2025年03月23日

「第20回大阪アジアン映画祭」(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)に来ています(暁)

3月14日(金)から3月23日(日)まで開催されている大阪アジアン映画祭に来ています。今年は20回目ですが、7回目から参加しています。主に東アジア地区の作品が上映されていますが、東京まで来ない作品も多く、東京のアジア映画ファンもたくさん参加しているので、大阪に来ても顔見知りの人がけっこういます。
今回は19日〜23日までの参加です。当初、初日の14日から23日までの全日行くつもりで宿の予約はしてあったのですが、今年は大阪万博の関係で、21回目の大阪アジアン映画祭が8月29日〜9月7日にも開かれるというので、春は5泊だけにしました。というのは、春は6000円台で泊まれる定宿が8月は12000円台と倍なのです。なので、その5泊分のお金を夏にまわすことにしました。それにしても万博の時の大阪のホテル代の高さは半端ない。夏もせいぜい5泊かも。ということで5泊にしたはいいけど、観たい作品の上映が、主にテアトル梅田とABCホール(朝日放送TV)でバッティングしていて、いくつか諦めました。この上映会場の距離は、私の足では歩いたら30分以上かかるので、移動はタクシーを使うしかなく、今回は会場移動をせず、1日同じ会場の作品というチョイスをしました。それにしてもチケット争奪戦はここでも激しかったです。それで主にABCホール会場になりました。
この映画祭は冬と春の境目に開催されるので、毎年、オーバーで行くか春のコートで行くのか迷うのですが、いつも帰る時はオーバーだと暑くコートで行けばよかった思うので、今年はコートで行こうと思ったら、出発の19日、なんと東京では雪が降りました。この冬はほとんど雪が降らなかったのでびっくりしました。そして、もうこれはオーバーで行くしかありません。でも大阪に来て2日目にはやはりオーバーいらずで、かさばるオーバーを持って歩いています。やっぱり夜は寒いので。

ということで、19日から大阪に来ていますが、今年のオープニング作品上映が19日だったから、オープニングとクロージングは観たいと思い、この日程にしました。19日は冷たい雪が降る中、昼頃家を出て18時半からのオープニングセレモニーと、カザフスタンのミュージカル映画『愛の兵士』の上映です。会場のABCホールは満員。

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スペシャル・オープニング・セレモニー


映画祭を楽しんでいます。
映画祭鑑賞記はは映画祭コーナーにて紹介します。
観た作品は下記です

3月19日(水) ABCホール
18:30〜『愛の兵士』カザフスタンスペシャル・オープニング・セレモニー

3月20日(木)ABCホール
12:10団地少女(129分)
15:40私たちの話し方(132分)アダム・ウォン監督 香港 
19:10ラスト・ソング・フォー・ユー 香港 ジル・リョン監督 

3月21日(金)ABCホール
10:00バウンド・イン・ヘブン(109分)中国 フオ・シン監督
TAIWAN NIGHT
18:50イェンとアイリー(106分) 台湾 トム・リン監督 

3月22日(土)テアトル梅田 シネマ4
10:10 All Shall Be Well(英題)(93分)香港 レイ・ヨン監督 
12:20ブラインド・ラブ 失明(150分)台湾 ジュリアン・チョウ監督 
17:30タクリー・ジェネシス(146分)タイ チューキアット・ サックウィーラクン監督 

3月23日(日)ABCホール
10:00おばあちゃんと僕の約束(125分)タイ ウサー・セームカムさん 
16:05鬼才の道(110分)台湾 ジョン・スー監督 
19:15「桐島です」(105分)授賞式+クロージング・セレモニー 
posted by akemi at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月09日

イラン料理教室、絵本展、経済のお話でお腹いっぱい (咲)

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先週のことになってしまいましたが、イラン尽くしの週末でした。

2月28日(金)イラン・イスラム共和国大使館文化部(イラン文化センター)と港区共催の「イラン料理講習会」に参加しました。

メニューは、タフチーネ・モルグ、ミールザー・ガーセミー、マースト・オ・ヒヤール、シャルバテ・ザアファラーン (とカタカナ並べても何だかわかりませんよね)
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タフチーネ・モルグは、お米とお米の間にチキン(モルグ)をはさんで、ケーキのようにしたもの。おこげにするのがポイントです。お米にヨーグルトとサフランを混ぜて炊きます。大好きな料理です。
 
ミールザー・ガーセミー(ガーセミー王子): なぜ、この名前? なのですが、焼き茄子を細かくして、トマトと卵を炒めたイラン北部カスピ海に近い地域の料理。これも大好きな料理です。

マースト・オ・ヒヤール: ヨーグルトと胡瓜  塩味です。

シャルバテ・ザアファラーン: サフラン味の飲み物

昨年着任されたイラン文化センター長の奥さまが先生。ほかにイラン大使館の女性たちが3人。テーブルを回って、出来具合を見てくださるのですが、味加減や、火加減など、それぞれのこだわりがあって、やっぱり家庭料理ですねぇ。
お米の炊き具合のタイムキーパーをしていたのですが、先生が蓋を開けて、「あと15分」とおっしゃった時に、ほんとにあと15分でした。
それにしても、どの料理も手がかかります。時間も!

よくお会いする方、久しぶりの方、初めての方と、おしゃべりしながらの楽しく美味しいひと時でした。
映画『イラン式料理本』を是非皆で観たいね〜と。


◆3月1日(土)お昼
サラーム・サラーム20周年記念展へ
会場は、谷中銀座のエスノースギャラリー。

イランの絵本やイラストレーターを紹介する、ペルシャ語翻訳家の愛甲恵子さんと、美術家フジタユメカさんのユニット「サラーム・サラーム」が、20周年を迎えました。
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初めての絵本展は、京橋で開かれたのですが、偶然、お邪魔しました。愛甲恵子さんとも初めての出会いでした。
会場には、これまでの案内のDMが壁一面に。(それでも、すべてじゃないそうで!)
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イランのイラストレーターたちから届いたお祝いメッセージカードは、表と裏が見れるように、会場の真ん中に吊り下げて展示されていました。綺麗な手書きのペルシア語に見入りました。
愛甲恵子さんにもお会いできて嬉しいひと時でした。

◆3月1日(土)15時〜
シルクロード文庫主催 文化講演会『イラン滞在12年』元イラン三菱商事社長 梨本博 氏 
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2回のイラン駐在 通算12年強の、ナッシーこと梨本博さんのリアルなイランの経済事情や暮らしのお話。
この4月からイランに駐在する佐藤佳奈さん(日本エネルギー経済研究所)によるデータを見せながらのコメントも。
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梨本さんが見せてくださった写真の数々には、美味しそうなお料理もたくさん。見ているだけではお腹いっぱいには残念ながらなりませんが、あ〜イラン料理食べたい!と、前日食べたばかりなのに思ってしまったのでした。

最後の質疑応答で、イランの映画事情を質問した方がいて、梨本さん、なんと答えるか・・・と思ったら、私に振ったのでした・・・ やれやれ



posted by sakiko at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月07日

『いきもののきろく』初日舞台挨拶

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3月7日(金)
本日より公開の『いきもののきろく』舞台挨拶に駆け付けてきました。
2013年に撮影され、シネマスコーレで上映。その後、井上監督の宿題になったまま11年が経ちました。昨年10月に若松孝二監督13回忌イベントで一度上映。このたびテアトル新宿での公開が決まり、満席の観客を前に感無量のお三方。
原案&主演の永瀬正敏さん、当時は女子大生だったというミズモトカナコさん、井上淳一監督が登壇。司会は監督、ふりも返しも自分でなんでもやっちゃいます。
このときのようすを書き起こしたいのですが、ちょうど東京アニメアワードフェスティバル開催中。頭の中はアニメで満杯。もう少しおまちください。って公開は2週間予定。観客の入り次第で延長です。毎日のように舞台挨拶やトークが予定されています。みなさまぜひお出かけください。
俳優は主演の2人のみ。47分という短編で、少ないせりふは無声映画のように字幕です。主題歌が頭脳警察のPANTAさんの「時代はサーカスの象にのって」。最後に主演お二人のアフレコで大切な言葉が入ります。ここで涙腺ゆるみました。(白)
☆書き起こしはこちら

公式サイト http://www.dogsugar.co.jp/ikimononokiroku/
公式X https://x.com/K2v5Ri

井上監督がとってもまめに投稿
https://www.facebook.com/junichi.inoue.35
https://x.com/gomikari
posted by shiraishi at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする