今回は、珍しく1回目の編集日にほとんどの原稿が揃っていたので、まさに最終点検。
今回は、2014年ベストテン特集なので、ほかの人がどんな映画を気に入ったのかも、興味津々。4時頃には点検も終えて、Sさん手作りの美味しいお料理をいただきながらおしゃべり。美さんが、大阪アジアン映画祭のために、1泊2200円のホテルを予約した話などで盛り上がりました。
2014年ベストテンや東京フィルメックス報告などを掲載した93号は、来週後半(2月末)には出来上がる予定です。お読みいただければ嬉しいです♪
もう少しおしゃべりしたい気持ちもあったのですが、この時間なら、6時半からの試写に間に合う!と、美さん暁さんと3人で渋谷アップリンクへ。
1982年製作のアメリカ映画『ワイルド・スタイル』。ヒップホップというムーブメントが生まれた瞬間を切り取った伝説の映画。DJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティ・アート・・・ ヒップホップがいろいろな要素を持っていることを今さらながら知りました。

★2015年3月21日(土) 渋谷シネマライズほか全国順次公開
その後、まだ頑張れる!と、暁さんと2人で20時50分から新宿K’sシネマで「ヴィンセント・ムーン映像詩、冬」シリーズの『ウクライナ・クリミヤ・コーカサス』も観てしまいました。こちらは、伝統的な民族音楽が、その地その地の風物を背景に奏でられる素敵な映像詩でした。アルメニアでは、大アララトと小アララトを背景に、グルジアでは旧市街の町並み、アブハジアでは破壊された建物も。圧巻はチェチェンのイスラム教徒の男性たちが大勢で集って神と一体になって陶酔の境地に達する姿。男性たちがつばのある帽子を被っていて、一見、ムスリムだと思えませんでした。これもスーフィズム。
素晴らしい映像の数々に珍しく一睡もせず、固唾を飲んで見守りました。
いや〜ほんとに、一睡もしないで映画を観終えることがほとんどない今日この頃。情けないです・・・・