定や、手術をお願いする先生のことなどを決めるためいろいろ調べました。同じ駅から行く、日本でもトップクラスのS病院(府中)があり、そちらでお願いしようかとも思い、見学に行ったこともあります。こちらも、とても感じが良かったのですが、N病院が20日間くらいの入院だったのに対して、S病院は8日くらいで退院してもらいますとのことだったので、一人暮らしの私としては、より長く入院していられるN病院にしました。手術をしてくれる先生の評判も市の医療相談に行き、太鼓判を押してくれたので、安心してお願いすることにしました。
心臓には弁が4つあり、私の場合は僧帽(そうぼう)弁と大動脈弁の開閉が悪くなっていたようです。なので弁を交換する必要がありました。人工弁には生体弁と機械弁があり、それぞれ特徴があり、メリット、デメリットを考え選択する必要がありました。生体弁は豚や牛の弁で、劣化するため約10年後後には再交換のための手術をする必要があり、機械弁はチタンやパイロライトカーボンなどの人工材料で1回交換したら一生ものだけど血栓が付着しやすく、血液が固まるのを防ぐワルファリンという薬をずっと飲まなくてはならないというデメリットがありました。
それで、私は生体弁にしたのですが、大動脈弁だけ交換し、他に僧帽弁と三尖(さんせん)弁は修復という形になりました。心臓を止め、人工心臓をつけての手術、約6時間かかりましたが、無事成功することができました。しかし、その弁の機能が10年もたたないうちに落ち、今回の再手術になりました。今回は機械弁にしないといけないかなと思ったら、手術の技術は10年のうちに向上し、今回も生体弁で可能ということになりました。
今回は、去年10月頃から息が苦しくなり、引っ越し先を探したり、引っ越し作業と重なってしまい、引っ越しが先か手術が先か状態になってしまったのですが、やはり手術をした後はしばらく重いものも持てないので、友人や妹たちに助けてもらい、なんとか4月に引っ越し、20日もしないうちに入院し心臓手術をしました。
新たに病院や手術をお願いする先生を探している時間もなかったし、前回の状況もわかっているし、私は引越しのことで手いっぱいだったので、手術は前回の先生と同じ先生に頼みました。
9年前の手術の時は3週間で退院し、実家で1か月くらい静養していたのですが、今回は妹に負担もかかるし、新しい家がバリアフリー住宅なので、傷が回復し、リハビリをしてから帰ることにしました。手術をした病院に1か月くらいいて、リハビリの病院に転院したのですが、思ったより時間がかかってしまい、8月6日現在、まだ入院しています。でも14日に退院できることになりました。あと1週間、なんとかもう少しADL(日常生活動作)の向上をして家に帰れたらと思っています。
リハビリ病院に移り、約1か月くらい前から病室でオンライン試写を観ることができるようになりました。でも、引っ越し準備を始めた3月くらいからもう5か月も映画館や試写室で映画を観ていないので、だいぶ映画を観逃がしました。早く映画を観たいです。
8月6日『夢みる校長先生』トークへ(白)
広島原爆忌です。78年経ちました。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文が毎年紹介されます。
市民局 国際平和推進部 平和推進課の説明によりますと
「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれているものです」
この誓い、祈りは今もちゃんと守られているでしょうか。
5日に公開された『夢みる校長先生』のトークを取材にシネスイッチ銀座に行ってきました。シネジャ作品紹介はこちら。
昨日は出演した校長先生たちが揃って登壇されたのですが、所用で行けず、尾木ママこと尾木直樹さんゲストの今日拝聴しました。
オオタヴィン監督との対談は上映の間の20分ほど。
その中で尾木ママが先にあげた碑文のことに言及。また、子どもファーストでなくてはいけない、子どもの権利についてこういう本があります、と掲げた絵本が「ようこそ、こどものけんりのほん」(白泉社)。やさしいことばで大事なことが書かれています。
映画は「教員採用試験」を受ける人に見てもらいたい、と製作と宣伝のまほろばの方がおっしゃっていたとおり、先生になりたい若い人たち、今先生をされてて疲れていらっしゃる方々は特に!ぜひご覧ください。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文が毎年紹介されます。
市民局 国際平和推進部 平和推進課の説明によりますと
「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれているものです」
この誓い、祈りは今もちゃんと守られているでしょうか。
5日に公開された『夢みる校長先生』のトークを取材にシネスイッチ銀座に行ってきました。シネジャ作品紹介はこちら。
昨日は出演した校長先生たちが揃って登壇されたのですが、所用で行けず、尾木ママこと尾木直樹さんゲストの今日拝聴しました。
オオタヴィン監督との対談は上映の間の20分ほど。
その中で尾木ママが先にあげた碑文のことに言及。また、子どもファーストでなくてはいけない、子どもの権利についてこういう本があります、と掲げた絵本が「ようこそ、こどものけんりのほん」(白泉社)。やさしいことばで大事なことが書かれています。
映画は「教員採用試験」を受ける人に見てもらいたい、と製作と宣伝のまほろばの方がおっしゃっていたとおり、先生になりたい若い人たち、今先生をされてて疲れていらっしゃる方々は特に!ぜひご覧ください。
1989年国連が定めた「子どもの権利条約」では18歳未満を子ども・児童と定義。日本は1994年に批准。
4つの原則
・差別の禁止(差別のないこと)
・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・生命、生存及び発達に対する権利
(命を守られ成長できること)
・子どもの意見の尊重
(意見を表明し参加できること)
今年4月1日「子ども家庭庁」が発足しました。
https://www.cfa.go.jp/top/
子ども基本法(子どもの権利条約を取り入れています)
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon/
暑中お見舞い申し上げます(白)
暑い熱い夏です。
マスクしなくて良くなっただけましでしょうか。人が乗りあうバスや電車ではまだマスクの人が多いですね。
3日渋谷に出たついでに、6月16日にオープンした「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」を覗いてきました。
元渋谷東映のあったビルの7Fと9Fです。写真の許可をいただきました。
ロビーは照明を落として静かな雰囲気です。たくさんの映画のチラシが整然と並んでいました。トイレも広くて綺麗です。
記録的な大雨に台風、体温より高い外気温・・・みなさまご自愛のほど。(白)
マスクしなくて良くなっただけましでしょうか。人が乗りあうバスや電車ではまだマスクの人が多いですね。
3日渋谷に出たついでに、6月16日にオープンした「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」を覗いてきました。
元渋谷東映のあったビルの7Fと9Fです。写真の許可をいただきました。
ロビーは照明を落として静かな雰囲気です。たくさんの映画のチラシが整然と並んでいました。トイレも広くて綺麗です。
上映中の『大いなる自由』のコースター2種とマッチ。珍しいですね!
記録的な大雨に台風、体温より高い外気温・・・みなさまご自愛のほど。(白)