2013年08月24日

8月22日木曜 「ミッキーの映画日記」 心臓に悪い2つの作品

カチンコ『タワーリング・インフェルノ』ジョン・ギラーミン監督、アーウィン・アレン(アクション・シーンの監督)/アメリカ/1974年/名古屋TOHOシネマズ 午前十時の映画祭

サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル「グラス・タワー」が落成の日を迎えた。設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)はこの仕事を最後に都会を離れて、田舎に帰る予定にしていた。

ロバーツは、落成式典に来た婚約者スーザン・フランクリン(フェイ・ダナウェイ)にその話をするが、仕事が面白くなったスーザンは即答しなかった。
そのころ、手抜き工事バリバリの「グラス・タワー」の荷物置き場のヒューズから火が出て煙が立ち昇っていた。

・T先生のオススメ作品。火が出てるが気がつかない時間が長く長く感じてイライラ。
もう、ダッシュ(走り出すさま)駆け出して行って、初期消火ならこれで間に合う!と、持参したペットボトルの少量の水で消せそう・・・と思ったくらいだ。

 危険を知らせても「このビルは大丈夫」と取り合わないし、パーティの客はそんなことつゆとも知らず、各々の思惑を抱えて楽しんでいる。

でも時がたち、火がまわると、もうひっちゃかめっちゃか!
こんなにやわいのか?足や椅子でガラスが割れる?などツッコミ満載だが、グッド(上向き矢印)カッコいいマックイーン消防指揮官や設計責任者のポール・ニューマンぴかぴか(新しい)が一生懸命だから、口をつぐもう。

マックイーンが言った「高さを競うビル火災はこれからも多くの人の犠牲を出すぞ」という台詞に「9・11」のことを思った。今から約40年前の映画だが、今を予測しているような作品だった。

※『ザ・タワー 超高層ビル大火災』韓国のキム・ジフン監督/ソル・ギョング主演の作品が一日も早く観たくなった。(シネマート新宿で上映中だが名古屋は9月中ごろ)

カチンコ『高速ばぁば』内藤瑛亮監督/スコーレ
 テレビ番組の企画で廃虚となった老人ホームに来たアイドル・ジャージガールの3人は、
高速で走る老人を垣間見る。それからいろいろなモバQ怪奇現象に襲われるが、周りのマネージャーやディレクターにも異変がおきてバッド(下向き矢印)・・・。

『先生を流産させる会』の監督さん。
ホラーの恐さは特別のものではない(と、思う)が、ばぁばの形相などの特殊メイク(特殊メイク:百武朋氏)がよかった!
それと高速は走る速度でもあるが、若い女の子が高速で「老けていく」という、
考えただけでも「超恐怖」になってしまうことも描かれていると感じた。
そう思うと、これ、心臓に悪い!

※ミッキーおばぁは「顔も知能も」低速ばぁばだぞ〜!
posted by mikiko at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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