今年で12回目。第一回に参加した時には、まだフィルム主体の時代でした。デジタルで作った作品もフィルムに焼き直して映画館で上映するという状態だったのが、今や映画館の97%がデジタル上映とか。これほど早くデジタル主体の時代になるとは・・・!
長編部門、短編部門、アニメーション部門の監督と審査員が一堂に会しました。
オープニングに上映されたのは、地元川口を舞台にした『鉄の子』。
映画祭の一つの目的は、若手映像クリエイターの発掘・育成支援。それを初めて形にした作品で、映画祭実行委員会が主体となって製作。監督は過去本映画祭ノミネート経験もある期待の新鋭、福山功起監督。
左から福山功起監督、佐藤大志、田畑智子、「ジョンミョン、舞優、スギちゃん
物語は、親の再婚でキョウダイになった小学生二人の離婚大作戦。監督が、「自分の経験を元にした作品で、佐藤大志くんが自分の若い時」と言えば、スギちゃんが、すかさず「そんなに可愛くなかっただろう!」
結末は思いもかけないものでした。いずれ一般公開されますので、お楽しみに!
鏡割りでは、『鉄の子』のお母さん役の田畑智子さんを慕って、子役の二人も駆け寄りました。佐藤大志くん、ほんとに可愛い! 映画の中では、ちょっときつい女の子役の舞優ちゃんも、素の姿は愛らしい女の子でした。
今回、ぜひお話したいと思っていたのが、審査員のメブルット・アッカヤさん。アメリカ在住のトルコの方です。2011年、スキップシティ国際Dシネマ映画祭のオープニングで上映された『昔々、アナトリアで』を、当時観られなくて、やっと先日、新宿で観ることができたことなどお話したら、「ジェイラン監督とは友達」と、にっこり。一昨年、東京国際映画祭で上映された『沈黙の夜』にも関わっておられたそうです。
映画祭は、26日(日)まで続きます。
毎年、秀作揃いで、遠いのもなんのその。頑張って通います!
川口駅からは、20分おきに無料シャトルバスがあるので、楽々到着できます。
詳細は公式サイトでどうぞ!
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/422167780.html