忙しい合い間をぬって、インタビューの時間をいただきました。
イランの人の暮らしと共にある詩。「人生の指針としている詩人は?」と伺ってみました。
「人生哲学はモーラーナ(ルーミー)、旅している時にはサアディー、悲しくなった時にはオマル・ハイヤームに助けを求めます。過去はどうでもいい、今一瞬を楽しめばいいという言葉に助けられます」(この後もまだまだ詩人の名前が・・・) そして、「イラン人にとって、革命前のヒーローは詩人だったけれど、革命後のヒーローは映画監督かもしれない」とおっしゃるので、「監督もまさしくイラン人にとってのヒーローですね」と申し上げたら、「過去のね」と謙遜されました。
現在、ロンドンを拠点に世界各地で映画作りをされているマフマルバフ一家。「いつかまたイランで撮ることができるようになったら、どんな映画を?」と伺ってみました。「イランにはたくさんの物語があります。誰も聞いたことのない話で、他の国の人々の為になる映画を作りたい」と力強く語ってくださいました。
インタビューの詳細は後日、本誌で!
東京フィルメックスは、12月1日まで続きます。
林加奈子ディレクターが、開会宣言で、「今年の作品はほんとに凄いです」と力説された通り、今まで観た作品、どれも素晴らしいです。ぜひ有楽町に足をお運びください。
詳細は公式サイトで!
http://www.filmex.net/
私は12月2日からの中国インディペンデント映画祭まで、名古屋で大人しくしています。