平和が長く続いていたアゼロス王国は、恐るべき種族に侵略され戦争勃発の危機にあった。侵略者は「オークの戦士たち」で、滅びゆく自国を捨て、アゼロスに新た定住地を求め侵攻して来た。
人間たちは自分たちの国を守るため立ち上がり、オークとの全面戦争を決意する。だが人間との戦いに疑問を持つ一人のオークは、この争いを避けるためにある決断をする・・・。
シュミレーションゲームなどミッキーはとんと縁はないが、この「ウォークラフト」は世界で絶大な人気を集めているらしい。
大画面の景色、巨大なオークの動きはゲームさながらの平面的な印象を持ったが、3Dなどの奥行き画面に慣れている目からは新鮮に感じた。
戦争物でも「絶対悪」があるわけではなくて、人間世界とオークが互いの存亡をかけて「剣と魔法」で戦う展開で、オークだけではなく、エルフやドワーフも出てくる。
戦いのシーンは映画の3分の2以上の時間をかけていて見応え十分。人間もオークも生活の中で、子や女たち、手下や仲間に野蛮な振る舞いはなかった。
人間は力は劣るが「智恵と信頼」で戦い進んでいくところが見どころだと思う。
ただ、ダニエル・ウーさんの端正なお顔は、ツノ、武器、特殊メイクで100パーセントわからなかった・・・それが😰悲しかった。
☆監督さんは『月に囚われた男』の方でデヴィッド・ボウイさんの息子さん。