2015年07月01日

『Beauty of Tradition-ミャンマー民族音楽への旅-』トークショー

6/27(土)公開初日に大石始さん(ライター)と川端潤監督のトークショーがありました。進行は佐伯誠さん(インタビュアー)
ポレポレ東中野にて
左から佐伯誠さん(司会)、川端潤 監督、大石 始さん.jpg

左から佐伯誠さん(司会)、川端潤 監督、大石 始さん

作品紹介
これまで日本ではほとんど紹介されることのなかったミャンマーの伝統音楽。ピュアなミャンマーの伝統音楽を残したいという想いで、2013年4月から5月の40日間、ミャンマーの最大都市ヤンゴン、その中心部から離れたプロデューサーの自宅に併設されたスタジオに機材を持ち込み、録音。アーカイブとしても非常に価値のある音源CD制作。その一部始終を撮影した貴重なドキュメンタリー。
全ての演奏は現地の演奏家によるもので、収録曲はおよそ100曲。その中でサインワイン、フネー、チーなどの楽器の演奏風景を中心に描かれる。ミャンマーの伝統楽器をミュージシャン達がどの様に演奏し、歌い、考え、悩み、相談してレコーディングしていくのかが描かれる。
伝統音楽を知らしめたいというこの試み。僧院やヤンゴン芸術大学の若者たちの姿も出てくるし、ミャンマーの正月の水かけ祭りの様子も収められ、変貌しつつあるミャンマーの現状も見えてくる―。
公式HP http://www.airplanelabel.com/myanmar/
シネマジャーナル作品紹介
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/421161156.html

「ひょんなこと」をキーワードにトークショー
左から佐伯誠さん(司会)、川端潤 監督、大石 始さん2.jpg
ひょうんな出会い、ひょんなことから始まったミャンマーでのレコーディング。
「サインワイン」という楽器のことがひとしきり話題に。21の太鼓から作られていて、バーカッションのようなメロディを出す。宇宙的な感じ。チューニングの方法は漆などを塗ったりして面白い。リズムがよれていたり、音が外れているように感じたりもするけど、決めの部分はあるので、全体でこういう音なんだとわかる。
これまで、ミャンマーの情報はほとんどなかったし、ミャンマーの人自身が、アーカイブ(保存記録)されていなかったと思うので、今回の企画はとても貴重。
文献を通してではなく、映像で観ると、ミャンマーにどんな音楽があるか体感できる。
今回はミャンマーの伝統音楽を収録しているのだけど、ミャンマーの若者は、今、海外から音楽がどんどん入ってきて、海外の音楽にあこがれている部分もあるのでは?
今回の映像は水かけ祭りや、街中の光景もずいぶんあり、物売りの声とか、雑踏、ノイズなど、ミャンマーの空気感にあふれている。
水かけ祭り、雨の音、川など、アジアの湿気のよさが伝わってくる。
今は、ミャンマー=ヤンゴンが、すごい勢いで変わっている時期。その貴重な時期を描いていると思う。
というようなことが話されました。
なおヤンゴンとは「戦いの終わり」という意味だそうです。
サインワイン補正_R.jpg
サインワイン

竪琴_R補正_R.jpg
ビルマの竪琴
(c)株式会社プロジェクトラム

私自身も、この映画を観て、「サインワイン」という楽器に、「これはなんだー!」と心惹かれました。この楽器の中に入って演奏するという演奏スタイルも面白いと思いました。太鼓を使った楽器が多いなと思いましたが、他の東南アジアの国の楽器とも共通するようなものもあり、とても興味深かく感じました。「ビルマの竪琴」も出てきて、こういう形、音の響きの楽器だったんだと驚きました。ハープに近いかなと思いました。(暁) 
posted by akemi at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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