2013年04月20日

ヤコブへの手紙(2009フィンランド クラウス・ハロ監督)に感動 (海)

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主な登場人物は3名でこんな素晴らしい映画ができる
年老いた盲目の牧師、終身刑から恩赦で釈放され牧師の家で家政婦をする女性、それに唯一外の風を運んでくる郵便配達。
舞台はフィンランドの片田舎。美しい緑にやわらかな陽の光。ぬくもりのある石の家。
たんたんと話しは続くが、ときどきサスペンスあり。たんたんと進行しながらも、登場人物は変化し、内容もどんどん濃くなっていく。いい映画は突然涙があふれ出るが、これがそれ。
泣かすぞ、泣かすぞってあざとさがない。ストーリーも無駄がなくシンプル。
でも心が揺さぶられるんだなあ。
ネタバレになるから言わないけど、私が追っているテーマもこういう角度から描くこともできるんだあ、と感心した。
映画って本当にみて無駄だった思うことがない。ていうのはちょっとウソ、損したと思うことの方が多いけれど、いい映画をみたあとはしばらく幸せな時間に浸ることができる。
映画祭で賞もとってるし、話題になった映画かもしれないが、私、はじめてみました。
posted by izumi at 19:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうです!名作です!
この年のベストテンにたくさんの方があげていました。
最後、涙がこぼれてしまいコンタクトがずれた記憶があります。
Posted by ミッキー at 2013年04月24日 01:59
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