11/14から始まったシドニー日本映画祭。23日は日本で公開中の『くじけないで』の上映日。なんと、深川監督と主演の八千草薫さんが舞台挨拶もあったのです。
シドニーは雨のせいか、85%の集客。
ご高齢の八千草薫さんがお見えになるというのに、主催者側は100%にする努力をすべき

さて、『くじけないで』上映前に舞台挨拶。
八千草薫さんは思った以上に小柄でそして


前日にシドニーに到着され、シドニー湾のブリッジからそしてオペラハウスを見て懐かしかったとお話されました。オーストラリアは三度目で一度はパース、二度はシドニー。
毎回舞台挨拶のときは、ご本人を目の前にしてからスクリーンでさらに同じ方を見る不思議さを感じました。
映画は何度も

映画のあと、質疑応答があり、会場から質問で、
どのシーンが印象的か?という質問に、八千草薫さんは「武田鉄矢さんに詩を教えてもらいながら口喧嘩するシーンと、一番最初のシーンで夜中にドアを開けようとはいずって玄関まで行ったシーンを何度も納得いくまで時間をかけて撮ったため、印象的でした」と、優しく柔らかい口調で答えてくださいました。
八千草薫さんの雰囲気は、まさに主人公の柴田とよさん(駄目な息子にも叱ることない仏様のようなお母さん)そのものでした。(フィリップスかおる)