2015年01月10日
70年目の原爆の日の公開をめざす日本イラン合作映画『千羽鶴(仮)』 (咲)
6日、父と国立劇場で初春歌舞伎公演「南総里見八犬伝」を楽しみました。ロビーには鏡餅が飾られ、開演前には獅子舞もあって、お正月の雰囲気たっぷり。
この日は、20歳の学生さんも一緒。彼は高校生の頃から学徒出陣経験者に聞き取りを続けていて、同窓である父と知り合ったという縁。よく電話を取り次いでいたのですが、初めてお会いしてみたら、実に好青年。戦争体験者から話を聞くことができるのは、もう時間との勝負。このような若い方たちがいることを頼もしく思いました。
今年は終戦から70年。もうそんなに年月が経ってしまったのかと思いますが、父を見ていると学徒出陣しなければならなかった時代への思いがいつまでも重くのしかかっているのを感じます。世界を見渡してみれば、各地で争いは絶えません。
そんな折、イラン映画の日本への紹介でお馴染みのショーレ・ゴルパリアンさんから、日本イラン合作映画『千羽鶴』の案内をいただきました。
広島平和記念公園に銅像があるサダコさんの話を読んだクルドの女の子が、おばあさんになったサダコさんを探す物語。
平和を願って今年の原爆の日の公開を目指しているのですが、まだまだ資金が足りないとのこと。心も懐もあたたかい方、ぜひよろしくお願いします! (残念ながら懐が寒い私!)
下記のサイトに映画の情報とクラウドファウンディングについてアップされています。
http://justgiving.jp/c/11356
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック