
38年間、実家で親のすねをかじり続けてきた芝二郎は、母親の作戦でニート生活から脱却。
ペットショップで働きながら、相棒の犬

だが、長年のニート生活でしみついたサボりぐせと減らず口で、同僚と衝突してばかり。
そんなある日、芝二郎は店長から「次へのステップアップのために」と

面白さを満喫しようと思ってこれをチョイスすると当て外れかな。
意外とシリアスで現実を見つめている作品。
主役・佐藤二朗さん、この方、演じているのか、ズバリ「地」なのかわからない。
あまりにもリアルで痛々しく感じる時もないではないが、
中盤から、彼なりに頑張って行く姿が、彼の歩調にあわせるように
無理なく進められているので安心して観られた。
性格俳優の佐藤二朗さんが好きだから、少しでも出てくる映画に「10点」はプラスしている。