2月23日土曜 名古屋駅西シネマスコーレで欲張りミッキー3本観る。

甘いマスクのダニエル・ウーの警官制服姿がたくさん拝めた。
『美少年の恋』を彷彿とさせるお姿にうっとり

最初のシーンは射撃大会から始まる。
射撃能力はルイス・クー演じるクワン(投資会社の敏腕社員)が腕が上。
クワンが1位で、ダニエル・ウー警官が2位。
そのクワンが、大会の帰りに偶然に現金輸送車の強盗団に巻き込まれ、
競技用の拳銃で犯人を射殺ってのがストーリーだが、
「裏には裏があり」で飽きることなく最後まで観られた。
※トリプルタップとは同じところに3発命中させる高度な射撃技術

ダイヤモンド強盗事件でただ一人だけ捕まり、仲間を売らなかったフィッシュは
6年の刑期を終えて出所。
家族はもう彼を必要とせず、仲間のボスが迎えに来ていた。
出所祝いにと、ただっ広い倉庫のような場所に和風?のしつらえよろしく寿司や刺身が用意されていた。
それも白人女性の美しい裸体の上に…。
集まっていた元仲間4人は個性的だが見るからに汚いやくざ者。
真っ裸の美しい姉ちゃんより、事件のどさくさで紛失してしまったダイヤモンドの隠し場所を早く聞きたいばっかりだ。でもフィッシュは知らないの一点張り。そこで拷問の数々。


あんだけひどいことやられていたフィッシュだが、しばらくして冗談言ってるなんて信じられない。
痛そうだが「痛いのを見せたい」演出でちょいとげんなり。
だが、最後のオチには「そうだったのか」と同情した。誰に?それは内緒。
千葉真一も少しだが重要な役で登場。
これで今年の(勝手に)寿司3部作は制覇した


元炭鉱の町・コールド・ロックは六年前に鉱山が閉鎖されてから錆びれる一方だった。
その地に、幼い子たちが次々と行方不明になる事件が発生していた。
この町で看護師をしているジェニー(コートニ−・バーム)はある夜、何者かにさらわれた子を追って行くが見逃してしまう。
これは予想だにしなかった終わり方だった。
いい意味ではなく「人間って、ここまで世のため人のためと、思い込んで行動できるんかい?」と思った。
一言でいえば「勘違いおせっかい映画」だ。でも映画自体は面白い。
パスカル・ロジェ監督は初長編でこのレベルだから先が楽しみ。
今日の3本。千円なら損はしない作品揃い! これは褒め言葉?!