2024年02月19日

方向音痴で(白)

2月19日(月)

雨が降ったりやんだりの一日でした。
13時から代々木で取材の予定があり、30分も多く見積もって、地図も持って家を出たのに、駅で別の出口から出てしまい…あれれ??
一度お訪ねした事務所なので、大丈夫〜と宣伝さんに返事していたのに。。。頼みの地図は雨に濡れてにじんできます。目印が見つからないし、時間はなくなるしで大慌てで連絡しました。途中まで迎えに来てくれた宣伝さんに会えました。
お待たせしてしまったのは『青春ジャック、止められるか俺たちを2』の井上淳一監督(脚本・製作も)。『誰がために憲法はある』のときは千駄ヶ谷駅で反対方向に行ってしまって、やっぱり遅刻しちゃったのでした。申し訳ないやら恥ずかしいやら。

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(C)若松プロダクション
次の取材の方が来られるまで少し余裕があったおかげで、予定の1時間お話をうかがうことができました。映画は若松孝二監督と若い映画人を描いた『止められるか、俺たちを』の10年後。若松監督を引き続き井浦新さん、名古屋に若松監督が開いた映画館「シネマスコーレ」の木全支配人を東出昌大さん。田舎の映画青年・井上淳一を杉田雷麟さん、この映画のために生み出したヒロイン金本法子を芋生悠さん、ほかたくさんの出演者がこの映画を支えています。
★記事アップしました。こちらです。

★2024年3月15日(金)より全国順次公開!

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帰りは、初めの取材場所のはずだった若松プロ(水道工事で断水のため変更)まで足をのばしました。こちらは全然迷わず。ポケ活もしながら無事帰宅。(白)

posted by shiraishi at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

映画は観れなかったけれど・・・ (咲)

2月16日(金)前々から、高校の同級生から国立映画アーカイブ上映企画 日本の女性映画人(2)の『ねむの木の詩うたがきこえる』(宮城まり子監督)と『遠い一本の道』(左幸子監督)を観に行こうと誘われていました。『ねむの木〜』が、4時20分からなので、その前にランチをという約束でした。
前々日に、16日の夕方用事が出来てしまい、私は映画を諦め、ランチと散策だけ一緒に。本来の目的は果たせませんでしたが、お天気が良くてお散歩日和。

本所吾妻橋駅で待ち合わせて、言問橋近くの鮪が売りの上総屋でランチ。 
牛島神社から隅田公園を抜けて、東武線の鉄道脇のすみだリバーウォークを目指しました。

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桜のような梅が満開!
東武線の高架下には、お洒落なお店が並んでいました。東京ミズマチというのですね。
しばらく来ないうちに、ずいぶん綺麗になっててびっくり。

すみだリバーウォークを歩きながら、電車が来る音がするとスマホを向けてシャッターを押しましたが、なかなか思うように撮れませんでした・・・ (動画の方が音も入って迫力あり)

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隅田川沿いに吾妻橋に向かって歩いていたら、柵の上にじっ〜ととまってポーズを取ってる鳥。ゆりかもめでしょうか・・・ 

映画は観られなかったけれど、春を感じたいい一日でした。


【国立映画アーカイブ】上映企画
日本の女性映画人(2)――1970-1980年代

会期は、まだまだあります!

会期: 2024年2月6日(火)―3月24日(日)※月曜休館
公式サイト: https://www.nfaj.go.jp/exhibition/women202312/
posted by sakiko at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月14日

3月はアニメーション映画祭が2つ!!(白)

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画・亀田祥倫 着彩・三田遼子(WIT STUDIO)

◆東京アニメアワードフェスティバル2024
2024年3月8日(金)〜11日(月)
東京・池袋
コンペティション
 長編部門 4作品
 短編部門 26作品
トークイベント
https://animefestival.jp/ja/
★前売り券発売中 こちら

◆新潟国際アニメーション映画祭2024
2024年3月15日(金)〜20日(水)
新潟市内

長編部門(コンペティション)12作品
世界の潮流
レトロスペクティブ:高畑勲特集
オールナイト新潟
大川博賞・蕗谷虹児賞
イベント上映
トークイベント
https://niigata-iaff.net/
★チケット準備中

どちらも参加して、毎日レポしますね。
新潟は3泊4日で行ってきます。(白)
posted by shiraishi at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月04日

パレスチナを舞台にした『ピンク・スバル』の監督たちとアラブ料理を楽しみました (咲)

もう1週間以上前のことになってしまいましたが、1月27日(土)の午後、銀座のアラブ料理店「ミシュミシュ」でのイベントに参加してきました。
カフェバグダッドの久保健一さんと、映像ディレクターの比呂啓さんが企画した、「日本で食べるマクルーバ(アラブの炊き込みご飯)」の10回目にして最終回。フィナーレを飾って、イスラエル・パレスチナを舞台にした映画『ピンクスバル』の小川和也監督はじめ関係者が参加して、「パレスチナの思い出を語り合う」食事会というコンセプト。

『ピンク・スバル』 観たような記憶が・・・と思ったら、ちゃんと紹介していました・・・
http://www.cinemajournal.net/review/2011/index.html#pinksubaru
監督・脚本:小川和也
パレスチナ西岸地区に接するイスラエルの街タイベ。寿司職人のズベイルは、妹アイシャの結婚式の日に新車で彼女を式場に送りたいと、スバル・レガシィを購入するが、翌日、買ったばかりの車が跡形もなく消えてしまう。 アイシャは車が見つかるまでは結婚しないと言い出す・・・
パレスチナ西岸地区では車のディーラーが少なく、タイベの街の車泥棒による供給が重宝されているという車事情を背景にしていますが、人情やユーモアに溢れた楽しい作品。
2010年/イタリア・日本/アラビア語・ヘブライ語・英語・日本語/16mm/カラー/シネマスコープ/98分
後援:イスラエル大使館、駐日パレスチナ常駐総代表部
配給・宣伝:レボリューション  配給・宣伝協力:アップリンク

比呂啓さんによるメイキング映像(約30分)を観たあと、小川監督はじめ皆さんのトーク。
小川監督がパレスチナに関心を持つに至った原点は、9.11の時、比呂啓さんと一緒にニュージャージーにいたこと。その後、イタリアでのある出会いが、イスラエル&パレスチナを舞台に映画を撮ることに繋がったことを語ってくださいました。

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主演の小市慢太郎さんは、美術や衣装が思い通りにいかないアバウトさを楽しく語り、女優の川田希さん(写真左)はすぐに友達になれる素敵な人たちを肌で感じたと語りました。
エグゼクティブプロデューサーの田中啓介さん(写真右)からは、最初、三大宗教別に食事をしていたのが、日本人が入ったことによって皆一緒に食べることになって、あいまいな日本人だからこそ和をつくることができることが『ピンク・スバル』に参加して、一番感じたことという話が出ました。また、後援にイスラエルとパレスチナが仲良く並んだのも嬉しかったとのこと。
紛争のイメージばかりが伝わるイスラエル&パレスチナの人々の日常の姿が生き生きと描かれているのが、この映画のなによりの素晴らしさだったと、私も思い出しました。

さて、この日のメニューは・・・
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【前菜】ホンモス(フムス)、ババガヌーシュ(ナスのペースト)、ラブネ(ヨーグルトチーズ)            
【サラダ】タッブーレサラダ(イタリアンパセリやブルグルのサラダ)     
【温前菜】ファラーフェル(ひよこ豆のコロッケ)
【肉料理】海老とムール貝のタジン、コフタタヒーニ(アラブの棒状ハンバーグにゴマペーストをかけたもの) 

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最後に、お鍋をひっくり返す炊き込みご飯の「マクルーバ」
お鍋をトンカチで何度も叩いてひっくり返します。
それでも、鍋底に敷いていた茄子やトマトがくっついていて上手くご飯の上に乗らないのはご愛敬。
ヨーグルトに胡瓜を混ぜたものを一緒に食べると、なんともマイルドな味になって美味しかったです。

お腹が満たされたところで、今のパレスチナの状況を思い、申し訳なくなりました。
『ピンク・スバル』本編と比呂啓さんによるメイキング映像をセットでぜひどこかで上映してほしいものです。


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パレスチナの旗が掲げられた「ミシュミシュ」
東京都中央区銀座6-3-15 長谷第2ビル2F
posted by sakiko at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月03日

オーストラリア先住民映画祭

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2月2日(金)
明日一日限りの「オーストラリア先住民映画祭」のために、リア・パーセル監督とプロデューサーのベイン・スチュワート氏が来日して、取材させていただくことになりました。リア監督が脚本・主演も務めた『家畜商の妻 モリー・ジョンソンの伝説』は、1893年の南西部が舞台。当時の厳しい暮らしの中での先住民差別や女性蔑視、それに伴って起こる殺人事件と オーストラリア版西部劇な感じの作品です。
まとめた頃には、映画が終わってしまうのが残念。

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リア・パーセル監督はすらりとした長身で、若々しくエネルギーにあふれた方でした。北海道の先住民アイヌのこともご存じで、(暁)さんがちょうど渋谷で上映中の『カムイのうた』の紹介をしましたが、残念ながら日程に余裕がないので無理とのことでした。英語字幕もありませんしね。それにしても、映画祭ができるほど先住民の方が映画界に進出しているんですね。
この取材のときは話が出ませんでしたが、『家畜商の妻 モリー・ジョンソンの伝説』は、映画より先に戯曲を書いて、シドニーで上演されていました。これは翌日のトークショー冒頭でのお話、映画ではさらにラストのエピソードを追加しているそうです。
来年また映画祭開催が実現しますように。(白)

★インタビュー掲載しました。こちらです。
posted by shiraishi at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする