2013年01月22日

1月21日月曜「ミッキーの映画日記」『よりよき人生』

カチンコ『よりよき人生』セドリック・カーン監督/フランス、カナダ/111分/2月9日より新宿武蔵野館他にて公開/http://yoriyoki.net/

 給食のコックをしているヤン(ギョーム・カネ)は1ランク上のレストランに職を求めていたが、どこも人手があったり、不景気だったりで雇ってくれない。
そんなとき9歳の息子がいるシングルマザーのナディア(レイラ・ベクティ)と出会い恋に落ちる。
ある日、3人で湖畔にピクニックに行くと、レストランに理想的な物件があった。
彼はすぐに電話をして買い取り交渉を始めるが・・・。

 ちょっと、ちょっと、待って、ヤンさん、あなた元手ゼロで開店を目指すなんて無謀すぎない?
カナダに行く彼女、ナディヤさん、あんたにも意見しなきゃちっ(怒った顔)、そんな無謀男に大事な息子預けていいの?
おばぁにはハラハラ作品。

でもまてよ。

 この二人は子どものころから毎日の生活の中で、積み重ねて覚えていく大切なことが欠落していた環境で育ち、今、この苦労を乗り越えて、初めて大人になっていく・・・そんなふうに思えばこの作品は納得できる。

 あっちこっち借金を頼み込む旅に、義父と同行する少年が可哀相に感じるが、
これはこの子にとって一番の生きた勉強になるのかとおばぁは思った。

この三人は貧しくとも「地道に暮らす幸せがどんな宝物にも勝る」ことを身をもって知り、
「大人」になって行くだろうと希望ぴかぴか(新しい)が持てた終り方だった。

posted by mikiko at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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