お隣は、今回もインド映画本。でも、夏コミケの時とは違う、初参加の関西の若い女性たち。塚口の映画館でマサラ上映を楽しんでいるそうで、シャルワールカミーズ姿。シク教徒のアクシャイ・クマールのファンとのこと。しばしシク教の話で盛り上がってしまいました。
さて、売り場の設営。インド映画掲載号を、お隣のそばに並べてみます。(他力本願!)
店ができあがった頃に、読者のNさまが到着。(グループに3枚、9時までに入場できる通行券が発行されるのです。)
レスリー・チャンのファンの集まり「哥哥的一天」でお馴染みの写真家・島津美穂さんが今回もコミケのボランティアスタッフで入っていらして、美味しいチョコレートの差し入れをしてくださいました。(神戸の私の生まれた家の近くのお店のもので嬉しい♪)
ミッキーさん差し入れのサンドイッチをさっそくいただいているうちに、開場時間の10時。静かな拍手が会場いっぱいに広がります。
5分もしないうちにお客様。顔馴染みの広島の映画青年。今回も配置場所が少し離れてしまいました。その後も次々に覗いてくださる方と映画談義。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、映画の日で安い1月1日に観ますというSF好きの青年。
知人の日本人監督がサイパンでアメリカ資本で映画を撮っているという女性の方。
タイ映画が面白いというおじさま。
中学生の時に先生がインド映画のDVDを教室で見せてくれたのがきっかけでインド映画に興味を持ったという青年。(いや〜 いい先生!)
ロシアや東欧の特集をぜひ組んでくださいという青年。キルギス映画のことを掲載した号をお買い求めくださいました。ジョージア(グルジア)映画の掲載号もあったのを忘れてました。しまった〜!
「作りがしっかりしているので」と新刊購入のお顔に覚えのある青年。この言葉は嬉しかったです。
「どんなサークルですか?」と若い男性に聞かれ、「1987年に女性3人で始めた映画誌ですが、生まれてませんよね?」と答えたら、学生さん! シネジャの創刊は彼の生まれるはるか前でした。興味津々でシネジャを手にとってくださったのですが、明日もコミケに来るし予算が・・・とつぶやかれたので、思わず学生割引にしてしまいました。
午後、ドニー・イェン本を作っている香港映画ファンのご夫妻が二人そろっていらしたので、あれ?っと思ったら、「今回は落ちました」と出展できなかったそう。
夏コミケに来られなかったと、1年分3冊まとめて買ってくださった女性。
こんな感じで、わりとまんべんなくお客様が続いている合間にも、差し入れのおにぎりやお菓子を食べ続けていたら、1時半ごろ、高校の同級生の男の子(今はもちろん私と同じシニア世代)がふいに現われました。 前日、facebookで宣伝した時に、「寄れませんが頑張ってください」のメッセージをいただいていたので、まさか来てくれるとはとびっくり〜
ずっと座りっぱなしだったので、同級生と一緒に会場を回ってみました。コミケ初体験とのことで、興味を持ちそうな旅本のコーナーを確認したら、シネジャの東地区とは離れた西地区。近道への出口まで送っていったら、出口近くで、そもそもコミケ出展を勧めてくださった友人夫妻にばったり! 今回、前もって連絡するのを失念してしまって、朝、彼女のサイトを確認してみたら、家の改装中。もしかして出展してないのかと思っていたのですが、運良く会えました。西地区に行くというので、同級生を彼らに託してお別れ。
戻ってみたら、30分ほど席をはずしている間に、3冊売れていました!
ちょうどシネジャの千絵さんが古河名物のかりんとうを持って陣中見舞いに。
今年最後の映画を観に行くという彼女を見送った後、隣のインド本から流れてきてくださった豊橋の映画サークルの男性の方と話したりしているうちに3時。
4時まで出展権利はあるのですが、次の夏コミケの出展費用も確保できたので撤収!
お買い求めくださった方、興味を持って覗いてくださった方、差し入れをくださった方、ほんとうにありがとうございました。 お陰様で、よく食べ、よくしゃべったコミケでした。これだからやめられない。夏コミケもどうぞよろしくお願いします♪