2013年04月12日

『李藝 最初の朝鮮通信使』完成報告試写会で李藝の子孫の方たちにお会いする (咲)

10日、日韓共同製作ドキュメンタリー映画『李藝 最初の朝鮮通信使』の完成報告試写会が駐日韓国大使館 韓国文化院ハンマダンホールで開かれました。続々到着するゲストの方たちを笑顔で出迎える総合プロデューサーの益田祐美子さん。舞台挨拶で、「一時は複雑な状況の中で撮影を中断し、どうなることかと悩んだこともありましたが、皆様のご協力で完成させることができました」と感無量のご様子でした。
思えば、李藝(韓国語読み:イ・イエ、日本語読み:りげい)の人生を映画化したいと聞いたのは、2011年5月、日韓合作ドキュメンタリー『海峡をつなぐ光 〜玉虫と少女と日韓歴史ロマン〜』完成の折に乾弘明監督と益田祐美子さんにインタビューした時のことでした。益田さんは、「ぜひヨン様を李藝に。彼が恋をしたという日本人女性は私をモデルにね!」と、大きな夢を語っていらしたのですが、ドラマではなくドキュメンタリーとして製作。ナビゲーター役に、ドラマ「太王四神記」でペ・ヨンジュンの敵を演じたユン・テヨンを起用されました。
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李藝は、朝鮮王朝前期(日本は室町時代)に朝鮮通信使として活躍した人物ですが、その動機は、8歳の時に母親を倭寇に拉致されたことだったと聞き、胸が痛みました。生涯で40数回日本を訪れたのですが、母親は見つけられなかったものの、拉致された朝鮮の人たち667名を国に送還したとのこと。映画は、李藝が何度も往復した地を辿りながら、その人生を追うものでした。
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上映後、乾弘明監督、ナビゲーター役のユン・テヨンさん、ナレーターを務めた小宮悦子さんが登壇。完成した映画への思いを語りました。
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最後に、中村玉緒さんから花束贈呈。益田祐美子さんが製作を手掛けている『瀬戸内海賊物語』で村上水軍の子孫を演じているご縁。玉緒さんは「李藝が亡くなられた年である73歳というのもご縁を感じます」と元気に語りました。
さて、この日、日韓両国の映画に携わった方々を初め、鳩山由紀夫元内閣総理大臣ご夫妻、ファッションデザイナーの山本寛斎さんなど多彩なゲストが会場に詰めかけました。中でも圧巻は、89歳になる18代子孫にあたるイ・ビョンジクさんを筆頭とする李藝の子孫の方々。族譜を大切にする韓国の人たちを目の前にして感無量のひと時でした。IMG_8393 rigei sison.JPG
左から李藝の子孫の方々、益田祐美子さん、乾弘明監督
posted by sakiko at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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