
1970年頃のオーストラリアが舞台。子どもの頃から波に親しんできたアンディとジミーの兄弟は、暴力をふるう父親から逃れて、母親と3人で海辺の町で貧しく暮らしていた。
ある日、町に流れてきたJBという車で旅暮らしをするサーファー・カメラマンと出会い、兄はサーフショップ、弟はサーファーとして生きるきっかけとなる。
実話だ。波乗りシーン+生きていく辛さ+家族の再生がバランスよく描かれていて、人生も大波小波を乗り越えていくんだと感じさせる青春映画でもある。
母親役のロビン・マルコムさんの、息子たちを見守る眼差しや、生活感あふれる姿、ほとんどノーメイクのお顔に役者魂を感じた。


アニメと聞いて迷ったが、続きで試写があったので観た。こんな風変わりで面白いものとは思いもしなかった。設定もいいし、大笑いじゃなくが

ブッダ(声・星野源)とイエス(声・森山未來)は、世紀末も無事に終わったので下界に降臨して自由な日々を送っている。なぜか、お住みになっているのが東京の立川市。古いのアパートでお二人様は共同生活だ。
ブッダ様はお金にシビア、イエス様は衝動買いしてしまう。お互い相手に気を使っているが性格は正反対。そんな二人が仏や神様だとばれないように生活する。
気軽になんていったら

宗教間でイザコザが絶えない世の中だが、こんなふうにいけたらいいなぁ・・・。

ロジャー・コーガン監督と並ぶアメリカン・インディペンデントの監督さん。
スポーツジムで掃除夫をしているいじめられっ子のメルビン君が、客のイタズラで核廃棄物の桶に落とされて

醜い姿になったが、悪事を働く人をやっつけたり、人助けをしたりして街の謎の英雄になってしまう。
本当に情けないお顔のメルビン君。だがよくしたもので盲目の

観ながら「なんでこんなバカバカしいの観てんだろう」と思いつつ最後までいたが、体重オーバーで減量したいおばぁにとってよかった作品。でも普通感覚?の方にはとてもオススメできない。

ニュージャージー・トロマヴィル郊外。フライドチキンのチェーン店「アメリカン・チキン・バンカーズ」の新店舗がトロマホーク族の墓地跡地にオープンすることになった。
店の前では、先住民の神聖な土地で鶏を虐殺する企業の出店に反対するデモが行われていた。
高校を卒業したばかりで無職のアービー(ジェイソン・ヤチャニン)は、わけもわからずそのデモに参加していたが、高校時代の最愛のガールフレンド・ウェンディが過激な動物愛護団体のメンバーとしてデモに加わっていた。それもレズビアンになっていて・・・。
こちらの作品の方も「きったない+残酷」だが、見どころはあった。突然ミュージカルになるのだ。奇妙だけど、呪いのかかったハンバーガーを食べると「肉たべた〜いゾンビ」になってしまうが、そんなゾンビがいっせいに踊り出す場面はさすがトロマ映画。
これも食欲は確実になくなるからダイエット中の方のオススメ。
こんな残酷・汚い・とんでもない!作品だがお金はかかっているのがわかる。
小道具さんが汚いもの作って、後片付けもするんだろうか・・・
